わかる!ツンデレ!

作者 奈名瀬朋也

75

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★★★ Excellent!!!

ツンデレ。私はツンデレについて、よく分からず生きてきました。
しかし……!作者様のツンデレ研究を読ませていただき、ツンデレの奥深さを目の当たりにしました。
世の男性で、何故ツンデレ好きを良く見かけるのだろうと不思議に思っていたことが、この記された作品でまるっと解決いたしました。
それほど、作者様の人間観察といいますか、デレの入れ加減での女性の変化がこんなにも素晴らしくわかりやすく、目からウロコの気分でした。
アイスを買ってもらった時のヒロインのデレ度が加えられた時の変化は微笑ましくてなりませんでした。

★★★ Excellent!!!

「ツンデレとは何か?」という追求を、「生きるとは何か?」と追求する哲学にまで高められて、本当にすごい!

正直、ツンデレを軽視していた私でも、わかるわかる!と共感できる内容に、顔が緩みかねません。
(最新話まで読んでませんが)

読み進めていくうちに、作者様のツンデレ愛に、私はきっと感化されるでしょうなぁ(楽しみ)

★★★ Excellent!!!

ツンデレへの愛を感じれるとても良い作品です。
これだけツンデレについて熱く語れる人が私の周りには居なかったので、私がそう思っているだけって可能性も無くはないですが、私にはそう感じれました。


ここからは、私個人の感想として書かせていただきます。

『ツンデレをメソッド化出来る』については素直に納得出来ない部分がありました。

ここでの『ツンデレのメソッド化』のメソッド化は『個一人』のツンデレ全てに掛かるものとして見ています。

世の中には性格診断なるものがあります。
その中でも奈名瀬さんのように行動をメソッド化、数値化した性格分析テスト『エゴグラム』と呼ばれるものがあります。
これは人の心を5つの土台に分けて、その組み合わせから性格を読み取ると言った代物です。
たかだか5つの土台と侮る無かれ、これはしっかりと真面目にやると、驚くほどの精度を誇ります。
ちょっとした心理学者ならそれを見ただけで、漠然とですが、幼少期の育ち方から、両親の性格まで言い当てる事も可能です。
ただ、やはりと言ったらいいのか、どうしても欠点と言うものが出てきます。
それが、『断片的』な性格しか読み取れないと言った現象です。
勿論この『エゴグラム』は断片的な性格を読み取るものとして開発されたのではなく、性格そのものを読み取る為に開発されたものです。
何故このような事が起きるのかは、理由は二つほどあります。が、一つはこの話に特に関わらないので省かせていただきます。

その理由は土台の少なさです。

5つしかないんです。少なすぎますよね。
だから、土台の数を10……20……あるいは100はたまた1000と増やして行けば、最終的には性格をまるっと全て把握出来るとは思います。
ですが、先ほどにも申し上げましたが、この『エゴグラム』5つの土台でかなり読み取れます。
どれ位読み取れるのか、かなりと言われても漠然と… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

■第二版レビュー(2016.06.24)■

○1:はじめに――
最初にレビューした当時、『わかる!ツンデレ!』は「第二幕」の2項目が最新話だったのですが、新たな更新で「第三幕」以降が公開されました。
そこで改めて、「第三幕」の内容を中心に所見を述べさせて頂きます。

○2:所論における前提――
根本的な部分ですが、哲学や法律の学術問題に複数の学説が併存しているケースが間々あるように、「ツンデレという概念をどのように分析するか」という問題にもまた、様々なアプローチが存在していると思います。
そういった中で、この創作論で(特に第三幕以降)作者さんによって述べられているツンデレ論は、「定義化肯定論」の一種として位置付けられるものだと推察されます。
当レビューでは、失礼ながら便宜上この理論を、(第三幕本文中の例示に倣って)作者さんの他作品からヒロインの名前を拝借し、以下「浅緋メソッド」という名称で考察していくことをご了承ください。

○3:【行動原理とバックボーン】を支える【情報の集積量】――
さて、「浅緋メソッド」は、定義化肯定論に類するツンデレの捉え方として、かなり高度かつ高水準の理論であります。私見ながら、この種の理論の中では、現時点におけるベンチマークとなり得るもののひとつではないでしょうか。
取り分け「浅緋メソッド」の秀逸な部分は、ツンデレの本質を人物の「行動原理とバックボーン」に求めたところでしょう。
具体例を拝読して個人的に印象深かったのは、「徹底して作り込まれたキャラクターの場合、その『行動原理とバックボーン(及びそこから発生する行動指針)』を支える情報量も細分化・膨大化し、また比例的に処理方法も複雑化する(以上要約)」という論旨です。
換言すると、「浅緋メソッド」におけるツンデレの基礎は、「情報の集積量によってキャラクターとしての深度が左右されている」わけです… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

個人的にあまり、気にも留めなかったキャラ「ツンデレ」。

作者のツンデレ愛故の解析力と言いましょうか。確かに、言われてみればそうなのかもしれない……と、おおよそ2000文字でなんとなく納得したというかなんというか。
作者自身の考えがこれ以上にあると思うので、論文とか書けばいいと思いました。割と真面目に。はい。

★★★ Excellent!!!

内容は、とにかく読みましょうとしか言いようがない。

しかし、この短い文章の中に押し込まられた、作者のツンデレへの偏執――もとい、愛情は相当なものである。
これを読めば、きっと皆さまの今後の創作活動の一助となること請け合いである。

――って、わざわざレビュー書いてあげたけど、別に私は、作者さんを褒めたくってこんなこと書いてるんじゃないんだからねッ!?
もう、勘違いしないでほしいわ!(ぷんすか)



などとふざけていたら、凄まじく実用的な内容に仕上がっています。
何故安っぽく薄っぺらいツンデレが溢れたのか、その理由はというのが、ここには明確に書かれています。
ツンデレに関わらず、是非ともキャラクターを前提に物語を書くかたは読んで頂きたい。