概要
2099年、地下都市、砂漠、コールドスリープから覚めた少年・少女たち
『西暦二〇九九年』――文明も社会も進化を止めた、『終末』後の世界。
子供たちは地下都市で、単調で無感動な毎日を送っていた。ある日、「冷凍睡眠」から目覚めたという、『前時代』を知る少女が転入してくるまでは。
都市の学校に通うユウキは、遅刻常習の罰として「奉仕作業」のペナルティを課される。「規則違反者は、都市から存在を消される」という噂の流れる学校で、ユウキに課された「罰」は、意外なものだった。
一方、『終末』前の「普通の女子高生の記憶」を持つマリアは、理由の分からぬまま夜の砂漠をさまよい、砂漠に住む青年に助けられ「村」に迎えられる。記憶の中の世界と現状との断絶の原因を探り始めたマリアを待っている、「現実」とは。
続編というかエピソード1というかネタバレ編の「砂の丘、銀の墓標」を20
子供たちは地下都市で、単調で無感動な毎日を送っていた。ある日、「冷凍睡眠」から目覚めたという、『前時代』を知る少女が転入してくるまでは。
都市の学校に通うユウキは、遅刻常習の罰として「奉仕作業」のペナルティを課される。「規則違反者は、都市から存在を消される」という噂の流れる学校で、ユウキに課された「罰」は、意外なものだった。
一方、『終末』前の「普通の女子高生の記憶」を持つマリアは、理由の分からぬまま夜の砂漠をさまよい、砂漠に住む青年に助けられ「村」に迎えられる。記憶の中の世界と現状との断絶の原因を探り始めたマリアを待っている、「現実」とは。
続編というかエピソード1というかネタバレ編の「砂の丘、銀の墓標」を20
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!その世界は「本当」か…?
久しぶりに先が読めない、序盤に触れられた概念が後半で崩れる作品に出会えたなと感じました。大戦により荒廃した地球。西暦二◯九九年の地下都市「 シンジュク」が舞台の話。そこへ大戦前の西暦二◯六五年からコールドスリープによって来たという人間が現れるが…!?
二◯九十九年とは何か、時の流れとは何か、我々の文明にはどんな意味があるのか考えさせられました。地下都市を題材とした作品はSFジャンルでよく見かけますがこれはオススメです。
※Twitterにて拡散させていただだいた者です。今頃評価レビューを書かせて頂いております。(読んだ時はカクヨムにユーザー登録していなかったなんて言えない)