「えるも」を含む小説

※同タイトル作品に仕様変更をしたものです 「読書で好きなセカイにいきたい」 　物語が好きな人が 　読書で自分の世界を広げる話しです 　読書好きのネットユーザーがいます 　…

ある日私は黒い仔犬を拾った。 仔犬は獣人で人型に戻った彼は、黒髪、黒目、白い肌の絶世の美少年だった。 ちょっと待って！仔犬とお風呂に入って、一緒に寝てしまったんだけど……！？ …

　自分にしか視えない文章が視える。 　深野文孝はその【文視能力】を周囲に隠したまま高校生活を始めた。知りたい事も知りたくない事も文章で現れる。学校や街中で誰も知りえそうにない事実…

幸丸大学に通う秋津綾人は困っていた。大学に入学してからできた友人の上半身に、黒いオオサンショウウオみたいな黒いモノが覆いかぶさっているのだ。このままでは友人の顔も覚えられないヤベ…

――少女は、その目で鬼を視て、その手で命を紡ぐ―― 彼女が関わるお産は安産になる……「産神の祝福を授ける助産師」と評判の少女・蓮花は、体の内外に蠢く微細な「鬼」が視える特異体質…

由緒ある神社の家筋で怪異の視える大学生・三峰唯信（みつみね　ゆいしん）は、ゼミのフィールドワーク中に奇妙な男と出会う。自らを妖怪「鵺」だと名乗り、更には「怪異探偵」を自称するその…

　高校生・佐山天晴は居合道部の唯一の部員。ある日、帯刀したまま登校する問題児・秋水桜子に遭遇。刀差したい系女子であるところの彼女は生徒指導教員から逃れ、平和な帯刀ライフを送りたい…

かつて勇者ルネは魔王を道ずれにして、世界に平和をもたらした。 それは一度唱えれば二度と解けぬ封印魔法であり、ルネの人生もそこで終わっていた筈であった……が、彼は訳の分からないまま…

　私・神代涼澄(かみしろすず)には、生れ付き体に悪い所がある 　ずっとお薬を飲んだり、いっぱい検査しなきゃいけない 　痛いけど、頑張る 　だって、『頑張ったら長くたくさん生…

「｜西野 空（にしの そら）」は某商社に勤める25歳の男子。 某商社って言うのはラブドールを作ってる「ヘヴンズ・ドア」って会社。 ラブドールとは主に男性がセックスを擬似的に楽し…

二季が流れる世界で、神の再誕を待ちわびる自動人形たちは、そのゆりかごたりえる塔を守っていた。自動人形たちのふたつのグループは、季節の変わり目に塔の守護とスリープの期間を交代する。…

凡庸な生活に溺れて、埋没してしまわない様に、何気ない日常の気づきを言葉にできたらいいなと俳句に挑戦しました。

“ビーストテイマーは不遇職” それが当たり前のこの世界で、普通の家庭で育った普通の少年は『Ｓ級ビースト・テイマー』という、Ｓ級の魔獣をテイムしないとレベルが上がらない不遇オブ…

皇極天皇4年6月12日(645年7月10日)。 この日は、乙巳の変が起こった日です。簡単に言うと、蘇我入鹿が中大兄皇子や中臣鎌足に首ちょんぱされた日です。 帝の御前で首が飛ぶとい…

気付いたら、私が大好きな乙女ゲームの世界「天球儀の契り」だと気付いたのは、６歳。 遺跡で、起動できない端末（デバイス）を見つけた時だった。 一瞬、私は「ヒロイン？」って浮き足だっ…

エレノアには前世の記憶がある。その頃は現代日本で、妖怪やその伝説について調査する研究者だったのだ。それが高じてついたあだ名が『妖怪博士』だったという、本人としてはとても充実した人…

※本文の仕様変更により更新を終了しました 　新しい方を連載します 「読書で好きなセカイにいきたい」 　物語が好きな人が 　読書で自分の世界を広げる話しです 　読書好きのネッ…

高校2年の館山カズトは足並みを揃えて走っていた。 頭の中では今日の午後にある、2年が中心のチームの練習試合を考えていたが、それは他の部員とは少し違う意味で頭が一杯だった。カズトは…

　多様性時代の青春が、愛を語る。 ＜男子の部＞ 　正規（まさのり）の幼馴染、愛生（あき）は、特殊性癖の危険人物だが頭が回る。日本でも民法改正で同性婚が認められる運びとなり、なぜ…

きさらぎ駅を基にしたお話です。 （追記／作中人物の心情描写） 　わたしは、誰かに自分を殺してほしかったのかも知れない。そんなことを思うようになったのは恋人ができた時だった。 …