【第11回角川文庫キャラクター小説大賞】(4)
よし。じゃあ、またこいつをどうにかしましょう。
『彷徨える黒き羊に憐れみを』
文字数:9万字以上12万字以内
応募締切:2025年5月9日(金)23:59
ほんとにさ。いつまでこいつを触ってんだよ。
っていう気持ちが止まらないので、さくさくいきましょう。
まず(毎度公募出した後に延々と改稿とリニューアルを繰り返し、同じ作品にこだわってるとかダルいので)、ここは一発出して終了! としたいと思います。
つまりカクヨム経由での応募だ。
一回書いて終わろう。さっさと終わらして、もう振り返ることを止めよう。終わったら終わりだ。書きたいなら新たに続きを書け。
ってことで、応募要項の確認です!
『カクヨム』テーマ賞、ってのがありますね。
カクヨムからの応募作品のみに適応される賞らしいです。
なんでそういうことをしているんだろう……。狙いはなんだ。カクヨム経由の応募を増やしたい、とか?
疑問はあるが、とりあえずテーマを見てみましょう。
■第11回角川文庫キャラクター小説大賞『カクヨム』テーマ
・青春ホラー
・西洋ファンタジー
・ブロマンス
・異能
・溺愛
・悪女
・泣ける
・やり直し
上記から最低2つ選んでください。
だそうです。
はじめからこのテーマ賞ありきで考えていれば、おそらく「異能」辺りを軸にして考え始めただろうな、という感じがします。
溺愛、泣ける、青春ホラーは避けただろうね。たぶん。
とはいえ、出すものはもう決まっています。『彷徨える黒き羊に憐れみを』の長編だ。
これに当てはまるのは、とりあえず「西洋ファンタジー」。キャラ名が中国語由来だが、そこはまあよかろう。カタカナだ。西洋だろ。
うん、西洋です。教会とか言ってるしね。
もう一つが問題ですね。
当て嵌まるとしたら「泣ける」しかない。
……嘘でしょ。
いや、それって書く側が言うやつ……? そうなの? 本当に?
「これ、泣けますよ!」って言って出すの? 本当に? え、まじで?
たぶん泣けないよ。書いた私は考える時泣いてるかもしんないけど。
これまで私の小説読んで泣いた人、たぶんいないでしょ。
いって「泣けるお話だった」程度でしょう。実際泣いてないと思います。知らんけど。
それなのに「泣ける」よ、って言って出すの? なにそれ罰ゲーム……?
いや、羞恥心ぐらいならいくらでも捨て去るけど、本当に「泣ける」でいけるか考えた方がいいんじゃないか……。
でもじゃあ他……。
「青春ホラー」誰も青春してないし、ホラーでもない
「ブロマンス」主要がメンズではあるけど関係性に重きは置いてない
「異能」ユーレイ見える設定取っ払ったのでただの子どもです
「溺愛」少しも溺愛要素ない
「悪女」ものすごい穿って見ればいけ……ないだろ無理だ
「やり直し」やり直してない
ダメだ。少しも掠ってない。
カクヨムテーマ賞でいくなら「西洋ファンタジー」×「泣ける」の一択。
それかもう、テーマ賞は付けないでいく。
付けるだけでいいんだから、付けちゃえよ、って気持ちもないわけではないんだけども。
こういうのって、出されたお題をどう消化するか、ってのを見るためにあるんだと思うんだよねー。付けりゃあいいってもんじゃない。
やるなら、漢字二文字のテーマから積極的にチョイスして調理することをした方がいいと思う。そこを作品の根っこに据えてちゃんと考えることをしなさいよ、って思います。
もしくは第10回と共通してるテーマより、第11回で新たに増えたやつだな。下三つですね。三つ全部ぶち込むぐらいの心意気を見せないと。
もしコンペだったら、付け焼刃な処理しかできないなら、付けない方がなんぼかマシ、ってなるところですね。
たぶんね。
ちょっと悩む。
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