【集英社2025年「ノベル大賞」】(4)

とりあえずなんとなく主人公は掴めたような気がする。たぶん。わかんないけど。


で、おおよその展開(プロット)もすでにある。

着地点は見えてる。



昨年ぐらいかな、ものすごいぎっちりプロット書いてる時もあったんですが(黒衣の令嬢とか)、結局そこまで書いても無駄になることに気付きました。内容にもよるかもしれんが。


結局ね、どんだけ事前準備をして、どんだけプロット詳細に作ったところで、書いてる間も考えてしまうのよ。

そして迷ったり思い付いた結果のものは、どんどん盛り込んでいく。どんどんやる。どんどんどんどん……。

(だから、書きながら連載ってのができない。変わるから。無念)



ってことで、今回は枠だけ決めて、とりあえず書いちゃうって感じでいってみようと思います。

書けない部分は多少飛ばしてもいいので、とりあえず最後まで書ききる。そして草稿が上がった後に、改稿ぐらいの勢いで再度全部通して清書します。


これはこれで無駄の多いやり方な気はするんですけどね……。



その際でも、そもそもの書きたいものからは逸れていかないように、今書いているそれがどういう話か、みたいなものは決めておこうと思います。


書き始める前に、そこだけは明確にしておきましょう。

取捨選択、ニュアンスなど、迷った時の指針となるものですね。テーマとも言う。


直近の作品だと以下みたいな感じ。

『彷徨える黒き羊に憐れみを』だと「罪を明らかにして赦す話」

『白き魔女と黒の忌み王子』だと「自己肯定感と希望を見つける話」


最終的に、そこさえブレなければいい。


何か新しい要素を追加しようと思い立った時に、その要素がその話に則しているか、話の根本にどう繋がっていくための要素か、みたいなことを考えることができるし、取っ散らかって収集つかなくなるみたいなことを防げる……かもしれない。

入口と出口が異なる、みたいな悲劇は最低限防げるでしょう。たぶん。


ってことで今作がどんな話か、考えてみました。


「異界で〇の〇〇に〇〇る話」です。

(ウルトラネタバレなので伏せてみた)





ところでこのエッセイね。

タイトルに違わず、創作しながら七転八倒してるんだけどもさ。


まだまだ書き方やらなにやら模索中で、だからこそ詳細をなるだけ言語化して残しておこう的な意味もあって、こうやって書いてるんです。ログ残しみたいなね。

色々考えてる間に、私自身の思考が取っ散らかるってのもあるから。

(ついでにカクヨム上で空白期間を減らす、っていう目的もある)



ふと読み返すと「なんか色々語っちゃって、ぷぷぷ……」みたいな。

身悶えするような恥ずかしさに襲われる。お前程度がなに言ってやがる、的な。


うぉおおおおおん……


まじでちょう今さらなんですが、こんだけしたり顔くさく語り散らかしておいてなんの結果も出してない素人がイキり散らしてるだけ、という事実にたまに辛くなる時があります。我に返ると恥ずか死しそうになります。


温い目で見守ってください……。

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