第21話 佐藤一郎と僕への応援コメント
いろいろな示唆に富む物語でした。心理学・社会学的思考が散りばめられていて、こういうの好きだなとニヨニヨ読んでました。
日常の中のささいな会話から始まったはずが、犯罪、そして世界的な情報にまで広がり驚きです。
そんな素振り毛ほども見せない佐藤さん、奥底ではあたたかい人なんですね(*´ω`*)
楽しませていただきましたー!
作者からの返信
山田あとりさま、こんばんは!
全21話、最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます(涙)!
山田さまのお好きなテイストとのこと、嬉しい……!
私の勝手な思考やら想像(妄想?)やら、色々ギュッと詰めたり散らばせたりした内容となりましたが、楽しんでいただけたなら良かったです。
心理学は面白いですよね。高校生のころは臨床心理士になりたいなと思ったこともあったのですが、家から行ける大学にある心理学科の倍率がアホ程高くて早々に諦めた人間です(笑)。が、色々と興味を持って調べていたことや覚えていたことがこういう時に使えるかもとなると、何でもやってて損はないなと思いました。
どんな些細なこともデータとして売買される世の中なので、こういう職業ありそうだなと思い付いたことから書いた話でしたが、情に厚い佐藤さんという人物像を最終話で書けて良かったなぁと。
改めて、最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました!
第21話 佐藤一郎と僕への応援コメント
完結、お疲れ様です。
聞くのは野暮かもしれませんが、佐藤さんは悠一郎くんの伯母さんの別れた夫ということでいいのでしょうか。
離婚していなければ、悠一郎くんの伯父であったと。
だとするなら、杭の打たれた世界での『伯父と甥』としての二人も見たかったものですね。
佐藤さんと伯母さん。
別れても、二人は想い合っていたように思います。
杭にならないような、淡い想いであったとしても。
それもまた、すてきな関係であったのかもしれません。
いや、個人的にはすてきです。
悠一郎くんは『聞き耳屋』にはならなかったか。
君はそれでいい。
でも、続編があるのなら主人公不在に。
佐藤さんが務めるのか、今度こそ杭が外れた新主人公が出てくるのか。
さてさて。
10万字以上の作品にして、カクヨムコンに出せばよかったのに。
そう思わざるを得ないほどの作品でした。
いつの日か、佐藤さんの戦闘がコミカライズされる日を夢見ています。
それでは、ここまでありがとうございます。
作者からの返信
成野さま、この度は最終話までお読みいただきまして本当にありがとうございました!
読んでくださる方がいてこそ、最後まできっちり締めることが出来たと思っております。そしてレビューコメントまで頂戴しまして感激しております(涙)。
少しお時間頂戴しまして申し訳ありませんが、改めて近況ノートにてお礼を述べさせてくださいませ。
仰る通り、佐藤さんは伯母の元夫という設定でした。なので、伯父と甥という関係の世界線ももしかしたらあったのかもしれません。
が、お互いを想い合うあまりにお互いが疲れる関係というのは本末転倒なため、遅かれ早かれ別れましょうという話になっていたと思います。人間関係ってある程度の鈍感さがないとやっていけないところもあると思うのです……。
今回はそこまできっちりプロット立てて書いていった訳ではないのですが、悠一郎くんは聞き耳屋にはならないなと割と早い段階で決めていました。Tのことをそこまで考えてしまうような人間なら、多分逃げるように執着を捨てることは出来ないだろうなと。
ちなみに続編とかは何も考えてないのですが、鈴木さんで番外編の短編とかは楽しそうだなとちょっと思ったりしました(笑)。『金曜奇譚』という話にもフリーのジャーナリストのWさんというキャラを出しているんですが、この人も鈴木さん同様割と好き勝手なタイプなので、今度は好きに動く人ばっかり出る話でも作るかーとか、今ふと思いました。
10万字にしようと思ったら多分、もう2回ぐらい波がないと多分字数が到達しないんです……。元々5000字ぐらいの短編にする予定だった話が6万字超えただけでも私の中ではかなり膨らませたなーと思っているだけにそこまで引っ張るような話ではないなと思い、当初の予定通りに収めさせていただきました。
コンテスト関係なく「これ書きたいー!」となったものが10万字を超えた時には、加筆修正したりして次の時にでも出すことにします!
最後までお付き合いくださり、こちらこそありがとうございました!
第20話 化物への応援コメント
ここが指示役の拠点。
拠点でもある。
盲点というやつか。こいつぁ、バレねぇぜ。
と、前回書き忘れて、しまったと思っていましたが、馬鹿なことを書かなくてよかった。(今書いて台無しですが)
佐藤さん。
カンフーの達人ではありませんでしたが、先読みの達人でしたか。
挑発で相手の冷静さを奪い、言動を更に分かりやすくしたのかな。
挑発の台詞もいいですね。的確に相手の心をえぐりやがる。
考えを読み、最後に台詞まで被せる(言い当てる)姿は、少年漫画の主人公のようでした。コミカライズ狙ってます?
二階の人物のことが気になりますが、明かされるでしょうか。
作者からの返信
成野さま、もうラスト一個手前ですね……!
私はどちらかというと物事を穏便に済ませたいのでこういうモノ言いは絶対やらないのですが、脳内シミュレーションは欠かさない人間です(笑)。
というか、プラスのことを言うよりマイナスのことを言う方が、簡単だったりするんですよね。だから世の中には啓発セミナーみたいなものがあって、自分をアゲるための言葉を暗示のように言う必要があるんだろうなと何となく思っています。
コミカライズは狙っていないのですが(笑)、私、書く時になんとなく脳内で漫画のコマ割りみたいな感じでイメージしてることが多いんです……。
セリフのないコマでは間を作るために地の文で状況や表情を表して……みたいな。
なのでセリフ被せてるところは男と佐藤さんの吹き出しが二重になって脳内で被ってました……!
そしてすみません、二階の人物のことは深掘りせずに生死も明かさないまま捨て置きました(笑)。
第19話 『声』の価値 への応援コメント
人と一緒にいるのは辛い。一人になりたい。
でも、誰か他人といることを求めてしまう。
憎いようで愛してやまない、他者のいるこの世界。
『聞き耳屋』の恐ろしさよりも、悠一郎くんの『繋がり』に関する話が印象的でした。
聞き惚れるとはこういうことか。
よし、『聞き惚れ屋』を開業しよう(笑)
悠一郎くんといえば、私の長編の登場人物でまだ別の作品に出番がある(というかそっちがメイン)主要人物と『悠』の字が一緒だ。
やはり、運命というものは——以下略。
作者からの返信
成野淳司さま、コメントお寄せくださいましてありがとうございます。
私が人に聞き耳を立てるのはどうしてかなと思った時に、単純に好奇心というのももちろんあるのですが、理由のひとつにその人たちのいる世界やその人たちの目線がどういうものか触れてみたいなというのもあるんじゃないかと思ったんです。
年齢も性別も生活環境もきっと違う人たちは、どういう感覚で物事を捉えてみているんだろうかと。
そういうのが悠一郎くんの考えを生むきっかけになったりしています。
『聞き惚れ屋』、需要ある気がします!
自分の話したことにうっとりしてくれたり、認めてくれる存在って貴重ですからね……!
ちゃんと商売として成立しそうな予感しかないですよ!
第18話 聞き耳屋の帰還への応援コメント
佐藤さんが武闘派でないなら、鈴木さんが出てくるのか。
なんて考えもありましたが、まさか本当に出てくるとは。
強い言葉を使うのに、強い人だった。
そして、罰金や再指導がなくてよかった(笑)
佐藤さんも口振りからすると、その気になればパワーで制することもできそうなのがまた。
しかし、今回は『聞き耳屋』本来の戦い方を見せていただきましょう。
カクヨムで自分が追いかけている主軸の連載作品。
現在はこちら『聞き耳屋』ともう一作品ですが。
どちらも主要人物が『〜一郎』というのは、運命とは面白いものですね。
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは!
終盤の一気読み、ありがとうございます!
結構な分量があったのではないでしょうか……。
主軸で追いかけてくださっていたなんて光栄です(涙)。ありがたや……!
そうなんです、鈴木さんはパワータイプの聞き耳屋さんでして。
こっちの業界入る前は相当やんちゃだったんだろなと想像しながら書いてました。こういうタイプの人がひとりいると、物語がちょっと緩くなって助かるのです……。何より好き勝手にしていくタイプ、書くのが好きなんですよね(笑)。
お陰でこのエピソードはわりとサクサク書いたように思います。楽しい回でしたー!
編集済
第21話 佐藤一郎と僕への応援コメント
完結おめでとうございます!
この最終回は、ここまでの結果であり、結論でもありましたね。
聞き耳。
『出来ること』の最上級が、『相手を喜ばせること』という考えは、その他の対処をするに最も適している。
佐藤さんという人間の奥行きがまた、さらにいい味を、この最終話に来てまで出てました!
そして、スカウトを断った『僕』。
「うん! それでいい!」と、思えました。
佐藤さんはもちろんのこと、鈴木さんにも見破られてしまう^^;
もしかしたら、『僕』にも……。
実に素晴らしい最終回でした。
昨年に一気に投稿されたことで、こっちのテンションを下げずに読み切れました。
そんな、ももさんに一言……。
「すごいです!」
素敵で、面白い物語を読ませていただき、ありがとうございました!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは。
最後までお読みくださりありがとうございました!
「年末のお忙しい中に五日間連続投稿してしまってすみません……」と思っていましたので、そんな風に言ってもらえてホッとしました(汗)。
これまで感情の薄い姿をずっと作り続けていたので、佐藤氏のヒトらしい部分を描いて最後のエピソードとしようと思っていました。
色んなことに後悔を覚えたり、察する能力が高いあまりに人間の嫌な部分をたくさん知っている佐藤氏ではありますが、一方でとても情の深い面もあって。そういう二面性こそが人間らしさだったりするのかなと書きながら思ったりしました。
色々と話の道中で揺れまくりな『僕』でしたが、ちゃんと最後には前を向く姿をお見せすることが出来たらいいなと思っております。
改めて、最終話までお付き合いいただきましてありがとうございました!
第21話 佐藤一郎と僕への応援コメント
こんばんは。
完結お疲れ様です。
去り際がさらりとしていましたね。
何事もなかったかのように、でも、「僕」を助けてくれた。
佐藤さんは、まるで未来からやって来た人のような方でしたね。
佐藤さんがおっしゃった「答えは『何も出来なくなる』です」という意味はなんとなく分かります。
あらゆる可能性を想像できて、パラレルワールドが存在しているとしたら、どれをとってもそこには道がある。
結局、無数のパラレルワールドのうち一つを選び、その道を進んでいるので、佐藤さんはそれを読み取るのが得意とする方なのでしょうか。
そういえば、将棋ってその先のもっと先の勝負について、頭で考えるとか聞いたことがありますが。書けば書くほど混乱してきました。
最後のコメントが、大変ずれた感想になってしまい、すみません。
とても深い内容のお話で面白かったです。
素敵な作品をありがとうございました。
今年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします(#^^#)
作者からの返信
春野 セイさま、こんばんは。
最後のエピソードまでお読みくださり、本当にありがとうございました!
作品を公開していく中で春野さまからいただくコメントには、私自身、色々と考えさせていただくものがありました。
深く作品を理解しようとしてくださり感謝致します。
考えれば考えるほど何が一番いいのか袋小路に入り込んでしまうんですよね、思考が。私の場合は相談を受けたりするときに物凄くそういうことを感じます。
一番大事にしないといけないのは共感している気持ちを表すことなんですが、その後に自分の考えをどこまで言うのか、その考えはきっと相手の望んでいる方向のものではないと分かっているんだけど言わずにはいられなくて。でもそれを言えばきっと相手は表には出さずとも内心落胆するんだろうなとか色々考えてしまって、結局何も言わずにただただ共感の態度だけ示して終わるという。
将棋のことを仰っていますが、私、最初書きながら『千日手』はこれに近い状態じゃないかと思って、そのワードを出そうとしたんですよ。調べた末にちょっと違うかもしれないと思って見送って、脳内で仮想敵と対峙してイメージの中で斬り合う居合の方を使ったんですが、将棋の駒を読んでいくというのは相手の出方を考えるということにとても似ていると思います。棋士の皆さんは対局の度に頭擦り切れるぐらい考えてらっしゃるのかと思ったら「そら、おやつも要るよね」と納得したものです。
ありがたいお言葉をたくさんいただき、大晦日に心が喜んでおります。
来年(0時を回ったので日付け的にはもう今年ですが)も作品を通して色々交流出来ましたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。
第21話 佐藤一郎と僕への応援コメント
完結おめでとうございます。
面白かったです。
仕事をしていて、色々なことを察して動かなければならない立場にいますので、沁みる話でした(ちょっとピントはずれているかも知れませんがwww)。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
最終話までお読みくださり、ありがとうございました!
そしてレビューコメントまで……! 大晦日にフライングでお年玉いただいたような気分です。また追って近況ノートにてお礼を述べさせてくださいませ!
ピント外れてるだなんて、とんでもない!
そういえばコンプラ関係が云々という感じのことを仰ってましたよね。
先回りしてあれやこれやと考えないといけないお立場というのは、あらゆる不安要素を排除していかないといけないと思うので、なかなか精神を使いそうです。
佐藤氏と職業倫理についてぜひ語りあっていただきたい……!
ひとまず年内に閉じることが出来てホッとしております。
年明けはまた作品を読みにお邪魔させていただきますー!
第21話 佐藤一郎と僕への応援コメント
佐藤氏ーーっぴえーーーっっん!!!!
ユウくんそんな物分かりのいいこと言わないで佐藤氏の首に発信機を埋め込んでよ!!
ももさん年内完結お疲れ様です。
聞き耳屋、とても面白かったです!!
佐藤氏の言う「相手のことを考え過ぎて何も出来ない」は面白いですね。理解は出来るけど私のような一般人は結局口が出ちゃいますもん。そんで余計なこと言って反省するけどまたやる。
聞き耳屋にスカウトされるほどの二人だから、相当な読み合いと膠着状態が日常にあったのかと思うと、シリアスだけどやっぱりちょっと面白い。
佐藤氏の未来に幸あれ。そして鈴木氏のサイドストーリーも淡くほのかに期待して、コメントを締めくくります!
作者からの返信
石川獣さま、こんばんは。
わー! 早々にお読みくださってありがとうございました!
発信機、つけようとしたら絶対すぐバレる(笑)!
いやはや、とにかく新年はすっきりした気持ちで迎えたい一心で5日間連続で投稿しましたが、無事に物語を閉じることが出来てホッとしました。楽しんでいただけたのなら良かったです!
言いたいことを言い合える気の置けない間柄と対局にあるような関係のふたりでしたが、どういう関係だったとしても相手のことをとても大事に想っていたということに変わりはなくて。だからこそ生まれるすれ違いや行き違いみたいなところがちょっと悲しかったりするんですよね。そういうものも全部ひっくるめて今の自分を作っていて、死ぬまで抱えていくんだということを佐藤氏というキャラクターを作りながら書いていったように思います。
鈴木氏の休日、思い付いたら作りましょうかね……。
脳内には鈴木氏の女装男子なBL展開が浮かんでますが、形になった際にはこっそり読みに来てください(笑)。
改めて、最後までお読みくださりありがとうございました!
第20話 化物への応援コメント
決まった!!
『お聞き通し』!!
冷静というものも、『最上級』になれば、とてもつもない、それこそ、化け物級の武器になるんんですね……。
佐藤さん……末恐ろしい。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは。
決め台詞みたいなことになっていますが、お聞通しな佐藤氏の察する力を稼働させてみました。
人の心を読むという『さとり』という妖怪がいますが、それに近い人っていそうだなぁと思うんですよ……。やたら先回りして気を利かせるタイプとか、「今それ飲みたかったんです!」という飲み物をおごってくれるとか。
私が分かりやすいのか相手の観察眼が凄いのかは分かりませんが(笑)、そういう感覚を突出させたらこうなりそうというのが佐藤氏でした。
敵に回したくない人ですよねぇ。
第19話 『声』の価値 への応援コメント
佐藤さんの、また違った攻撃。
実働よりも更に深く。
”聞き耳”の本質を見せられました……。
よく考えたら、『聞き耳』って、かなり恐ろしい行為なのかもしれませんね。
さらに、佐藤さんみたいな人が、そんなものを操っているとなれば、恐怖や、ヤバさは倍増です。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは。
私も打ちながら「情報握ってるって、それだけでとんでもない武器持ってるのと同じぐらい怖いな」と思いました。
聞き耳立てるって悪く言えば盗聴してるってことですもんね……。
佐藤氏みたいな人がいたら国の防衛のために戦って欲しいと思いますが、多分そういう人ほどやらないんだろうなぁとも思ったり。
物理とどっちが怖いって話もありますが、私はこっちの方がゾッとします……。
第19話 『声』の価値 への応援コメント
聞き耳屋恐るべし。
かなりヤバい組織じゃないですか?
こんな連中が周りにいると想像したら、おちおち酔っぱらって話も出来ないwww
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
ですよね、私もこんな組織怖すぎるなぁと。
でも今や陸・海・空・宇宙・サイバーの5つの領域に加えて認知領域が第6の戦場と言われるぐらい、情報が物凄い武器になっていることを考えたら、こういう組織が暗躍していてもおかしくないなぁと思ったりするんですよね……。
六散人さんの声も、もしかしたら収集されているかもしれません。
第18話 聞き耳屋の帰還への応援コメント
戦闘前に首を鳴らすのはパワーにパワーで立ち向かうタイプのそれなのでは?!佐藤氏?!
教えてない名前呼びとか、もうダメだ。
悠一郎くん、私先にテーブルの下に行ってるね。
作者からの返信
石川獣さま、こんばんは。
待機、早い早い。
こんなこと書かれたらテーブルの下に行く下りを書く時に「石川さんが待ってる」と思って笑いそうになってしまう(笑)。
佐藤氏は物理というより頭脳型のパワータイプなので、血のめぐりを良くする感じでこんな風にやっとります。
で、どういう感じで戦っていくのか次話以降で展開しておりますので、また隙間時間にでもどうぞ~!
第17話 合言葉のようなものへの応援コメント
佐藤氏、それは落としにきてる登場の仕方です。え? もちろんときめきました。
助けてって言わないと来てくれないのいけずだし堪りませんね。私の癖が大人しくしてくれない。
作者からの返信
石川獣さま、こんばんは。
あ、やっぱりそう取りました?
この登場の仕方にさせようと、結構前から決めてました(笑)。
そのために「助けて欲しい時は声に出せ」と言わせてた私。
だって仕事が出来るスパダリはそうであって欲しいじゃないですか……!
ちょっと困ってる姿も見たいという、これもまた私の癖(へき)です、えへへ。
第1話 聞き耳屋 佐藤一郎への応援コメント
ギクリ。
なんかのネタにならないかと道行く人の会話に聞き耳を立てることはあります……w
それを商売に、とは。興味深いです。
作者からの返信
山田あとり様、こんばんは。
わー! 1話から読んでくださって嬉しいです!
ありがとうございます!
大丈夫です、私もばりばり聞き耳立てちゃいます(笑)。
いやだって気になりますよねぇ。
昔、隣のテーブルの男女の話の行方が気になり過ぎて、追加注文してまで聞いたことあります……。
そういう自分の習性みたいなものをきっかけに何となく思い付いた職業のお話ですので、またお時間あります際にでもお読みいただけましたら泣いて喜びます!
第18話 聞き耳屋の帰還への応援コメント
いいですね!
この余裕たっぷりの所業(笑)
ももさん自身もなんだかノリノリな感じがして、それも相まって、いつも以上に面白かったです!
私の個人的な神回でした!
作者からの返信
西之園上実さま、こんにちは。
お仕事もお忙しい中、いつも開いてくださりありがとうございます!
鈴木氏がフリーダムに動いてくれる今どきな若者なので、ついつい遊ばせてしまいました。こういうキャラがひとりいてくれると書くのが楽しくなってしまって、西之園さまにもバレちゃいましたね(笑)。
面白いと感じてもらえて嬉しいです!
次話は佐藤氏の戦い方になりますので、よろしくお願い致しますー!
第18話 聞き耳屋の帰還への応援コメント
鈴木さん、軽薄!
佐藤さん、優秀!
そしてこの後、残りの一味の後始末ですね。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
いつも早々に開いてくださり、ありがとうございます!
そうそう、軽薄っていい言葉ですね!
緊張している状態の中に、こういう鈴木氏的な人を放り込むと会話もテンポが生まれて楽しくなります。
楽しさのあまり鈴木氏さん再登場で1話分使ってしまいました(笑)。
次はもうちょい真面目に書きます……!
第17話 合言葉のようなものへの応援コメント
Tくん、あの事件で個人情報をさらされていたのか。
闇バイトまで、よくぞ無事に知られることなく。
ま、人の名前をそんなに検索かけたりはしないか。
中には、気が付きながらも触れなかった人たちもいたかもですが。
Tくん、ほんと飄々としすぎですよ。
良識を得ても、恐怖には強いというか鈍感というか。
リーダーらしき男、割と好きだったっていうのも本当なんだろうな。
自分を怖がらなかったというのが、ポイント高そう。
それはそれとして、大嫌いだし命令だから殺すがな。
ひいいいいぃぃ。
緊迫しているはずなのにほのぼの——からの暴力描写。
この急展開よ。
しかし、これこそがもも様の真骨頂。
そして、佐藤さんが到着。
暴力への対抗手段はカンフー無双しかない気もしますが、どんな手が。
警察呼んでる?
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは。
いろんなことがあり、いろんな想い、感情に悩まされながらも、結局は頭突き喰らわせてチャラに出来るぐらい、目の前のTという子を健やかな人間にしたいと思ったんですよね。
名前については当初、改名した状態で大人になって出会うということを考えていたんです。でも、犯罪を犯した未成年の改名ということについてちょっと調べたりして、その結論として変えないことに決めました。
名前ごとずっと背負って生きることを選んだという恰好です。
物語も終盤に入っていて、ずーっと緊迫しっぱなしも疲れるなぁということで、緩和させるところは緩和するようにしております。私も会話文書けて楽しいです!
勢いで次話も本日公開致しましたので、またお時間あります際にでも覗いていただけましたら幸いです。
第17話 合言葉のようなものへの応援コメント
続きっ!
早く続きを!!
それに、Tとのやり取りを読んでいると、こんなところでは絶対に死にたくないですよね!!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは。
やっと物語も終盤となりました!
Tも『僕』も、互いに複雑な想いを抱えているとはいえ、こんな風に向き合えたなら、この先の関係も繋いでいきたいですもんね。
死なないように……ということで、早々に第18話を公開致しました!
またお暇なときにでも開いていただけましたらありがたいです。
第17話 合言葉のようなものへの応援コメント
えっ?何が起こったんですか?
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
いや、ですよね。そうなりますよね。そんな終わり方で話区切ってしまってすみません……!
佐藤さん、とりあえず声だけ登場してもらいました。
何が起こったという感じですが、次話は佐藤さんの出番となります!
第17話 合言葉のようなものへの応援コメント
コメント失礼します。
うわ、ここでストップ? と思ってしまいました。
佐藤さんの声が聞こえたような気がします。
Tくんが痛いです。
うう、続き。
作者からの返信
春野 セイ様、こんばんは。
早々にお読みくださりありがとうございます!
そしてなななんと、レビューコメントまで……(感涙)!
そちらにつきましては改めて近況ノートにてお礼を述べさせてください!
そしてすみません、ここでストップしてしまいました(笑)。
気付いたら3000文字近くになっていて、これ以上書くと次に切れ目がくるのはちょっと先になってしまいそうな感じだったので一旦区切らせていただきました……。
せっかく佐藤さん出せたのに!
ということで、次話は佐藤さんのターンです。さっさとケリ付けてもらってTくん何とかしてもらいたいものです……!
第16話 闇バイター・Tへの応援コメント
めっちゃシリアスな状況なんですけれど、エピソードタイトルに笑ってしまいました。
闇バイターって(笑)
あ、でも割と使われているのですね。(検索した)
たしかに、何度も読んでいるとなじんでくるかも。
そう、作品のタイトルにあってもおかしくないくらいに。
まさか、もも様の次の作品は……。
Tくんの父方の祖父母は、あんなことをしたTくんをよく育ててくれたなぁ。
あの母親ならTくんがそうなっても仕方がないとでも、母親をよく思っていなかったのかな。
人格者には違いないだろうけれど。
でも、そのことでTくんは人がよくなり過ぎて、友達の誘いにホイホイ乗って闇バイトをやる羽目になってしまったのかもしれないな。
人がいいのは悪いことではないはずなのに。くっ! 人を騙す奴らが!
佐藤さん、早く来てくれええぇぇ。
カンフー無双がないのなら、トラックで突入か。
……聞き耳屋が存在感出し過ぎだな(笑)
作者からの返信
成野淳司さま、こんにちは。
そうそう、アルバイターならぬ闇バイターです(笑)。
そもそも『闇バイト』なんて言葉自体、やってる内容の重さと言葉の軽さが乖離しているのでさっさと違う言葉にしたらいいのにと思っているのですが、ひとまず使わせていただきました。
Tくんの祖父母について、17話で少しだけ『僕』が考えを馳せております。
本当に大変だったろうなと思います。
物語の目線上、加害者の関係者という立場の視点から一人称で綴っていますが、被害者(母親)の関係者の目線からだと全く違う描写になっていたかと……。
元々持っている本人の素質もあるんでしょうけど、環境が人を作り上げていくと私個人は思っているところがあるため、こんな感じの男の子になりました。
騙される方も悪いとか言いますが、圧倒的に悪いのは騙す方ですし陥れる方なので、佐藤さん、なんとかしてやってー!と私も思いますが流石にトラックで突っ込んできたら家壊れて大騒ぎになるので、もうちょい落ち着いた感じでやります(笑)。
第16話 闇バイター・Tへの応援コメント
過去にあんなことがいろいろあったのに、Tくんはいい子だなあ……としみじみ思ってしまいました。
作者からの返信
春野 セイさま、こんばんは。
そうなんですよね、Tはいい子なんです。
私の持論なのですが、持って生まれた基本的な気質というのは変えようがない面があるんですけど、人を作るのは環境だと思っていまして。
母親とふたりで過ごしていた頃と、そのことを全て忘れた状態で祖父に引き取られて育てられてからでは、人格の形成に大きな違いが出るんじゃないかなと。
そのあたりのことも次話で少し触れるつもりです。
第16話 闇バイター・Tへの応援コメント
Tの言葉が、自分の言葉で話していて、こんな状況にもかかわらず(こんな状況だからこそ?)、二人の関係がほぐれていっている……。
前回同様で、どうか、悔いのない、良い結果で終えることを願うばかりです。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは。
やっとこさ、大学生になったTとの会話までたどり着きました……!
状況としてはまぁまぁピンチのハズなんですが、書いてみるとTが飄々とした感じになったことからこんな落ち着いている風なやりとりになりました。
Tがこんな性格になった背景などは次話で少し触れるかと思いますが、良い結果になるかどうか……。
そうしてあげたいなと私も心から思っております!
第16話 闇バイター・Tへの応援コメント
何かちょっとしみじみする話ですね。
この後佐藤氏の活躍で、無事終わると念じています。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
早々にお読みくださり、いつもありがとうございます!
捕まって縛られてるのに、Tがちょっととぼけた感じの子になったので緊迫感が薄れております(笑)。
世の中の闇バイトに関わった人の中には「ちょっと入用で手っ取り早くすぐにお金が欲しくて」というパターンもあるんじゃないかと思ったんですよね。それがTの場合は誕生日プレゼントを買うためという……。
佐藤氏が出て来るのは今の見込みではおそらく次の次の話ぐらいかなと思いますが、とりあえずはよ帰って来てもらいます!
第15話 深夜・住宅街・T・僕への応援コメント
佐藤さんを呼ぼうとして昏倒したユウくんにうふふとなってしまってすみません。
Tくんの詳細が気になります!!!
作者からの返信
石川獣さま、こんばんは。
佐藤さんを呼ぼうとして昏倒したユウくんに「うふふ」となる石川さんの癖(へき)!
コメント読んでちょっとツボりました。
いやほんと、佐藤さんはよ帰ってきてよと続き書きながら思ってる人間がココにいます。
Tくんの詳細は次話で出て来るかと!
しばしお待ちくだされー!
第15話 深夜・住宅街・T・僕への応援コメント
おっと、これは。
Tくん、あの時の事を覚えている?
ユウくんのことを思って、忘れている振りをしていたのかな。
あるいは、会ってから思い出してしまったのか。
『俺はもうダメ』も、闇バイトのことだけではなくて、あの時の事を思い出してしまったからなのかもしれないな。
良識を持った後で思い出したなら、自暴自棄になってもおかしくはない。
止められるのは、ユウくんの言葉のみ、か。
今ごろ気が付きましたが、待つ(動かない)ように言われたけれど、動いてしまったのはあの時と同じなんですね。
今回の行動によって良い結果がもたらされるのなら、あの時動いたこと自体も間違いではなかったと、ユウくんのおもりも更に軽くなるのかもしれません。
良い結果。鍵を握るのは佐藤さん、か。
やはり、ここで佐藤さんのカンフー無双が……。
(最後の一文で、このコメント台無しだよっ)
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは。
カンフー無双に吹きました(笑)。
私にカンフーの知識があったらそれもありえたかもしれませんね……!
そうなんです、よく思い出してくださいました!
僕の行動はあの時と同じなのです。
今回は動いた結果、スタンガン当てられた上に後頭部を殴られて昏倒するハメになりましたが。
大事なのはここからなので、『僕』には頑張って挽回してもらいたいものです。
そしてTくんに引っ張らせるような言葉を言わせてしまってすみません(笑)。
多分あのセリフの背景は次の話で出てきますので、今しばらくお待ちくださいませ……!
第15話 深夜・住宅街・T・僕への応援コメント
絶体絶命のピンチというやつを迎えてしまいましたね!
けれど、自分を信じて動いたこと、動けたこと。
どんな結果になろうと、悔いは無いはず!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは。
いやー、佐藤さんの言うことを聞いておけば良いのにと書きながら思ってましたが、あの場にいたらそりゃ動くよねと。
僕のこの動きがどういう結果を招くのか、残り話数も少なくなって参りましたので、引き続き見守っていただけましたらありがたいです!
第15話 深夜・住宅街・T・僕への応援コメント
お互いの思いは中々伝わらない。
でも相手のことを思っている。
もしかしたら相手を思いやっているようで、単に自分に対する免罪を求めているだけなのか、などとしょうもないことを考えてしまいました。
すみません。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
自分に対する免罪……。この二人の場合、少なからずありそうだなと思います。
相手を思いやりつつ、免れたいと思うような罪をお互いに抱えている訳ですしね。
相手のことを考えていると言いながら、第三者の目も気にしている。
そこには内側から自分を観察しているもうひとりの自分もいたりするかもしれません。
第14話 佐藤一郎の圧迫面接への応援コメント
おはようございます。
とうとう彼がやって来たのですね。
今回のお話もすごくよかったです。
佐藤さんの言う「察する」ですが、私の解釈が間違っていたらすみません(>_<)
人って周りにたくさん友達がいて家族がいても、結局は個なんだな、と思います。
自分もよく人の話を聞いて何とかしてあげたいとか思っても、なかなか難しいです。でも、聞いてあげることはできて、そこで感じたことを伝えることはできる。でも、全部理解することはできない。
もどかしさはありますが、会話の中から小さな閃きがあればいいな、というくらいで救えるのはやっぱり自分しかいない気がします。
それを全部理解して分かったとは言えない。けど、最初から耳を塞いで、理解できないから聞かないという姿勢だけは好きではないです。
「本当に助けて欲しい時は、ちゃんと声に出すことをお勧めします」
佐藤さんはきちんとこう伝えていますよね。それがすごくいいと思いました。
言葉ではっきり言わないと分からない。悩んでいる人達って、悩みの理由すら分からない人が多いのかもしれません。それは人と話していて気づくこともある。
文章も書いていて初めて気づく。そんな世界があるような気がします。
いつも長文になってしまいすみません。
とても、素敵でした。
ありがとうございました。
次も楽しみです。
作者からの返信
春野 セイさま、こんばんは。
とんでもないです! 長いコメント大歓迎です(喜)!
自分の書いたものからこんな風に受け止めて、考えを巡らせてくださる方がいらっしゃることを喜ばない書き手はいないと思います。
いつも大切に拝読しております。ありがとうございます!
「救えるのはやっぱり自分しかいない」
もう、激しく同意です。
人に相談する時って、大抵自分の中で腹積もりは決まっていて、それを「合っているよ」と言って欲しい時だけだったりするのと同じで、結局自分を救うのは自分しかいないんですよね。
最終的には自分で決めて、自分で実行して、自分で責任を負って、次に活かしていく。
それの積み重ねで『次』を作っていくんだと思っています。
なので、私は誰かに相談をされても毎回「私だったらこうする」というよりも「この人はどうしたくて相談を持ち掛けているのか」というのを探ることに、どちらかというと神経を遣うようにしています。理解することは出来ないですが、話すうちに気持ちが解けることもあるでしょうし、なんなら言葉にして話すだけでマシになったりもするので、昔は同調して巻き込まれないようにメンタルガードを施した上で「なんぼでも喋れ」と促したりしてました。
助けて欲しい時に強がってもいい結果を生まないことを年を重ねることで学習したものの、佐藤氏みたいに「声に出して助けを求めろ」と言われても、プライドや何やらがあったりするので果たして素直に出来るのかは難しいなぁと(笑)。
ただ、そう言ってくれる人というのは頼られる準備が出来ている人だと思うので、私も本当に助けて欲しい時は「たすけてー!」と言いたいものです……!
佐藤氏の会話の中には私の考えも色々散りばめられていたりするのですが、書きながら「あー、こんな風に思った時期もあったなぁ」とか色々思い出したりしております。
音声ではなく書き言葉として考えをアウトプットしながら、私も色々気付かせてもらっている話だなと、春野さまのコメントを読みながら思いました。
次はやっとこさ、今のTと『僕』がやりとりする場面になります。公開させていただきました際には、また隙間時間にでも覗きに来ていただけましたら嬉しいです!
第14話 佐藤一郎の圧迫面接への応援コメント
最初からですが、この二人のやり取りは、すごく面白いです。
言葉のプロ、というよりは、どう人がその言葉を聞いているのかというプロ。
そんな感じのする、二人の会話は、すごく好きな展開です!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは。
キャラ喋らせたがりな私の性分が出た回となりました(笑)。
なんというか、丁寧な言葉で辛辣とも取れる言葉を述べていくタイプのキャラクター、好きなんですよね……!
面白がってくださるの、嬉しいです!
口から出た言葉って、自分が意図しない方向に受け止められてしまうことがありますよね。出来るだけ誤解をさせないようにしたいのに、ポロリと出たものが「マズい」と思って自分でフォロー入れるうちにどんどん訳分からなくなっていくというか。
佐藤氏は相手に誤解を与えたくないので言葉を費やしているつもりでも、人によっては詰問されているように感じたりするかなと思ったんです。
誠実でありたいのに受け手のメンタルによってはそう聞こえないとか、これもまた行き違い、掛け違いの一種だなぁと思ったりしました。
第14話 佐藤一郎の圧迫面接への応援コメント
察するということが嫌いで、言葉を大切にする佐藤さん。いいですね。
そして、佐藤さんの言葉を描写したもも様も、とてもすてきだと思います。
地の文だけではなく、会話文でも心を惹きつけますか。
私の文章、大分酷いな。なんて思っていたところに、こいつぁ響きますぜ。
ふっふっふ。
それでこそ、もも様。
さぁ、ついに現在のTくんが登場ですね。
ユウ(ユー)とみぃ(ミー)の対峙は近い。
わくわくのどきどきってやつですね。
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは。
わぁ、すてきだなんてもったいないお言葉……!
ありがとうございます!
今回のエピソードはかぎかっこいっぱいで、やりとりをたくさんさせることが出来て楽しかったです!
他のエピソードと比べて公開するまでにかけた修正の数も多かったんですが、会話文はやっぱり面白いなと改めて思いました。
佐藤さんと22時に落ち合ってから4時間ぐらいの出来事を表すのに7話も費やしてしまいましたが(喋らせ過ぎました笑)、次話からはやっとこさTが登場して、大人になったふたりのやりとりが書けそうかなと思っています。
自分でも脳内にしかプロットがない上、「やっぱこっちの方がいいかな」とかあちこち悩んでいる部分もあるのですが、とりあえず書き進めてみて転がる方に任せます!
第14話 佐藤一郎の圧迫面接への応援コメント
言葉にしないと伝わらないということは重々分かっているつもりでも、口にしない、出来ないというのはよくありますね。
相手に対する甘えですか。
佐藤氏、中々厳しい。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
言葉にするって色々な意味で難しいですよね。
しっくりする表現が見付からなくて口に出来なかったり、これを言うことで相手からどう思われるかが気になったり、今後の関係を考えたら言いにくかったり。
だからと言って、匂わせるようなことされると「ほんならお前口で言えや」となる佐藤氏の気持ちは分からなくもないなと(笑)。
第13話 佐藤一郎のコミュニケーション論への応援コメント
佐藤一郎。
その名前に違わず、なかなかな『人物』ですね!
一歩引いているようで、はたまたそうでないような……。
現実主義者のようで、でも、柔軟に答えを言える。
こんな人と一緒なら、かなり心強いですね!
作者からの返信
西之園上実さま、おはようございます!
佐藤氏に対するビジュアル描写が擬態後のものばかりなので、読んでくださっている方の脳内ではどんな姿で再生されているんだろうかと思っています。
深夜の公園で20代男子に向かって淡々と喋る佐藤氏ですが、『僕』にとってはそういうタイプのヒトの方が救われるんじゃないかと。
共感していることを示すのが相手の心を開くためのテクニックなどと言われたりしますが、相談ならいざしらず、『僕』がやっていたことは相談ではなく告白だったので、佐藤氏は共感を示すことなくただその述べられた話に対して言葉を返すという書き方にしました。
佐藤氏の存在や言葉が、『僕』にとって自分を知ることのきっかけになればいいなと思いながら打っていましたが、頑なだった『僕』の心情を解きほぐすのに5話費やしたのでやっと次からT奪還のくだりにいけるとホッとしております(笑)。
また公開しました際は、お時間ある時にでも覗いていただけたら嬉しいです。
第13話 佐藤一郎のコミュニケーション論への応援コメント
忘れてしまいたいと思うこと程、執着が残って、記憶に強く刻まれる。
一つの真理だと思います。
そして記憶は本人の都合のいいように変質していくというのも、真理というより人間という種の持つ宿業のようなものなのかも知れません。
作者からの返信
六散人さん、おはようございます。
良かったことはぽやぽやしているうちに消えていくのに、嫌なことはやたら記憶に残るのは悲劇を繰り返さないためらしいです(公共放送にて永遠の5歳が蘊蓄を示す番組より)。
わからなくもないなと思いつつ、ずっとあり続けるのは嫌だなぁ、思い出したくないからずっと眠っていたいなぁとか考えたりしてましたが、そんな都合良く封印なんて出来ないので、なんとかダメージを回避するため、いわば自己防衛のために記憶を改竄していくんだろうなと。
生きていくために必要なことなんだと思いますが、いいことも悪いことも何もかもそのまま絶対忘れたくないと頑なだった昔の私のことを浮かべながら書いておりました。
今の年齢の、今の考え方を反映させているので、数年、数十年経ってから読み返すとまた感じ方も変わるのかもと思ったら未来の楽しみが出来たようで、少しワクワクしています。
第13話 佐藤一郎のコミュニケーション論への応援コメント
佐藤さんの人生哲学とでもいうか、ユウくんへのお話がとてもいいですね。
ユウくんも、少しは、あるいは大きく先に進めたご様子。
若者が前を向く姿。覚醒の時というのは、ほんといいものですねぇ。
眩しいなぁ。目から何かが出てきそう。戻らない時。私も覚醒したい(笑)
そして、ひとつの対策。まさかの正面突破。
さ、佐藤さんが分からない。ひょっとして、強い……のか。
「私には武術の心得があります」
とかなんとか言い出すのではあるまいな。
はっ! 筋トレが伏線だというのか。なんてこった。もも様め。
作者からの返信
成野淳司さま、おはようございます!
佐藤氏、そんなこと言い出したら「中盤のシリアス展開なんやったんや」てずっこけそうです(笑)。今のところいきなりカンフーしだしたりとかは想定してないですが、ちょっと楽しいなと思いました!
凝り固まっていた『僕』の考えを解すのに5話ぐらい割くことになりましたが、やっと力を抜いて笑わせることが出来て、自分で書きながら良かったなぁと。
話し上手より聞き上手の方が圧倒的に大事な存在だと思うので、このあとの正面突破の場面も楽しみながら書いていきたいなと思います!
第13話 佐藤一郎のコミュニケーション論への応援コメント
こんにちは。
いつも素晴らしいですが、今回も神回のような、詰まった内容ですね。すごくよかったです。
佐藤一郎さんすごい。
「簡単に分かったような顔をされてはたまらない」
お話を聞いたり見たりして、何か思いに答えたくて、伝えたいと思ってもなかなかそうはうまくいかない事って多くて、意外と一人になって時間が過ぎてから気づく事ってあるな、と思いました。
「経験したことや感じたことは全て身体のどこか、脳のどこかに刻まれています。記憶を片付けた場所がどこなのか分からなくなったことを、忘れたのだと勘違いしているだけです」
本当ですね。いろんな方の小説や映像を見てあっと思い出したりするのも、「記憶を片付けた場所がどこなのか分からない」なんてかっこいい言葉ですね。
「どれだけ貴方が失いたいと思っていたとしてもそれは決して無くなりませんし、常に貴方の中に存在し続けているのですよ」
こんな事言われたら泣いてしまいます。
「次にまた似た瞬間が来ることがあったとしても、それは似ているだけで全く同じではないのですから」
一期一会みたいなものでしょうか。一瞬だけのエピソードもメモに取っておかないと次の一瞬にはもう忘れてしまうほど情報量のすごい世の中で、どれだけのものが流れてしまっているのだろう、と感じます。
この無理難題をどうやって突破するのか、続きがドキドキです。
素敵な作品をありがとうございます(#^^#)
作者からの返信
春野 セイ様、こんばんは。
がっぷり四つな感じで読んでくださり、恐縮です(汗)。
佐藤さんがだいぶ説教臭い感じになってるなと書き終わってから思いましたが、えいや!とそのまま公開しました。
大事なことを話してくれていると思えば思うほど、それに見合う言葉というのはすぐに出てきませんよね。ちゃんと向き合って、同じ方向を見て考えているということを伝えたいのに上手く伝えることが出来ない自分のダメさ加減が嫌になることもしばしばあります。
そういう意味で、佐藤氏はすべてを言葉にして相手に伝えている時点でなかなか出来ることじゃないなと思います。自分の気持ちや考えを言うのは割と勇気がいると思うのですが、受け入れられないことを覚悟の上で「自分はこう思うから、それを受けてどうするかは自分で考えなさい」という姿勢ですよね。
考えることを止めないって、大事だなと思います。
ちなみに私、何かを思い出そうとするときはいつも脳内にある箪笥の引き出しを開けていくような感じをイメージしています。
佐藤氏によって無自覚、無意識だった部分を言葉として降ろされた『僕』が、少しでも前に進めたら良いなと思っています。
年末進行で今週中に次の更新が出来るか微妙ですが、出来るだけ頑張りますー!
第12話 建前の声、本当の声への応援コメント
『おもり』はきっとかるくなったというより、溶けて、だからそれが涙として生まれたんでしょうね。
彼の気付かないうちに……。
なんとも、すばらしい心情描写です。
『涙』という言葉は、簡単に心情表現として使えてしまうぶん、その使い方が難しく、だからこそ、ここぞというところで輝く。
今回はまさに、その輝きを読めました!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
情景よりも心情や感情の動きを書くのが好きで、それこそ一人称の醍醐味と思っている人間なので、お褒めの言葉を頂戴してわふわふテンション上がってます!
ありがとうございますー!
「自分が泣いてることに気付かんて、そんなことあり得る?」と思う方もいらっしゃると思うのですが、高校生ぐらいの時に実体験したので、これについては「あり得る」ということで、「私も若かったなぁ」と思い出しながらこういう出し方をしました。
おもりの存在を言葉にして自覚した『僕』の先のお話を本日公開致しましたので、またお時間あります際にでも覗いていただけましたら嬉しいです。
第12話 建前の声、本当の声への応援コメント
くっ!
感情表現が、見事に何かを突き抜けやがって。
Tくん、善悪の区別が危うかったころの記憶がなくて安定したように思えるのですが、なぜ闇バイトに?
記憶が戻ったのか。
誰かに付き合っているのか。
誰かを止めようとしているのか。
むむむ。
おもりが軽くなったユウくんの活躍に期待。
そして、さっとハンカチを差し出す佐藤さん。
惚れてまうやろ。
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは。
お読みいただいて感じたことをいつも伝えてくださり、ありがとうございます!
毎回「こういう時に訪れるこの感じを正確に表す言葉って何だろう」と四苦八苦しております(汗)。
感情を感じたままに言葉としておろすのはキャラクターであってもとても難しいなぁと思いつつ、楽しんでモニターに打ち込んでいる次第です。
Tが闇バイトに加担するようになった理由については、もちろんこの先の話で出て参りますのでしばしお待ちくださいませ……!
私は佐藤氏がせっせとハンカチにアイロンを当てている姿を想像して、なんか人間味あるなとちょっと思ったりしておりました(笑)。
第11話 塞いだ耳と僕の罪への応援コメント
聞き耳というものが、ただそのままではない、違ったこととして認識し始めてきました。
相手がいての聞き耳。
それは同時に、自分がどんなふうに思っているのかという、心の声に聞き耳をたてるという意味でもあったんですね……。
これは、だんだんと深い話になってきました。
面白いです。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
自分に対して聞き耳を立てるというのは、自分で自分を監視しているようですよね。気が抜けなくて物凄くしんどいなぁと思うのですが、自分を罰することで生きている人がいるとしたらそういうこともありそうだなと。
ちょっと想定よりも大変暗くて重たさを感じる話になっておりますが(笑)、とりあえず底を打った感じはしますので、次話以降からはちょっとずつ暗さは軽減されるかと思います!
編集済
第11話 塞いだ耳と僕の罪への応援コメント
Tの声が指の隙間をすり抜けて僕の耳を通り、脳に絡みつく。
皺の隙間を分け入るように、追い出さないでとしがみついてくる。
そして、最後の『月は見えていないだけで〜』の締め。
今回も、もも様の文章表現が美しく光りますね。
みぃくんの母親も、きっと悪ではなかった。
思い上がり、急ぎ過ぎた、か。
違う方法、違う未来もあったかもしれない、と。
それでも、いつ一線を越えた事件が起きるかは誰にも分からなかった。
手をこまねいている間に、それは起きたかもしれない。
そのときはそのときで、何もしなかったことに後悔するのでしょう。
難しいですね。
選択に後悔がないよう、起きてしまったことに向き合えるよう、日々を生きていきたいものです。
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは!
>Tの声が指の隙間をすり抜けて僕の耳を通り、脳に絡みつく。
皺の隙間を分け入るように、追い出さないでとしがみついてくる。
この部分、話し言葉がどうぬるりと入ってきたらもの悲しさとおぞましさを両立できるかなとイメージしてそれをそのまま文字に落としたんですが、11話最後の部分と合わせて気に留めてくださり嬉しいです!
ありがとうございます!
見えている部分の描写も必要と思いつつ、ついつい目に見えてない部分の感覚の方の描写をやりがちです(笑)。
何をどうあがいても起きることは同じだったかもしれなくて、それが前倒しになっただけかもしれない。
結果からの逆算は遡る果てがないので、何がきっかけだったのかは誰にもわからないと思います。だから、誰も悪くないかもしれないことでも、誰かが責任を感じてしまったり。
反省はしても後悔はしない選択をしていきたいなと私なんかは思いますが、なかなか難しいものですね……。
第11話 塞いだ耳と僕の罪への応援コメント
こんにちは。
重い内容ですが、考えさせられますね。
ユウくんが心の傷を負っているのもなんともつらいですが、「自分なら何とか出来るなんて、ただの思い上がりだ」のセリフがずんと来て、過去にあったことを思い出しました。
関東で一人暮らしをしていた頃、支援員のボランティアに少し関わり、自閉症の女の子とダウン症の女の子、発達障害の女の子の修学旅行について行ったことがありました。
わたしは初めての経験だったので、できるだけ普通の人と同じように接して助けたいという気持ちがあったのですが、ボランティアを紹介してくれた人が一言、「あなたごときに何ができる」のようなことを言ったんですね。
こんな口調ではないですが、周りがいろいろやっているのに簡単にできるはずないでしょう、みたいな。
それがすごく衝撃でショックだったのを覚えています。
ボランティアはただ、まわりの危険から守ればそれでいい、その日限りのつきあいなんだから引っ掻き回すな、と。
それ以来、このボランティアはやめよう、と思いました。
結果論というか、どんなことが起きるかなんて誰にも分からないと思います。
でも、ユウくんと伯母さんはそんなに罪を犯したようには思えないな、と感じました。
聞き耳を立てるって、想像すると。
まるで人には聞いて欲しくない内容をそっと聞いている、そんな感じもありますね。
もも様の作品は、深く刺さるものが多くて勉強になります。
ありがとうございました(#^^#)
作者からの返信
春野 セイ様、こんばんは。
この作品の中で、Tと僕の過去に触れる今のくだりが一番暗くて重たいトーンになりそうかなと思ってましたが、書いてみたら案の定どよんとしてましたね……。
午前中に更新したものの「これは青空晴れ渡る日に読む内容じゃない」と自分でも思いました(笑)。
そんな内容ではありますが、どうぞお気楽に読んでいただけましたらありがたいです。
春野さま、そんなご経験があったのですね。
ボランティアというのは本当に難しい立ち位置なんだなと、拝読しながら感じました。ボランティアと支援員でどのような役割の違いがあったのかまでは分からないながらも、ボランティアの行ったことで何か問題が起きた時に責任をとるのはそのボランティアを採用した側だから、余計な事をしてくれるなということだったのでしょうか。
もしそうならば、ボランティアという存在を使役する人という風にしか見ていない感じがして、私でも嫌だと感じたと思います。簡単に出来るはずがないというなら、初めからボランティアなど採らずに自分たちだけでやればいいと。
仕事内容は確かに大変なことが多いと思いますが、相手の立場に敬意を払えない人がいる職場は空気が悪くて人が続かない。
自分たちだって最初は何も出来なくて助けてもらいながら身に付けたことを忘れて、一人で一人前の仕事人になったと思っているならそれは勘違いだと言いたくなりますね……!
(もっと言いたいことはあるんですが、この辺にしときます)
自分で自分を責める日々を送ってきた主人公に根の部分から前を向かせてあげたいなと思っていますが、どうなることやらです……!
第10話 僕とTの物語➁への応援コメント
朝から読むにはインパクト強かった笑
こんな傷を抱えながら主人公がひとりぼっちなのが心底可哀想である。
T君を助けに行くことが彼とT君の救済になるのかすらちょっと不安だけど、T君の現在の仕上がりが気になるし、聞き耳屋☆佐藤一郎がなぜかなんとかしてくれそうに思える!!! 不思議!!!
作者からの返信
石川獣さま、おはようございます~!
て、こんな暗いエピソードを朝から読ませてしまってすみません(土下座)。
多分、この話の中で一番底の部分じゃないかなと思いますので、底を打ったらあとは昇るだけと思ってもらえたら(多分、そのハズ笑)。
私も心の中で「ガンバレ、佐藤さん!」と思ってますが、脳内でなんとなく組んでるプロットからキーボード打つたびにちょっとずつ膨らんだり削ったりしてるので、どう動いてくれるかなーとちょっとヒヤヒヤしております。
第10話 僕とTの物語➁への応援コメント
『自分』というものを大切にしてしまうというものは、そのほとんどが『自己満足』という結果になる気がします……。
肯定していいものなのか、否定しなくてはいけないものなのか。
その選択は、死ぬほど難しいですね……。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
僕がTのことにこだわる理由、その根の部分をお見せするエピソードとなりました。
結局どんな選択をしようとも、選んで実行したのは自分ですもんね。
結果の良し悪しが分かるのだって、長ければ数年後でないと判明しなかったりしますし……。
ちなみに、私は「自分を大切にしよう」とか「あなたの気持ちが大事」とか、自己肯定を促すような文言を見ると、「いやいや、自分も大事だけど相手のことを考えるのももっと大事でしょ!」と罪悪感満載になるんですが、こういう感覚は令和向きじゃないのかもなぁと最近思ったりします……。
第10話 僕とTの物語➁への応援コメント
一度、読んでもう一度読み直してみました。
伯母さんですが、クールで個性的な印象があります。いろんなことを見越しているような、間に合わなかったことが悔やまれますが、何か危ういものは彼女は感じ取っていたのですよね。
意外だと思ったのは、Tがユウくんの友達らしくないタイプであるな、と思ったところですね。ユウくんに似たタイプを連想していたので、ちょっと驚きました。
Tくんは今でも何となくですが、ユウくんを友達だと思っているような気がします。
この話は、確かに、誰かに話せる内容ではないですね。
作者からの返信
春野 セイさま、こんばんは!
まさかの二度読み!!!
丁寧に読み解こうとしてくださって感激しております……!
ありがとうございます(涙)。
ですね、伯母の場合はあえてこういった話し方で周りの人間を近寄らせないようにしているというイメージです。付け入られる隙を与えないタイプのヒトですね。
Tと主人公について、そんな風に考えてくださっていたのですね!
多分、家族が亡くなる前の主人公なら、Tとは親しくならなかったと思います。生活環境が一変し、学校にも行けず、頼れる人も伯母以外にいなくて、肝心の伯母は冷たい訳ではないけれど言葉が足りなくて少し怖い存在という状況だと、これまで親しくならなかったような相手であっても自分のことを慕ってくれるのであれば自尊心が満たされて悪い気はしない存在になるのではないかと思ったんです。
次話以降は、この出来事を20代になった主人公がどう受け止めているのかというところを表していく感じになろうかと思いますので、もうしばらくお付き合いいただけますと嬉しいです!
第10話 僕とTの物語➁への応援コメント
こ、これは。
これもまた、もも様の得意分野。
多種多様のカラフルなもも色が、本作において存分に光る。
絶妙、ですね。
母親が許されるわけではないですが、みぃくんが母親から受けるべき愛情や教育を受けることができなかった理由が、語らずとも描かれた気がします。首を絞めるに至った理由さえも。
伯母さんの言いつけを守っていれば、作中の悲劇は起こらなかった。
でも、その代わりにおそらくみぃくんは死んでいた。
一体、どうすればよかったのか。そもそも、正解はあったのか。
少なくとも、選ばれた現実をユウくんは受け止めきれなかった。
受け止め、きれないよ……。
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは!
根暗な私の視野狭窄なキャラの掘り方をよくご理解くださっていて恐縮です(汗)。ありがとうございます!
どうすることが正解だったのか、リアルの世界でも無数の選択をしながら私たちは生きている訳ですが、正解も失敗も、後日振り返った時でないと分からないですもんね。
あみだくじみたいに結果から逆算して一本の道を選べたらいいのにと思わなくもないですが、それが出来ないからたくさん悩んで考えるしかないのかなと。
11歳では受け止めきれなかったことを、20代になった主人公はどう考えているのか、次話以降はそんなようなことを描いて行く感じになりそうです。
もうしばらくお付き合いいただけましたら幸いです。
第10話 僕とTの物語➁への応援コメント
これは一生後悔が残るなあ。
第三者目線だと冷静に見れるかも知れませんが、当事者だと到底無理でしょうね。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは。
早々にお読みくださって、いつもありがとうございます!
「こんなん目の前でやられたら嫌だな」と思う状況ってどんなんだろうと思いながら書いていたらこんなことに……。
同じ言葉でも感覚の土台が違う人にとってはこんな結果をことがあるかもしれないと想像したら、口から出す時には気を付けたいなと……!
第9話 僕とTの物語①への応援コメント
開始早々、なんて第一印象で始まりやがる。
ユウ(ユー)とみぃ(ミー)。
いまじなりぃ(イマジナリー)?
なんて思いましたが、違うようですね。
そもそも近況ノートでの情報からしてもあり得ないか。いや(ぶつぶつ)。
(当初のプロットの話)
声が聞こえる云々は、存在が危うい子(それもあるでしょうが)かと思いましたが、名前の話ですぐに思い直しました。
ふっふっふっ、これだな。
なんて思っていたら、しっかりと主人公くんも推測を。
さすが、もも様。
私の推測コメントの先回りをしてしまうとは。
悔しい気持ちで、夜には眠くなります。
うう。佐藤さんと違って、早く続きを聞きたい(読みたい)です。
作者からの返信
成野淳司さま、こんにちは!
わ、ほんまですね、ユウ&みぃだった!言われて気付きました!
その設定、使えば良かったです(笑)。
家の中の話というのはこれだけ核家族が普通になると、もう外からは全く分からないんですよね。
心理的虐待は割合として多い方だと思うんですが、そちらの方が見えにくいので気付いた時には傷が深くなっているというケースは多々あると思います。
大人の振舞いを子どもが見て「こいつにはこれぐらいしてもいいんだ」とお墨付きを貰ったような気になって相手の存在を軽んじるというのもよくあるのだろうと。
(もちろん、あってはならないのは当然なのですが)
悪いサイクルはまだ続きます。
先程➁を公開致しましたので、またお暇な時にでもぴよんと開いていただけましたら……。
第8話 聞き耳屋、利害を説くへの応援コメント
くっ!
エピソード開始早々、鮮やかな地の文で人の心をつかんできやがって。
「お釣りは貴方に差し上げますので」
↑
よし。精一杯安く済ませて、お釣りは快くもらおう。
なんて思ってごめんなさい。主人公くんと違って私の心は汚れております。
佐藤さんが主人公くんを死なせたくない理由。
『父親と大学生の息子』とか『訪ねてきた伯父に道案内する甥』
↑
このあたりが伏線かなぁ。
にやにやと考察。
作者からの返信
成野淳司さま、こんにちは!
会話文大好きな私が珍しく地の文で冒頭を固めてみました。
客観的な描写力が問われるわぁとドキドキしながら書いておりました!
そして大丈夫です、私も「うまい棒一本だけにしとこ」と思うタイプの人間です(笑)。
主人公のような潔癖さは、とうの昔にどこかへ紛失して行方知れずですよ……。
スーツのサラリーマンと学生ルックのふたりの組み合わせで思いつくのってどんなんあるかなと思ってふたつ並べたんですが、あのあと「会社員やってる卒業生が久しぶりに大学のサークルに顔出した流れから後輩とご飯食べに行った帰り」とかもあるなと思いつきました!
が、説明長すぎて作中に使うには向かんなと結局却下した次第です(笑)。
第9話 僕とTの物語①への応援コメント
タチバナリョウ……T……。
みぃくん……みささぎ……。
確かに、奇妙な『気持ち悪さ』が湧いてきました。
作者からの返信
西之園上実さま、こんにちは!
歪というか、不穏というか、そんなような気配を漂わせる感じの①でございました。
名前は親が子どもに贈る最初のプレゼント……なんて話もありますが、そこに込める意味というのは色々なんだろうなと思ってまして。
社会生活に著しい支障をきたす時などは裁判所に申し立てすれば変更出来たりするようですが、姓と違って名はほぼ一生背負うものと思うと、名付けというのはなかなかのプレッシャーだなぁと……。
第8話 聞き耳屋、利害を説くへの応援コメント
何だか探偵さんみたいになってきましたね。
ひそかに暗闇で待つ人達。他にも張っている人がいたりして、と想像を膨らませながら、こちらもドキドキします。
佐藤さんミステリアスでかっこいいですね。わざと早めにここに来たのでしょうか。
これから何が打ち明けられるのかワクワク。
お金を手にするのも痕跡を残すためなのかな、とか勝手に思ったり、面白いです。
作者からの返信
春野 セイさま、おはようございます!
友達を止めに行くという、ごくごく私的な目的のために犯罪集団の動きを張りに行くふたり……、言われてみれば確かに探偵みたいかも。
佐藤氏の描写については三歩ぐらい引いてる感じを心掛けているのですが、それがミステリアスに映ってくれているなら良かったー!とホッとしております。
この二人で延々喋らせ続けることが出来る……と思いながら書いてましたが、そういう訳にもいかないので(笑)、次話はTにまつわるエピソードとなります。
またお時間あります時にでもちょこっと覗いていただけましたら喜びます!
第8話 聞き耳屋、利害を説くへの応援コメント
佐藤という人と成りが、分かりそうで分からない。
でも、人間味が無いということもなさそう……。
面白いです。
すっかり、この世界に浸っていました。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
ほわ~!
そう言っていただけて嬉しいです!
自分でもこの話、現代ドラマなのかホラーなのかミステリーなのかSFなのか、未だにどこに置くのがしっくりくるのかピンと来ていないのですが、そんな曖昧な世界のお話を楽しく感じていただけているのであれば、ありがたいです!
佐藤氏、悪い人ではないと思うのですよね。
現実世界に佐藤氏みたいな人が仕事の先輩でいたら、私は見習わなければ!と思うので……!
第7話 聞き耳屋・佐藤一郎の職業倫理への応援コメント
なんだか、すべてが予定調和のような……。
鈴木との突然の出会い、佐藤との偶然の出会い。
今回のこの申し出も、すべてが歯車の一部のように感じてしまいます。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
気付けば7話まで来ていて、ちょっと自分でもびっくりしております。
人と人との出会いや、そこから始まる出来事について、基本的に偶然というのはなくすべては決まっていることなのだ……という運命論者では決してないのですが、いろんなことのタイミングというのは然るべき時に訪れるのかもしれない、ぐらいは思う時がありまして。
『僕』にとっては佐藤氏のことを初めて認識できるようになってから、「認識出来ない自分」がいた世界とは違う世界に来てしまった感覚なのかもしれません。
現実なのだけどどこか現実感が薄いというか。
T奪還作戦はどうなるのか、次か次のお話あたりでそろそろTと僕のエピソードを出す予定ですので、またお時間あります際にでも遊びに来ていただけたら!
第7話 聞き耳屋・佐藤一郎の職業倫理への応援コメント
職業倫理と法規制の順守を社員に言って聞かせる職種にいるので、佐藤氏の言い分はよく理解できます。
これくらいいいじゃん、が一番危険。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは!
返信、遅くなりましてすみません(汗)!
おぉ!
いわゆるコンプライアンス研修とかしてらっしゃるのでしょうか。
会社組織の人間だろうと、フリーランスで働いてる人間だろうと、「これぐらいいいかな」というのは個人が判断するもんじゃないと思っていて。
ひとりの人間の緩みがミスに繋がり、そのミスが蟻の一穴がごとく綻びを生んでそこからぽろぽろと築いたものが崩れていく……というのは十分あり得るんだと自覚しながら働かねばならんなぁと日々思っております……。
第7話 聞き耳屋・佐藤一郎の職業倫理への応援コメント
佐藤さん、これぞプロ。そして、ベテランの風格。
『十年過ぎてまだ未練あるのか』
↑
主人公くん、話題として振って大丈夫か。
話した鈴木さん、あとからこちらでもやられない?
業務外の話ではあるだろうけれど、佐藤さんの心境としてはどうだろうか。
仕事での処罰はなくとも、プライベートでの報復はあってもおかしくない。
逃げてぇっ! 鈴木さん、逃げてぇっ!
言われっぱなしが嫌だから、痛い所を衝きたかったのかもしれないけれど、主人公くん、やっちまったよ。
「人の事情を勝手にバラして、罰金モノですね」
ここまで想像できておいて。なんてこった。
いけない。Tくんよりも、鈴木さんのほうが心配になってきた……。
佐藤さんが、寛大な対応をしてくれることに期待するとしよう。
作者からの返信
成野淳司さま、再指導中の鈴木氏の心配をしてくださり、なんとお優しい……!
私の中で鈴木氏は抜けてるけど憎めないキャラみたいなイメージで作ってるんですが、佐藤氏からは超睨まれたかもしれません(笑)。
誰だって自分の話を自分が不在のところでされるのは気分の良いものではないですもんね。
罰金ぐらいで済むなら安いモノ……!
主人公は話のネタぐらいで振ったつもりだったんですが(笑)。
第6話 耳と脳の集音実践への応援コメント
主人公くん、食レポうますぎ。見事な飯テロ。
タイトルは『聞き耳屋』ではなくて『利き舌屋』だったのか。
冗談はさておき。
『余計な音、全部フェードアウト』からの『全部の音が一気に戻って来た』は、映像作品のワンシーンのようでしたね。見事に頭の中でイメージできましたよ。
そして、社会問題となっている闇バイトが。
そこを書いてくるとは。これがもも様。さすがもも様。
Tくん、同名の別人てことはないよなぁ。さすがに。
何やら不穏な空気に。いや、信じているぞ、Tくん。
よく知らんけど。
前回のコメントについて。
褒めたなどと、そんな上からと感じるかもしれないものではありません。
称えた……。いや、それもありますが。
もも様の文章表現に打ちのめされた私の心の声。
「ぜ、全然悔しくなんかないんだからねっ!」
そう、そのような言葉の言い換えでしょう。
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは!
コメントへの返信が遅くなってしまい申し訳ありません!
利き舌屋、それはそれで書いてみたいかも(笑)。
洋風おでんとポトフの違いとは……とか思いつつ書いておりましたが、そろそろ寒くなっておでんが食べたくなった私の願望が入っております。
『僕』が耳に集中している時は出来るだけ地の文を入れないようにと思っていたので、脳内でイメージを広げてもらえたと言ってもらえて嬉しいです(踊)!
闇バイトってもう言葉を変えた方がいいと思っている派なのですが、今の社会問題を入れ込んでおくと、この先、数年、数十年経って読み返した時に「このころはこれが世の中的に問題視されてたなぁ」と思い返すきっかけになるなぁと思いまして。
「犯罪ダメ、絶対!」の精神で進めて参ります!
第6話 耳と脳の集音実践への応援コメント
前回の内容からがらりと転回してきましたね。
まさか、こんな繋がりになるとは、驚きでした。
どうなるのでしょうか。
作者からの返信
春野 セイさま、こんばんは!
そうなんです、このエピソードがひとつの転換点みたいなものでしょうか。
6話を読んでいただいてから1話の冒頭を振り返っていただくと「T、行くなよ~!」となりそうなものですが、そのあたりも含めて『僕』の後悔みたいなものに繋がっていたりします。
次話はTと『僕』との関係に関するエピソードになるかと思います。
友達って何だろうと考えながら、書き進めていきたいなと!
第6話 耳と脳の集音実践への応援コメント
Tの目的がかなり気になります。
それに、僕のTに対する心持ちが、あまりにも執着しすぎているような……。
危険な展開にならなければいいのですが。
そんなところに現れた佐藤……。
一体、なんのために。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
なんだか物騒なことにTが噛んでいる状況になっておりますが、クリミナルな状況になるのか、私もまだ脳内にふわっとしか作っておらずでして(笑)。
この話、ラストはきっちり決めているのですが、そこに行きつくまでは比較的ゆるーいプロットでいこうと思って始めたこともあり。
佐藤氏が現れた理由と、Tと僕の関係についてが次話になりそうですので、また公開しました際にはお時間あります時にでも開いていただけましたら嬉しいです!
第6話 耳と脳の集音実践への応援コメント
フェードアウト機能、便利ですね。
仕事で聞きたくない話を全部フェードアウト出来たら、どれ程幸せなんだろう。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは!
聞きたくない話を片っ端から消していったら真空状態みたいに何も聞こえなくて愕然とするというオチだったりしませんよね……?
とはいえ、聞きたくない音だけを自分の意志で消せるとか、集中したい時にめちゃくちゃ便利だなぁと思います。
訓練したら出来るんじゃないかと思うんですよね。
カクテル効果をより洗練させた感じというか。人の脳が9割使われてないなら、磨いていけば可能な気がしています!
第5話 僕の家族と耳の良い伯母への応援コメント
伯母さん、生きづらそうですね。
人と接していたいのに、察しが良過ぎることで独りを選んだ。
そんな伯母さんに、主人公くんの存在は大きな支えだったのではないでしょうか。
そして、主人公くんにとっての伯母さんも。
カクヨムに公開しているもも様の作品を、初期から読ませていただいているわけですが。
いつのころからか、いや徐々にか、文章の表現が何かを突破していっているような……。
正反対の気持ちが身体の中で嫌な速度で混ざり合い、びちゃびちゃと浸しては溢れかえる。誰とも交わらない僕の周りを見えない箱が囲い、口からこぼれ出たいろんな感情に息が乱れて溺れそうになる。
↑
今回でいえば、こことか。
これが上達と成長というものですか。
置いていかないでとは言いません。
そのままの速度で走り続けてくださいませ。
私も、負けません!
作者からの返信
成野淳司さま、こんにちは!
コメントお寄せくださり、いつもありがとうございます!
昔通っていた大学受験の日本史の先生が「西郷隆盛は1聞いたら10を知る人だった」と話していて、だからこそ明治維新で武士の誇りを取り上げられ、不平不満がたまっていた士族たちのことを見捨てることが出来ず、それが西南戦争繋がったんだと。分かってしまう人というのはツラいなぁと思ったのですが、今の時代も察しが良過ぎる人は変わらずしんどいのではないかなぁと……。
『僕』の存在が伯母にとって良いものであったならいいなぁと思って、このエピソードを書いておりました。
表現の部分に関してお褒めの言葉(で合ってますよね?)をいただき、あわあわしております(汗)。
自分の中で絵として感情をイメージするのですが、そのイメージしたものを出来るだけ言葉として素直におろすよう意識してまして。その時に感じた質感さることながら、「苦しい」ということに対してそれがどういう苦しさで、どうして苦しいと感じるのかを深掘りするようになりましたね……。
昔は疑似体験するような感覚で書きながらこっちもしんどくなっていたのですが、今はキャラクターとしてダイブするようになったので、感情がごっちゃになることはなくなって良かったなぁと思っています。
成野さまの文章はエッセイと物語とでテイストの使い分けがきっちりなされているので、今連載されている『人生の思い出』とかは素な言葉遣いが読んでいて目が馴染みます!
また楽しいエピソードを楽しみにしております!
第5話 僕の家族と耳の良い伯母への応援コメント
察しのいい人って損な人が多いですよね。
しんどそうです。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは!
いやもう、本当それです……。
私は自分では察しが良いとは思っていないのですが、三人きょうだいの末なので、自分が損をしないようとか、上の二人と同じ轍を踏まないようとか、色んな意味で自然と周りを観察したり、人が話したことを注意深く覚えておく癖がついてしまっていて。
察しの良い人はその察しの良さを悪用することも出来るので、自分の中の醜さとも向き合うことになったりして、しんどいと思います……。
第5話 僕の家族と耳の良い伯母への応援コメント
僕、のバックボーンには、こんなエピソードがあったんですね……。
叔母さんのチカラが、もし、僕に備わっていたとしたら、と考えてしまうのは野暮になってしまうのかもしれません……が。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
第4話の時に地の文でさらっと「家族はいないけどね」と書いたこともあり、『僕』にまつわるヒトとの縁のようなものや、耳の精度の高さに絡む背景を紹介しておきたいなと思いまして。
伯母のように察しのいい人が身近にいると話すことに対してサボりがちになって、コミュニケーションの取り方が逆に下手になりそうなものですが、『僕』はそうなっていないのは、亡くなった家族とたくさんやりとりをして会話をした体験や記憶が積み重なっているからだと思っていただけたら……!
第4話 聞き耳屋の資格への応援コメント
聞き耳屋の女性、もとい男性。
口は悪いけれど、いい人でした。
どうも聞き耳屋というものは、この世とあの世の境目にでもいるような人たちに思えて仕方がありません。
人との縁が完全に切れてしまった時、そういう存在になってしまうのか。
もしかしたら、人から見えないだけではなくてカメラにも映らないのか。
確実なこの世の者ではないから、この世の理から外れてしまう人なのか。
最初から面白かったですが、更に面白くなってまいりました。
次話を楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
成野淳司さま、こんにちは!
5000文字ぐらいの短編にする予定だった『聞き耳屋』も気付けば4話まで公開しておりました。お読みくださり、ありがとうございます!
好むと好まざるとに関わらず、人との縁が切れてしまった人というのは存在として危うげなものがあるなぁと思っていて。
死んで無縁仏として合祀や合葬されるならまだいい方で、死んでも誰にも気付かれないというケースもたくさんあるんじゃないかなと。いなくなっても誰にも気付かれないし気にもされない存在というのはとても曖昧で、それがいいと思う人もいれば孤独を感じる人もいるんじゃないかなぁなんて思ったり。
そんな人たちが他人の話に聞き耳を立てるというのはどういう心情からやるんだろうと色々想像しながら、私自身キーボードをカタカタ叩いております。
第5話もまた公開しました際は、お時間あります際にでも開いていただけましたらありがたいです!
第4話 聞き耳屋の資格への応援コメント
ヒトと縁が切れていること……。
Tにここまでこだわるのに、素質があるといわれていたり……。
うーん、まだまだ謎なところが多すぎる……『聞き耳屋』。
作者からの返信
西之園上実さま、おはようございます!
4話も早速目を通してくださって嬉しいです(涙)!
ヒトとの縁が薄いタイプの人間っていると思うんですよね……。
人間関係を築くのが下手というのもあるかもしれないですが、繋がった関係の線が何でかわからないですが太く育てられなくてそのまま切れてしまうタイプというか。
今回の話に出てきた子はヒトに執着しないタイプで、いつも気持ちいい自分でいたい、自分ファーストなタイプなので自らヒトの輪を抜けた感じかなとなんとなくキャラ作りしてましたが、次話からは『僕』とTのことについて触れていく感じになりそうです……!
第4話 聞き耳屋の資格への応援コメント
「聞き耳屋ってのは聞き耳立てる場所に合わせて擬態するモンなの」
「マジですか」
思わず同じこと呟いてましたwww
作者からの返信
六散人さま、おはようございます!
最新話も早々に読んでくださり、ありがとうございます(お辞儀)。
そうなんです、昆虫が擬態をするように、その場の雰囲気に馴染んで溶け込み、景色のようになるために擬態しています。
とはいえ、今回出てきた聞き耳屋の男の子は素材がいいので女の子の姿になることが出来ると思っていただけたら。男女どちらの姿にもなれるのは、潜入出来るスポットの幅が広がるので、聞き耳業には物凄く便利かと!
第4話 聞き耳屋の資格への応援コメント
佐藤さんまさかのか悲しい過去持ち...?
人との繋がりがないから同業者を増やしたいのかな
作者からの返信
@kasuga2banさま、最新話も早々に読んでくださり、ありがたやです……!
佐藤さん、人間味薄い感じではありますが、皆それぞれ抱えてるモノがあるのではないかと。
円で囲われたヒトの世界を自分から手放したのか、手放さざるを得なかったのかはわかりませんが、同業のこの子は佐藤さんのことを知っているというあたり、何らかの繋がりがある思っていただけましたら……!
第3話 耳の可能性を探る実験への応援コメント
パプリカ(映画の方)好きなので話し声の一部のところめちゃくちゃ好きです。
イケ散らかしたオオサンショウウオなんて絶妙なワードは一生かかっても思いつける気がしない
作者からの返信
@kasuga2banさま、おはようございます!
コメント、お寄せいただいて嬉しいです(泣)!ありがとうございます……!
『パプリカ』て筒井康隆さんの小説のやつですよね?
原作面白かったので映画の方も観なくてはとずるずる年月が経っておりましたが、こんな感想をいただいたら「はよ観ないと!」となりました。
ちょっと調べたのですが、今敏監督が作られた島所長の演説の内容が魅力的でした!
ちなみに私、オオサンショウウオ好きなんですが、「イケ散らかしたオオサンショウウオ」は、本当にいます(笑)。「オオサンショウウオ界じゃ爆モテだろうな」と思う佇まいの個体を水族館で見た時に頭によぎった言葉でした……!
第3話 耳の可能性を探る実験への応援コメント
「チーズが濃くて美味しいです」
「こっちのケーキもしっかり栗の味がします」
↑
食レポの微妙さでいえば、お似合いの気もしなくはないのですが。
嘘をつきたくない誠実さに惹かれる女性ならよかったのかな。
あるいは「面白くなかったならそう言っていいんですよ」と言ってくれる女性か。
男性が悪いというよりも、二人が合わなかったか。
栗の話も「だって、栗って一番山っぽいじゃないですか」なんて適当だろうと返すこともできましたからね。
理想のマッチングは難しいようです。
そして、主人公くんは黒い髪の女性聞き耳屋さんとマッチング?
作者からの返信
成野淳司さま、こんばんは!
今どき、小学生でももっとマシな食レポしますよね(笑)。
ネコを被って無難なことに留めた結果、平凡とも言えない感想になったと思っていただけましたら……。
自分の好きなものを相手も好きになってくれたら嬉しいなという単純な気持ちに対しては、『共感する(あるいは共感していると感じさせる)』というのがこの場合ベストじゃないかなぁと私なんかは思うのですよね。
そういう意味では正直であることはそこまで望んでいないのです。そういう正直さはある程度交流して好感度を上げた状態で「実はあの時勧めてくれた本だけど……」と打ち明けてくれたら、「なーんだ、そうだったんだ」で済むこともあるんじゃないかと。
アドベンチャーゲームとかでよくありますが、初の対面の場では好感度を上げるための選択肢をひたすら選んでいくのが正解、みたいな感じです。
DMでのやりとりは考えながら打てますが、コミュニケーションの瞬発力が問われる対面だとなかなか上手く言えなかったりすることもあるので難しいですよね……。
新たな聞き耳屋については、第4話にて……!
第3話 耳の可能性を探る実験への応援コメント
いやいや、素質十分でしょ!?
そして、理由なく気づいた、新たな『聞き耳屋』が……。
って、だから、素質十分だって!
運命だって!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
第3話も早々にお読みくださり、ありがとうございます!
主観は交えず、ただただ個性を殺して聞き耳を立てた内容を記録していくのが聞き耳屋という仕事の業務内容となるので、ツッコみ入れまくりの『僕』は自分では向いてないと思っているようなんですよねぇ。
流されるように巻き込まれていく『僕』の話は、まだ続きそうです……!
第2話 聞き耳屋に必要な素質への応援コメント
カメラは?
と私も思ってコメントに書こうと思ったら、しっかりと触れられていた。
さすが、もも様。
私ごときの疑問など、当然のごとく想定内というわけですね。
カメラにも問題がない理由、楽しみにしております。
ステルス。
カラフルなもも様は、存在感を消しきれないかと(笑)
作者からの返信
成野淳司さま、はい、カメラはなぜか大丈夫なのです(笑)。
不思議な会社ですよねぇ。
いやもう、私はあまり深く関わる気がないところに関しては出来るだけ気配を消したいし名前を覚えられることすら勘弁してくれと思うタイプなので、無味無臭、無色透明な存在を意識しておりますよ……!
カクヨムさんでも人気なテーマとか書く気も毛頭なく、自分が書きたいその時思ったものをちまちまひっそり書いて、ひとりで楽しんでいるタイプです(笑)。
第1話 聞き耳屋 佐藤一郎への応援コメント
これはまた、面白いのが始まりましたね。
様々な会話、楽しみにしております。
ここで読めるのは無料ですよね(びくびく)。
作者からの返信
成野淳司さま、おぉ、連載中のお話も早々にお読みいただいてありがとうございます!
もちろん、こちらでお読みいただくのは無料でございます(笑)。
と言っても読めるのは商品サンプルとしての一部抜粋となりますので、会話文全体となると売買契約が必須となるかと……!
て、こんなやりとりすらも聞き耳を立てられているかもしれませんので、ご注意くださいませ!
第2話 聞き耳屋に必要な素質への応援コメント
名刺になにも書いてないなら依頼者はどうやって依頼の連絡をするのか...依頼する人用の名刺があるのかな。
何にせよ胡散臭いしきな臭い...
続きが気になります
作者からの返信
@kasuga2banさま、こんばんは!
続き、気にしてくださってありがたやです……!
ですよね、どうやって依頼するんだという話なのですが、色々連絡手段はありそうですよね。
都市伝説的な感じでわざと噂を流してお客を引っかけたり、SNSの暗号だったり、ハッシュタグだったり、口コミというのも馬鹿に出来なかったりします。一見さんお断りなら紹介制の可能性も。で、連絡がとれた先からは足を残したくない人の場合はテレグラムやシグナルといったメッセージアプリを利用して売買するという感じなのかもしれません。
いやはや、今の世は色んなものが暗躍していて怖いですね……!
次のお話、お待たせしまして申し訳ありませんが、頑張りますー!
第2話 聞き耳屋に必要な素質への応援コメント
面白い!
聞き耳屋のロジックが説明されたことでより一層、この作品のもつ特殊性が際立ちました!
はやく続きを!!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
わ~、面白いのお言葉いただいてしまいました!嬉しい!
ありがとうございます(泣)。
「会話」に価値があることは盗聴という行為が存在することで証明されている訳ですが、一般人が繰り広げる、第三者にとってはどうでもいいような会話にだって値がついてもおかしくないよね……という発想から書き始めたのですが、私だったら「聞き耳の素質がある」と言われても素直に喜べないだろうなと(笑)。
次のお話、隙間を見ながら頑張ります~!
第2話 聞き耳屋に必要な素質への応援コメント
これは多分心霊現象で、佐藤氏は幽霊です。違うか。
無個性、いいですね。
くそ鬱陶しい個性アウトプットに辟易としているところです。
多くの人は社会的には没個性。
そして自身の中で個性を研ぎ澄ます。
そんな感じが好きです。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは!
佐藤氏、幽霊説!
ちょっと人間味薄い感じで描いているのでそういう雰囲気もあるかもしれません。
私も「なんでもかんでも『個性』と言って耳障り良くすればいいってもんじゃないぞ」と思っているので、個性という言葉で片付ける風潮はいかがなものかと……。
個性があるとか、個性がないとか、一体何なんだと思います。
ただ、聞き耳を立てる際には『壁』並みに気配を悟られない必要があるので、無個性最高、モブ万々歳!ということを佐藤氏は伝えたかったみたいです。
私自身、目立ちたくない時は「私はステルス機……」と言い聞かせながら存在を消すようにしています(笑)。
第1話 聞き耳屋 佐藤一郎への応援コメント
値段によっては買ってみたいかも...。
次回も楽しみにしてます
作者からの返信
@kasuga2banさま、こんばんは!
読んでくださり、ありがとうございます!
コメントまで寄せてくださり、嬉しさに一瞬血圧が上がったような感覚です(⤴)。
そうですよね、お値段大事!
おそらく癖がない会話でありながら、それでいて場所や対象者に特徴があったりすると、お高くなるのではないかと……。
料金体系的には松竹梅みたいなプランでしょうか。
詳細について問い合わせたいところです。
第2話、近いうちに公開致しますので、またお時間あります際にでも開いていただけましたら嬉しいです!
第1話 聞き耳屋 佐藤一郎への応援コメント
なにこれ!? めちゃくちゃ面白い!!
フィクションであるのに、そうでないような。
独特な世界観です。
連載なんですね! たしかに、これは連載で読んでみたい作品です!
続きが楽しみ!!
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
わー、面白いと言ってもらえてめちゃ嬉しいです!
ありがとうございます!
内容的に舞台は現代ですがちょっとゾッとするような要素があったり、不可思議で奇妙なテイストの話ではあるので、「現代ドラマにしてるけど、ホラーなのかSFなのか……」とジャンルの設定にちょっと迷いました。
脳内で考えていた時には3000字ぐらいでさっくり作るイメージだったんですが、書いてみたら佐藤氏の慇懃さに字数を意外と使うことになりまして(笑)。
そんなに長い話数にはならないと思いますので、しばしお付き合いいただけましたらありがたいです。
よろしくお願い致します!
第1話 聞き耳屋 佐藤一郎への応援コメント
創作の参考になりそうな話ですね。
しかし最近外出が減っているので、聞き耳建てられない。
残念。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは!
早々にお読みくださり、いつもありがとうございます……!
参考になりますか!
私の性格の悪さが露呈している話だなと思いながら作っていたので、そういう見方をしていただけるとは全く想像していませんでした(汗)。
買い物でレジに並んでいる時の前後の人だったり、信号待ちしてる時の専門学校生らしき子たちの会話だったり、日常生活のポイントポイントで結構聞き耳立てるタイミングはあるので、拾ってみると面白いものが聞けるかもしれません!
編集済
第21話 佐藤一郎と僕への応援コメント
こんばんは。
今日、読みかけでずっと気になっていた『聞き耳屋』をやっと全話読ませていただきました。一気読みしちゃいましたよ。
いいお話を読んだなと思いました。あと、
佐藤氏が好きです。
あっ、ド直球で言っちゃいました。//
言葉遣い、信念、そして強さですよ〜。佐藤氏の喋りが聞きたいしアクションシーンがもっと見たいっ!(≧∇≦)
「この化物め」でぞわわっと。
……すいません、熱くなりました。
次はスピンオフ『鳶目兎耳』、読ませていただきます。鈴木氏とトビちゃんの物語、楽しみです!
作者からの返信
藤堂こゆさま、おはようございます。
分量多かったかと思いますが一気読み、ありがとうございます……!
そして熱のこもったコメントも嬉しいです(歓喜)。
佐藤氏、私の中の「こういう見守り方をしてくれる人がいいな」という願望を投影しております(笑)。
悠一郎くんからはもう視認できなくとも、そこはかとなく遠くない距離で見守っているのではないかなと思います。佐藤氏は突き放しているように見えて情のある人なので。
スピンオフ、近況ノートでの藤堂さまのコメントをいただいてから「うん、好きなように書こう」と思ったらトビちゃんの属性がえらいことになりましたが(笑)、引き続き好きなように書いて参りますので、お楽しみいただけましたら幸いです。