歴史・時代・伝奇の小説

エルサレム（イエルサレム）に出来た十字軍都市国家　 百年以上の歳月の後　最後の王国は滅び去り・・後には灰燼の廃墟 殺された人達　攫われた人々の嘆き 聖地を都市国家とした巡礼者…

「転生を望んだら戦国時代の遠野に来ました」のスピンオフです。 東北の土豪に転生した大槌十勝守が東奔西走、大海原を駆け巡ります。 こちらは不定期更新です。

　１９９９年８月、大東亜戦争を戦い抜いて戦後BC戦犯として服役した一人の老人が老衰のため、天に召されようとした時に不思議な事が起きて気が付くと昭和２０年代に戻ると共に姿形も当時の…

南北朝時代の一部始終を見届けた婆娑羅大名•佐々木道誉。華麗に暗躍した婆娑羅な生き様と、彼が愛し守ろうとしたものたちを、少年漫画的テンションでお届けします。

「何も原始人に転生させなくたっていいだろう！？　そりゃあ何をしても史上初になるだろうけども！！」 神様の手で、現代から七万年ほど前の原始時代に転生させられた主人公。 服すらまだ…

　明治三十年頃、東京の赤坂に勝海舟が住んでいた。 　幕末維新のほとんどを見聞・体験している勝の話すことを聞きたがり、多くの新聞記者などが勝のもとを訪れた。 　ある人物が、ちょっと…

『あやかし』×『バディもの』×ちょっと『お料理』 中国から逃亡してきた九尾の男と、妖怪に好かれてしまう家なし少年による、ブロマンスあやかしミステリ（になる予定）！ （ちょっとバト…

盗賊が嫌になり、忍びのを抜けようとした彦佐が初めて、おかしな侍。ふざけた剣豪。左近に出会う

天道是か非か。 司馬遷が遺した偉業を現代に継ぐ――のではなく 独自の視点で小説にしていきます。 史記以外にも春秋左氏伝や竹書紀年、論語に老子道徳経で 盛りに盛って、令和風に味付け…

20歳になった卑弥呼は、神託に従い、魏へと向かった。卑弥呼は、当時の魏の皇帝、明帝（曹叡）との謁見に臨んだ。33歳の明帝は威厳に満ち、玉座に座して異国からの使者を迎えた。 「…

中国における三国時代の頃。少年、立（りつ）は泰山のふもとで目を覚ます。記憶を失っていたが、泰山の頂上を目指さなければならない焦燥に駆られていた。そこで出会ったのは東嶽（とうがく）…

大清帝国中期、嘉慶年間。三世の春で窮まった繁栄と爛熟が、斜陽と退廃へと取って代わろうとする時代。 前皇帝の弟を父に持つ変わり者の親王永暁（ヨンヒョオ）は、京師に流れる奇妙な噂を耳…

《カクヨムWeb小説短編賞2021短編特別賞》 【あらすじ】 利休に切腹するよう伝えよ――そう命じられた「私」が、堺に蟄居する利休の茶室を訪れる。 利休は「私」に「きょうを読む」…

【週間ランキング123位達成】 一話読み切りのミリタリーハードボイルド短編小説集。 ※．この物語はフィクションです。実在の人物、組織、団体、事件とは一切関係がありません。 ※．読…

信長の家督相続から本願寺降伏の時まで、一貫して織田株式会社の専務取締役だった佐久間信盛は、天正8年8月に突然追放されます。この追放劇を考察しながら、信長と織田株式会社の実像に迫っ…

《あらすじ》 時は平安時代初期。小野篁という若者がいた。身長は六尺二寸（約１８８センチ）と偉丈夫であり、武芸に優れていた。十五歳から二十歳までの間は、父に従い陸奥国で過ごした。当…

茶道×戦国を【転生無し】【改変無し】で描く本格歴史群像劇。 最新歴史研究を盛り込んで、武将たちと商人たちのもう一つの繋がりである「茶閥」を中心に千利休の生涯から戦国の世を描く。…

明治後期。 それは日本という国が目覚ましい進化を遂げていった時代──。 国家が大波のようにうねり、先の見えぬ何処かへと進んでいく激動の表面下にも、ただ懸命に生きて一途に互いを想…

貴族が栄華を誇る時代。貴族の娘、芦原時子(あしわらのときこ)はある夜鬼と出会う。話をすると、どうやら鬼は陰陽道に詳しいようだ。 そこで時子は鬼に頼む。父親の病の原因を突き止めてく…