職業倫理と法規制の順守を社員に言って聞かせる職種にいるので、佐藤氏の言い分はよく理解できます。
これくらいいいじゃん、が一番危険。
作者からの返信
六散人さま、こんばんは!
返信、遅くなりましてすみません(汗)!
おぉ!
いわゆるコンプライアンス研修とかしてらっしゃるのでしょうか。
会社組織の人間だろうと、フリーランスで働いてる人間だろうと、「これぐらいいいかな」というのは個人が判断するもんじゃないと思っていて。
ひとりの人間の緩みがミスに繋がり、そのミスが蟻の一穴がごとく綻びを生んでそこからぽろぽろと築いたものが崩れていく……というのは十分あり得るんだと自覚しながら働かねばならんなぁと日々思っております……。
佐藤さん、これぞプロ。そして、ベテランの風格。
『十年過ぎてまだ未練あるのか』
↑
主人公くん、話題として振って大丈夫か。
話した鈴木さん、あとからこちらでもやられない?
業務外の話ではあるだろうけれど、佐藤さんの心境としてはどうだろうか。
仕事での処罰はなくとも、プライベートでの報復はあってもおかしくない。
逃げてぇっ! 鈴木さん、逃げてぇっ!
言われっぱなしが嫌だから、痛い所を衝きたかったのかもしれないけれど、主人公くん、やっちまったよ。
「人の事情を勝手にバラして、罰金モノですね」
ここまで想像できておいて。なんてこった。
いけない。Tくんよりも、鈴木さんのほうが心配になってきた……。
佐藤さんが、寛大な対応をしてくれることに期待するとしよう。
作者からの返信
成野淳司さま、再指導中の鈴木氏の心配をしてくださり、なんとお優しい……!
私の中で鈴木氏は抜けてるけど憎めないキャラみたいなイメージで作ってるんですが、佐藤氏からは超睨まれたかもしれません(笑)。
誰だって自分の話を自分が不在のところでされるのは気分の良いものではないですもんね。
罰金ぐらいで済むなら安いモノ……!
主人公は話のネタぐらいで振ったつもりだったんですが(笑)。
なんだか、すべてが予定調和のような……。
鈴木との突然の出会い、佐藤との偶然の出会い。
今回のこの申し出も、すべてが歯車の一部のように感じてしまいます。
作者からの返信
西之園上実さま、こんばんは!
気付けば7話まで来ていて、ちょっと自分でもびっくりしております。
人と人との出会いや、そこから始まる出来事について、基本的に偶然というのはなくすべては決まっていることなのだ……という運命論者では決してないのですが、いろんなことのタイミングというのは然るべき時に訪れるのかもしれない、ぐらいは思う時がありまして。
『僕』にとっては佐藤氏のことを初めて認識できるようになってから、「認識出来ない自分」がいた世界とは違う世界に来てしまった感覚なのかもしれません。
現実なのだけどどこか現実感が薄いというか。
T奪還作戦はどうなるのか、次か次のお話あたりでそろそろTと僕のエピソードを出す予定ですので、またお時間あります際にでも遊びに来ていただけたら!