主人公の名前を皮切りにあの空想特撮シリーズのネタが散りばめられており、知っている人にはニヤついてしまうこと請け合いの一作。特撮に詳しくなくても心配ご無用。迫力のあるアクションシーンや、当地の景観がありありと浮かんでくる精緻な情景描写など、短編ながら見どころの多い作品です。ラストは次回を匂わせるような引きでしたが、この続きもぜひ読んでみたい!
と考えると楽しめます。ウルトラマンのSF設定的破綻を最小限に抑えながら、現代アラサー女がウルトラウーマンになったら的なパロディ作品です。見所は、総合格闘技の試合を観ているかのようなアクション描写。この主人公は純粋に戦闘スキルの練度が高く、チート無しで怪獣や●●●をぶっ倒します。そういう意味では、意外と類を見ない作品かもしれません。だって、ウルトラウーマンになる前だって充分強いんだもの。笑いますよ、そりゃあ。