公募とかコンテストに応募したくて七転八倒する創作エッセイ

【集英社2025年「ノベル大賞」】(3)

神と脱人間をたらし込む、女ヒロインを考えます。

自然体で人の良いところを見て誰に対しても公平でポジティブ思考で素直で弱みを見せることができ人を悪く言わない、そういうヒロイン。

うさんくさ……。（私見）

これまでに出会ったことのある人間に良さそうなサンプルがいるけど、性別が違うんですよねー。

ただなんとなくですが「こういうときこう言うだろうな」みたいなのはわかる。とりあえずその辺をベースにして膨らませつつ、人格を作っていきましょう。

とはいえ、現状だととっかかりが薄過ぎて霞がかったもやもやしかない。ので、一旦性格診断テストをやってみることにします。

「（人たらしってのは）こういうとき、こう考えるんでないかな」ぐらいのイメージで。

おそらくですが、素の私と真逆の回答をしていけば、勇者タイプの陽キャができあがるんじゃないかなという気がしています。

ある意味わかりやすくてやりやすいかもしれない。

ってことで、MBTI診断です。

人物をつくっていくとき、人となりを固める過程で、性格診断けっこう使います。

きっとこういう感じかな、というイメージで答えること100問。

ENFJ-A、主人公タイプになりました。

他者を鼓舞し導くという才能があるそうで。すごいじゃん。

うん。なんとなくわかった。

場面場面でどういう選択をすれば、求める性格になりそうか、ってのはとりあえずわかったです。ただ、それを人物に落とし込むのが、まだちょっと難しい。

あまりにも私とは思考が違うので、ちゃんとキャラとして作ってから書かないとね。油断すると性格がブレブレになりそうです。

私は事実より感情を優先させるっていうのがまじで理解できないんですが、今書こうとしている人物は、事実を鑑みた上で感情を優先させるんですよ。しまいにゃ自分の感情ですらなく、みんなの感情をね。

なんでそうなるのか私にはまったくさっぱりわからんが、向こうはなんで感情を置き去りにして事実を優先させるのかさっぱりわからん、てなるやつですね。

どこまで行こうとも議論が平行線を辿るやつです。私それ知ってる。最終的には立ち位置によって優先される意見が決まるやつ。上にいる奴が、すごい笑顔で「そうするって決めたから」ってゴリ押してくるやつですね……ちっ。（思い出し舌打ち）

色んな人間と関りを持っておくと、キャラ作りに役に立つよね。やっぱ自分の思考だけだと偏っていくもの。特に主人公はね。

「意味わかんないし！」って言いながらも上司の意向に沿うべく、議論と多少の文句を重ねながら努力したあの頃の私が無駄ではなかったと思えるわ。無駄にしてたまるかどちくしょうめが。

さ、過ぎ去った現実は放っておいて、こっから肉付けしていきましょう！

一旦適当なワンシーンを書いてみることにします。

実際に本文で使用する文章ではないけど、キャラを作るのにはとりあえず一旦なんか書いてみるのが一番早い。

新しい主人公で、冒頭の邂逅シーンと現在想定している結末を書いてみようね。

れつごー！