【集英社2025年「ノベル大賞」】(頓挫)

主人公になったつもりで考えながら書き出した。

まずは冒頭。


なんだか様子の違う環境。

妙なイケメン。

いっそもう一度気を失いたいと思うも、意識は明瞭だし、どうしても夢とは思えない……。


私も床に寝転がってみた。

天井を見上げてみる。青い空が見えます。(自己暗示)

ここは人の手が入ってない河原の草むら……。


誰かが近くに座っている。私を見下ろしている。



代打で、北海道チーズ蒸しケーキ(クッション)を近くに座らせてみた。


いっそ外の芝生でやりたいところですが、私は自然とは仲良くできない現代人。地面こわい。虫がいるかもしれない。



名前……(チーズ蒸し……いや……)名前がなあ……(チーズケーキ、食べたいなあ……)。


いえね、冒頭の名付けのくだり、当時もちょっと無茶かもなあ、とか思ってたんですけど、主人公の性格を変えると本当に無茶になりました。

そんな見ず知らずの不審者に名前を付けてあげることはできないわ。名前つけるならせめて幼児の姿、とかじゃないと。

でもここで幼児の姿、とか意味わからんしな。意味のない余計な要素を増やすことはしたくない。


チーズケーキはニューヨークチーズケーキみたいなねっとり濃厚なものが私は好きです。

札幌のBuono Buonoというチーズケーキ専門店に甘くないチーズケーキってのがありましてね……たぶんゴルゴンゾーラのやつ。4種類アソートチーズケーキが色々試せておすすめです。


ヒーローその2との出会いの辺りも、もうちょっと深めの追求していきたいよね。

ヒーロー二人をきっちり印象深く、なんならトキメキをひとつまみ混ぜ込んでいきたい。もっと印象に残るような、爪痕を残していきましょう。甘味も欲しいところですね。


むしろここがそういう意味では一番の盛り上がり……いや、それなら主人公をもっと恋愛体質というか、トキメキ受諾するタイプにしないと難しいな……。

そこは諦めよう。主人公が乗り気でなくても、読み手に何かが伝わるようにできたらいい。


どんどんハードルが上がっているのを感じる。


あと周辺の描写ももうちょっと入れたいですね。

どんなところにいるのか、異界であることをきちんと提示して見せておきたいと思います。


スタート地点を変える案も一瞬浮上しましたが、そこは変えなくていい気がする。






さっき、先日公募に出した土蜘蛛のやつを読み返してみました。

ざっくり読んだだけで誤字脱字を二か所見付けたし、全体的に雑だな、という印象でした。


アウトプットがうまくいってないので、色々と唐突な感じがする、みたいな。

カクヨムに掲載する時はその辺修正したい。


まあとりあえず、これで受賞は難しかろうね……。ちっ

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