【集英社 第232回「短編小説新人賞」】(8)

一万時間の法則をご存じだろうか。

成功するためには一万時間分の努力が必要だ、ってやつ。小説界隈では「一万枚の法則」と呼ばれているようです。

先日Twitterでとある作家さんがそういった内容のことを呟いておられました。


400字詰め原稿用紙一万枚分も書けば、デビューできる、みたいな。

漫然と書いたものに意味はないだろうし、まじないの類いでもなく、目的に向かってどういった軌跡を描くか、みたいな話です。ある種の目安として、使えるのではないかと思いました。


ここは敢えてポジティブな解釈でいきましょう。


「一万枚分も書いてないうちから悲観とかワロスw」。

あるいは「一万枚分書いても駄目ならちょっと考え直した方がいいかも」的な(ポジティブとは)。


そういう解釈でいきましょう。




そこで、コンテスト公募用に書いた自作をカウントです。

漫然と、適当に書いたやつは除きました。


一万枚を文字数に換算すると、4,000,000文字。

まあ実際は原稿用紙に落とし込むと3,000,000文字ぐらいでしょうが、ここは盛っておきましょう。目指すのは4,000,000文字です。


ヨシコさん、現在416,000文字です。


ンンンンンンンンンン桁がチガウウウウウウ


二年でデビューしたいとかほざきおったけどね、二年で見切り付けるのはさすがにちょっと早いんじゃない? みたいなことですね。驕りがすごい。(ポジティブ自罰)



いいよ。書いてやろうじゃない、一万枚。4,000,000文字。

残りは3,584,000文字だ!




……一年に長編四本分、四十万文字書いたとして単純計算で十年かかるけど、大丈夫か……?





っていう、差し当たってどうでもいい方へ思考を飛ばしながら、クソパンマン改め「佐藤」の土蜘蛛退治を執筆中。


とりあえずこっちに集中するのよ、ヨシコ!


蜘蛛と言えば、私にとっては不愉快極まりない、姿を見る度に発狂するヨシコ的絶滅指定種駆逐してやるこの世から一匹残らず……! なんですけど。

LotR強火ファン的には、キリス・ウンゴルに住まうシェロブ姐さんですよ。

つらぬき丸で刺されてエアレンディルの光に怯んで巣に逃げ帰る感じですねテンション上がるううううううううううううう!


全然集中してないわ、ヨシコ!




ところで、ようやく執筆に入ったところで、すでにこのエッセイ8話目なんですよ。

一体どんだけ書く気なんでしょうね。長編書き始めたらどうなっちゃうの。


三日に一回程度の更新頻度で書いたら良かったのかもしれません。


まあ、どういう思考を経て今こうなってるのか、自分でも確認できて良いとは思うけど。

毎日書いてエッセイが8000字超えてる場合じゃないんですよ。笑


実際執筆の工程になったら書き残さなくてもいいかもしれない。

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