「短編 女主人公」を含む小説

私、ルイ・ぺリエットは転生者だ。そんな私に訪れた人生最大のピンチであり好機をここに記そう。※連載にできなかったネタの供養用です。今後もぼちぼちこんなネタの短編が投稿されるかも。小…

【エブリスタ「新星ファンタジーコンテスト第7回『料理/グルメ』」佳作】 　魔法士協会からの依頼で、とある街に赴いたラドミラ。そこで彼女が関わることになったのは、別の世界からの転生…

　昔々、と言う程でもないくらいの昔。ある所に、三つの種族が存在する世界があった。三つの種族は、古来より互いに研鑽を積み合い、時には互いに争ったが、無用の動乱を生む存在があれば、協…

幼い頃に見た美しい景色を、ふとした時に思い出す。どれだけ大人になったとしても、そんな思い出に助けられる事がある、そんなささやかな短編のお話です。

失恋したわたしは傷心を癒すお決まりの場所、六甲山の天覧台へと向かう。 だが、突然そこで遭遇したのは半透明の謎の物体。 気がつくと半透明でネバネバした身の丈六メートル強の巨女になっ…

求めている人の前に現れる魔法のアクセサリーショップ。 その店では、願いを叶えるお守りが売られているらしい。 願いを叶える方法は簡単。一日二回、花の前で願い事を思い浮かべるだけ…

シチュエーション大喜利企画作品 お題 悪VS悪！　でもなぜか主人公の方を応援したくなる。どんな主人公？

ただの金属片から黄金を生み出す錬金術師。そんな、存在に憧れた一人の青年はある日、偶然とある書物から錬金術のやり方を知る。青年は直ぐ様実行に移すも、その場で意識を失ってしまう。そし…

「いやだって、変な連中に目を付けられたくないけど、稼いでリッチにはなりたいし。どうすればいい？」 「どうすれば、と申されましても……」 「僕の専任になったんでしょ？　なんか考えて…

　高校の入学式の日、最初のHRで私が自己紹介を始めたら、クラスメート全員から歓声が挙がった。そして、担任の先生は涙を流していた。「つまり、私を除いたこのクラスの生徒と先生は、12…

ドーナツになんやかんやの思い出があるらしい、二十五歳の女二人の短いお話。

とある女性の、事件と恋に関する証言記録。 ─── 【御礼】 ミステリーランキング週間9位/日間5位ありがとうございます。（それぞれ、2022/04/13、4/15付） ◯ …

無とよくわからない期待の間に 私はちょっと失望していた。

古風な東洋ファンタジー、のような世界に一人の女が居りました。一見地味な見た目でありつつ、しかし或る意味でとても目立つ女です。 萌葱（もえぎ）という名のその女は痩せた躯ではありま…

大きなリュックサックを背負った少女「アコユア」は、ある日大切な何かを失ってしまう。その何かを探す少女が出会ったのは、歩いて喋る球根だった。

人間と魔族が野放図の覇権争いを続けるとある世界で、それぞれの国の戦士達から最強と謳われる美しい２人の女戦士は、幾度となく血みどろの決闘を繰り広げ毎回毎回引き分けていた。 今回も２…

魔法屋を営む魔法使いの日常の出来事を短編で。 「日々、魔法を使っていたら、早死にしますよ。だから時々気分転換とお休みが必要だと思うんです」 そんな風に考える、ある魔法使いのお話で…

　いつもの帰り道、たまたま立ち寄った見慣れないアンティークの店で、小物入れを買ったあおい。帰宅してみると、空っぽだったはずの小物入れに何かがいる。恐る恐る開けてみると、小物入れの…

此花天音は幼馴染の岩永美瑛とテストに向けて勉強会を開催している。そろそろ休憩かというところで美瑛は天音に「にらめっこしよう」と言い出した。天音はなんだかんだ了承し、美瑛の瞳を見つ…

夏休み、補習授業の最終日。補習を終えて部活に顔を出した帰り、僕は近くの書店に立ち寄った。