ヒトと縁が切れていること……。
Tにここまでこだわるのに、素質があるといわれていたり……。
うーん、まだまだ謎なところが多すぎる……『聞き耳屋』。
作者からの返信
西之園上実さま、おはようございます!
4話も早速目を通してくださって嬉しいです(涙)!
ヒトとの縁が薄いタイプの人間っていると思うんですよね……。
人間関係を築くのが下手というのもあるかもしれないですが、繋がった関係の線が何でかわからないですが太く育てられなくてそのまま切れてしまうタイプというか。
今回の話に出てきた子はヒトに執着しないタイプで、いつも気持ちいい自分でいたい、自分ファーストなタイプなので自らヒトの輪を抜けた感じかなとなんとなくキャラ作りしてましたが、次話からは『僕』とTのことについて触れていく感じになりそうです……!
佐藤さんまさかのか悲しい過去持ち...?
人との繋がりがないから同業者を増やしたいのかな
作者からの返信
@kasuga2banさま、最新話も早々に読んでくださり、ありがたやです……!
佐藤さん、人間味薄い感じではありますが、皆それぞれ抱えてるモノがあるのではないかと。
円で囲われたヒトの世界を自分から手放したのか、手放さざるを得なかったのかはわかりませんが、同業のこの子は佐藤さんのことを知っているというあたり、何らかの繋がりがある思っていただけましたら……!
聞き耳屋の女性、もとい男性。
口は悪いけれど、いい人でした。
どうも聞き耳屋というものは、この世とあの世の境目にでもいるような人たちに思えて仕方がありません。
人との縁が完全に切れてしまった時、そういう存在になってしまうのか。
もしかしたら、人から見えないだけではなくてカメラにも映らないのか。
確実なこの世の者ではないから、この世の理から外れてしまう人なのか。
最初から面白かったですが、更に面白くなってまいりました。
次話を楽しみにお待ちしております。
作者からの返信
成野淳司さま、こんにちは!
5000文字ぐらいの短編にする予定だった『聞き耳屋』も気付けば4話まで公開しておりました。お読みくださり、ありがとうございます!
好むと好まざるとに関わらず、人との縁が切れてしまった人というのは存在として危うげなものがあるなぁと思っていて。
死んで無縁仏として合祀や合葬されるならまだいい方で、死んでも誰にも気付かれないというケースもたくさんあるんじゃないかなと。いなくなっても誰にも気付かれないし気にもされない存在というのはとても曖昧で、それがいいと思う人もいれば孤独を感じる人もいるんじゃないかなぁなんて思ったり。
そんな人たちが他人の話に聞き耳を立てるというのはどういう心情からやるんだろうと色々想像しながら、私自身キーボードをカタカタ叩いております。
第5話もまた公開しました際は、お時間あります際にでも開いていただけましたらありがたいです!