【カクヨムコンテスト10【短編】】(7)
コンテストとかね、もうコンペみたいなものだと思うんですよ。
そして、コンペの考え方は大きく三種ではないかと私は思っています。
①相手の要望を全て満たし最大火力で真正面からぶちかます。
②相手の要望をある程度満たした上で予想していない角度から薙ぎ払う。
③相手の要望をまるっと無視して全て焼け野原にする。
どれかです。
とにかく高火力でぶっぱなすのです。
どれを選ぶかは、審査する相手と、その時自分が作りたいものによると思います。
今回は①最大火力で真正面からぶちかましていこうと思っています。今のところ。
私の好みと先方の要望が一致しているので。バフが狙える気がする。
ちなみに③でいけるのはマジもんの天才か、本当に狙ってしっかり作り込める玄人だと思います。
向こうの想定を大きく超えて、思考すら焼き尽くすぐらいの火力が必要なのではないかと。自ら背負う、ある種のハンデを覆すぐらいの高火力。
まあ、小説だとどうか、私にはわからぬが。
受賞したことないし。(ぺっ)
そもそもね、今回私が一点突破でぶち抜きたいとかほざいてるカクヨムネクスト賞って、カクヨムネクストの連載を視野に入れた賞だからさ。おそらく、プロ作家か数字持ってるユーザー向けなんでしょ……みたいな。
知ったことか、だよ!
冷静に考えてはいけない。
そもそも商業デビューしたいとか言ってるのが普通に考えれば冷静さを欠いている妄言だ。
ってことで、書きたいもののベースはできました。
キャラとお話っていう、伝えたい内容。
じゃあ次に、それをどう伝えるかですね。
今回は特にプロトタイプとして、キャラの魅力をそれぞれ最大限に伝えていく必要がある。ある意味キャラのプレゼンも兼ねているってところを注視したいと思います。
んー……。
今まで一万文字ぐらいだと2500文字×四話でいってたんですが、今回は三つのパートに分けてみようかな、と思います。
約3000文字×三話で。
一話ずつフィーチャーするキャラクターを変えて、展開するとか面白くないかな。
主要キャラ三人用意したんでね。
視点は主人公に固定した方がいいかな。短編だし。あんまりごちゃごちゃしたくないし。
一話進むごとに、開示されている情報の色味が少しずつ変わっていく、みたいな。そういうのやりたい。
言うは易し。
いや、やるし。
あとで読み返した時に「私こんなの書けたんだね……」って思うぐらいのもんを出せないと門前払いを食らう気しかしねえ!
ていうかね、昨年のさ、カクヨムWeb小説短編賞2023の時とか、応募作16,646もあんのよ。
一万作以上の中からまず中間に通るためにはどうしたらいいんだろうとか考えると絶望しか感じねえよ。
さすがにこれ全部編集部が目を通したとか思わんし。
読者選考ですか。やっぱ読者選考ですか。くうぅ……
ちなみに以下は昨年の総 評より抜粋。
https://kakuyomu.jp/contests/kakuyomu_web_short_2023
「短編小説部門の短編特別賞には8作品を選出しました。わずかな差で短編賞を逃したものの、いずれの作品も短編小説として高い完成度を誇っています。」
「短編賞は挑戦しやすい反面、1万文字の制限の中で読者に作品の魅力を伝えなければいけない難しさがあります。ストーリー・キャラクター・文章力それぞれを高いレベルでまとめる作品もあれば、登場人物や設定の魅力一点突破で他を圧倒する作品、美麗な文体を駆使して豊饒な小説世界を体験させる作品など、百人百様のアプローチや工夫がありました。」
私程度の者が「書いたから出しちゃった☆」みたいなことでは受賞は狙えないということですね。
己を削り魂を込めるのだ……!
そして完成度です。
完成度だ……!!!!
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