千早シロはRTA走者である

勉学以外にやりがいのない生活を送っていた高校二年生の速水悠生は、ある日謎多きクラスメイト、千早シロに“RTAの手伝い”を頼まれる。
彼女の真剣な姿に心打たれた速水は申し出を受けようとするが、そこで重要な事実を知らされる。

「私余命半年だから」

千早は残された時間を賭けて四か月後の大型RTAイベントに参加するという夢のために悠生を誘ったと言う。
悩んだ末に千早の協力者となった速水は破天荒な彼女に振り回されながら、RTAという未知の世界を奔走する。

千早シロが生きた記録を残すという目標のために奔走する、正反対な二人のRTA走者を描いた青春譚！



※この物語はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。