ＡＢ組のセツメイ中。

急な家庭の事情により、有名私立進学校に受験することになった主人公のテル。
しかしテストは解けず、奇行に走ったが、なぜか合格してしまう。

入学式では、ほかの新入生とは異なる校舎にある『ＡＢ組』を用意され、ギャンブラーな担任の梶原から、ＡＢ組は『選りすぐりのアホとバカを集めたクラス』と告げられ、入学初日から学級閉鎖を実施される。

生徒はたったの五人。

可愛い男の娘のエマ、無口な大男の鬼ヶ島、想像を上回るアホの新茶、唯我独尊令嬢のアリス、そしてテル。

時間割も個性的で、月曜から金曜の授業すべてが『道徳』であり、道徳担当だった梶原がそれを『自習』にしたことで、クラスはやりたい放題となる。

テルは普通の高校生活が送れないと嘆くが、アリスから「普通じゃ送れない高校生活を送ればいいじゃない」と言…続きを読む