概要
立ち塞がる現実を、理不尽を、不条理を。その幻想で塗り潰せ。
太平洋上に建造された、世界最大の写本(グリモア)研究機関、学術都市。
全ての写本(グリモア)の原点。世界を創りし七冊の『原典』を読み解くという目的のために、人々は学術都市へと集う。
16歳の少年、楠木雪斗もその一人。
ある特異な体質を抱える雪斗は、現代医療では救えない義妹、夏希を助けるために、“生命”の『原典』を読み解くべく都市へ足を踏み入れた。
全ての写本(グリモア)の原点。世界を創りし七冊の『原典』を読み解くという目的のために、人々は学術都市へと集う。
16歳の少年、楠木雪斗もその一人。
ある特異な体質を抱える雪斗は、現代医療では救えない義妹、夏希を助けるために、“生命”の『原典』を読み解くべく都市へ足を踏み入れた。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!海上に浮かぶ箱庭都市、魔法の学舎、友達!これぞジュブナイル!!
ジュブナイルとライトノベルの境界は非常に曖昧なところがありますが、入相個人としてはこれを「ジュブナイル」と呼びたいです。
《原典》《写本》でグリモア、
《写本使い》でアクター、《識力》
心の中の少年が歓喜するようなワクワクとした単語は非常にライトノベル的です。
これらのセンスがまた絶妙で、ラノベルビなのに、なんのことかイメージがつきやすい!けれど独自性がある……
というかちゃんと世界感、文体、ジャンル全てと一致しています。
ここだけでも読めて大満足です……ありがとうございます…!
そして描かれている主人公:雪斗をはじめとして、みんな等身大の少年少女をしている点が非常にジュブナイルだと…続きを読む