【カクヨムコンテスト10【短編】】(2)

「このネクストを皮切りに、WEBという言葉をうまく外していきたいと思っています。WEB小説って、こんなに発展してきたけど、いわゆる「なろう系」という言葉が流布して、小説全体の読者から線を引かれている部分がどうしてもあると思っていて。そこを抜けていくには、線を引いている人をちゃんと連れてきて、「WEBに載っている小説って、あなたが思っているWEB小説だけじゃないんですよ」ということをしっかり伝えていきたいし、ネクストがWEB小説の最先端の発生地じゃなくて、小説全体の最先端の発生地になっていけるといいのかなと思います。

将来的には「日本人の小説好きな人ならネクスト入ってますよね」という世界を作りたいですね。」


上記は以下からの抜粋です。

【カクヨムネクストの舞台裏】開発チーム座談会

https://kakuyomu.jp/info/entry/next_backstage1


一読書好きとして、支持していきたい気持ちです。




じゃあここで、趣味は読書、毎月何冊も本を購入し、積読タワーを建造し、常にバッグかパーカーのポケットに本を入れて持ち歩いているヨシコさんがなぜ現在ネクストに入ってないのか考えてみましょう。


■紙の本で事足りている。

■結局紙が好き。

■スマホは目が疲れる。

■スマホで読むと集中できない。


以上です。

わりと普通の回答だと思います。

特に最後がわりと深刻。


ではそんなこと言っちゃってる人はどうしたらネクストに加入するでしょうか。


■めちゃくちゃ好きな作品がネクストで連載している。


以上。

これです。むしろこれしかない。

これさえあれば私は、眼精疲労で目が潰れるリスクがあってもネクストに加入するでしょう。



おそらく私のようなカクヨムユーザーはそれなりにいるんではないでしょうか。


加えて、カクヨムネクストについて現在認知していない潜在ユーザーの掘り起こしとしても、数字を引っ張ってくることができる作品、ネクストの連載作品から特大ホームランを出すことは求められているのだと思われます。


最初に引用した文章の中にある「線を引いている人をちゃんと連れてきて」というところ、特に重めに捉えてよいのではないかと思う。


この辺はカクヨムコンテストから「WEB」という文字を削除したことからも伺えるのではないでしょうか。

ここから考えるに、現在WEB小説にある種のレッテルを貼っている潜在ユーザーへのアプローチが、今回、あるいは今後積極的に行っていきたいやつなんだろうと思われる。




となれば、ある種のWEBらしさとか、そういうものは度外視して(考慮したことがあったか?)、読者の心に爪痕を残すような重めエンタメに照準を合わせると良きでござろうかと愚考いたす次第であります。




「第一線の現役編集者たちが「読んで損なし、絶対的な面白さ!」と太鼓判を押す作品のみを集めた読書サブスクリプションサービス「カクヨムネクスト」と連動した「カクヨムネクスト賞」も。「カクヨムネクスト賞」を受賞すると、「カクヨムネクスト」で長編作品として連載することができますので、ぜひこのチャンスに奮ってご参加ください。」


上記は応募要項の一節。




こう見ると重みがあるよね。


あと今回ちょっと趣旨がズレたよね。私は一体どこを目指しているんだ。

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