本当だ。アルバイトに行くって言っている。読み進めていくうちにいつの間にか文章に呑み込まれていて、気が付けば物語が終わりの方へ。最初の一話に戻ってもう一度再確認すると、「聞き耳」だったのだ、と思いました。物語の展開が素晴らしく、共感を得ることが多いです。いつか自分もこの事件に巻き込まれるかもしれない、他人ごとではない日常が潜んでいる。探偵でも刑事でもない、普通の人のようでそうでもない。不思議な人物を描いた「聞き耳屋」お薦めです。
もっと見る