【カクヨムコンテスト10【短編】】(17)
今回みたいに、選考する側から「こういうのがいいなー」って言ってくれると、チェックとかもやりやすいよね。指標ができるから。
私はお題があった方がやりやすいタイプなので、ありがたいです。まじ感謝。
おかげさまで、推敲を永遠にできそうです。これいつか完成するんでしょうか。永遠に触っていられんぞ。
「ここをこうしたら良いのでは……!?」が毎日現れ、その度に加筆して文字数を増やし、再度推敲し文字数を減らしています。
と、いうわけで今回の議題は「お話のつかみとしてわかりやすさ」。
重要ですよね。
いつもなら「まあいいや」とスルーしてしまうところですが(だめじゃん)、今回は受賞したいコンテストなので、可能な限り真面目に盛り込んでいく所存。
ええ。もちろん喉から手が出るほど受賞を切望して出す作品と、それ以外の作品では気合いが違います。いつもは「まあいいや」がわりと発動している。
A(魂削ってがんばって書いた)
B(けっこうがんばって書いた)
C(がんばって書いた)
だとすると、今回はAAAです。
最早受賞したいではない。受賞する気で書いている。
などと言いつつも、私は今若干困惑しております。どうしたらいいんだ……。
今回GPTくんにも校正・校閲を依頼しているのですが、「つかみとしてのわかりやすさを見てください」というお願いをすると、大体以下のようなことを仰います。
GPT「冒頭で適切に「フック」を作り、読者が抱く疑問をコントロールすることで、読者を物語に引き込むことができます。読者がこの世界観や主人公の立場を理解するためには、若干の背景説明が不足している可能性があります。例えば、〇〇の背景や△△がどのような□□であったかの断片的な情報がもう少し早い段階で提示されても良いかもしれません。」
ヨシコ「……それは◎◎で¥¥¥する$$。それに限らず、どこもかしこも×××だからGPTのばーかばーか……」
いや、わかるけどね。
冒頭の適切なフック、わかるよ。言いたいことは理解できるとも。
読者としては気になる何かがあるから、読み進めるわけだし、あまりにもわからないが過ぎる状態で読むのは苦行だろう。
冒頭の解像度をもうちょい上げてもいいんでない? とか、そういうことでしょ。もうちょい情報コントロールを見直して冒頭で撒く何かを捻出して、引き込むための何かをあれしてそれしてもいいっていう提案ですよね。わかりみが深いわどちくしょうめが……。
瞬間湯沸かし器の私は瞬時に脳内で言い訳を並べて反論しかけましたが、これに関してはGPTの言い分が正しいように思われる。
いいだろう。やってやろうではないか。
さて。
この作品の中で問題とされている「課題」とはなんぞや、ってことでもあるんですよね。
わかる。
わかるんだけどさ。
いや、考えるとも。
後に残すものと、先に開示しても良いものを選り分けてヨリヨリするさ。はいよろこんでとんとんつー
ところで、前回さらっと流したんですけどね。
「ストーリーについて、どんでん返しなど、ひとつのテーマ・ストーリー軸で終わるのではなく、エンタメとして読者を楽しませる仕掛けがあると嬉しいです。」
っていう、これな。
よくよく考えると震えるほど高い要求がされているな、と思います。
一万字以内でな。鬼畜生かよ。
無理だよそんなの……できっこないよ! できるわけないよ!
などと私の中のシンジくんがわめき出しましたが、私の中のグラサンゲンドウが「できなければ帰れ!」と酷いこと言ってきたので、首を斬り落としてやりました。
あいつムカつくな。
見てろよこのやろう。
公募とかコンテストに応募したくて七転八倒する創作エッセイ ヨシコ @yoshiko-s
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