【お題「卵」】カクヨムコン11お題フェス開催中!第2回締切は12/30(火)18:00

「カクヨムコンテスト11【短編】」の企画、「お題フェス」
期間中に運営から出されるお題をもとに400~1万字の作品を執筆&公開し、タグ「お題フェス11」をつけて「カクヨムコンテスト11【短編】」に応募することで参加できます。
翌々週のお題発表時には、トリが気になった作品をコメント付きでご紹介いたします!

また「小説、初チャレンジしてみたい!」という方のために、ちょっとした創作コラムもお届けします。
どう書き始めればいいかのヒントになるかも!?

この機会にぜひ、カクヨムコンへご参加ください!

▼前回の記事はこちら kakuyomu.jp

今週のお題

「卵」

という物体は、わたしたちにとってさまざまな意味を持ちます。
それは日常的な食べ物でもあり、新たな生命が誕生する「はじまり」や、壊れやすく守るべき「繊細さ」の象徴でもあります。

殻を破って飛び出す瞬間、大切に温め続ける過程、はたまた「コロンブスの卵」のような逆転の発想……。さまざまな切り口が考えられます
今回は、そんな「卵」をテーマにした小説またはエッセイを募集します。

参加方法

①お題を確認
②お題をもとに、期間内に作品を執筆&公開
③タグ「お題フェス11」をつけて「カクヨムコンテスト11【短編】」に応募
④投稿された作品の中から、運営(トリ)が「これは!!」と気になった作品を選んで、翌々週のお題発表時にコメント付きでご紹介

※ひとつのお題につき、何作品応募しても問題ありません。
※「カクヨムコンテスト11【短編】」のどちらの部門でチャレンジいただいてもかまいません。ジャンルも不問です。
※字数等の作品形式は、「カクヨムコンテスト11【短編】」に準じます。
※参加賞品等はありません。

お題「卵」の応募締切

2025年12月30日(火)18:00

トリの創作コラム ~初チャレンジのみなさまへ~

トリアイコン
このコーナーでは、主に小説を初めて書く人、書き始めたばかりの人へヒントになりそうな考え方をご紹介します。
小説執筆に正解はありませんが、「こういう取り組み方がある」と知っていることがなにかの役に立つかもしれません!

前回のコラム

前回のコラムをまだ読んでいない人は、ぜひあわせてご覧ください。
「小説初チャレンジ勢は、まず何から始めればいいか?」という疑問に答えています。 kakuyomu.jp

〈欠けている〉ものは何か

さて、前回の終わりに「物語とは〈欠けている〉ものが〈満ちていく〉過程である」と言いました。
これはいったい、どういうことでしょうか。

たとえば「主人公が異世界の魔王を打ち倒す」というファンタジー小説があるとします。
この物語において、主人公の最終目標は何でしょうか。もちろん、魔王によって奪われた「平和」を取り戻すことです。そのための手段として、魔王を打ち倒すわけです。
つまりこの小説は、「平和」を回復する物語であると言うことができます。

では恋愛ものやラブコメではどうでしょう。
いろいろなタイプのお話がありますが、多くの場合主人公の目的は「好きな人と結ばれる」ことです。
すなわち、現時点では達成されていない「恋」を成就するというのがこの物語の筋書きだと言えます。

ミステリーでは「真実」がまだ見つかっていない。つまり〈欠けている〉状態にあります。だから探偵は捜査と推理で「真実」を取り戻すわけです。
ホラーでは「安寧」が失われています。主人公の目的は、「怪異から逃れて日常へ帰る」ことです。つまり失われてしまった「安寧」を回復することが、ホラーの基本的なシナリオ運びです。

このように考えれば、ジャンルに関わらずあらゆる物語が同一の構造を持っていることがわかります。
それこそが、なかったものが生まれていく、失敗していたものが成功に向かっていく、奪われたものが取り返されていく、つまり「〈欠けている〉ものが〈満ちていく〉」という構造です。

実践編:あなたの小説では、何が〈欠けている〉?

この構造は、基本的にすべての物語に存在します。
小さいころに聞いた昔ばなし、好きな小説や漫画、アニメ、映画、ゲームなどを思い浮かべてみてください。冒頭では何かが欠けており、それを満たそうとする動きが物語の主軸をなしているはずです。

あなたの小説もおそらく例外ではなく、何らかの「〈欠けている〉ものが〈満ちていく〉」構造を持っていると思われます。
ぜひ、冒頭では何が欠けていて、結末ではどのように満ちるのか(あるいは満ちないのか)を定義してみてください。
いろいろな要素があるはずの小説が、一言で表すとどうなるのかを確認するのはきっとおもしろいはずです。

たくさんの候補があってうまく絞れない場合は、それで問題ありません。
この「『欠けているもの』が何か」というテーマはもう少し続くので、それを読んだらあらためてチャレンジしてみてください。
次回に検討するのは、物語の主人公と「欠けているもの」の関係性です。


引き続き、すてきな作品のご応募をお待ちしております!
「カクヨムコンテスト11【短編】」の応募要項はこちらから。

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