入相アンジュ

森の静けさをふたりじめするような、少しのさみしさと同じくらい歓びに満ち溢れた美しい小説です。 この小説の始まりである、 一人で森に暮らす少女：ヴィクトリアと、英雄：オルニーイの…続きを読む

ジュブナイルとライトノベルの境界は非常に曖昧なところがありますが、入相個人としてはこれを「ジュブナイル」と呼びたいです。 《原典》《写本》でグリモア、 《写本使い》でアクター、…続きを読む

パワーがある。 キャッチコピーからして「え？」と引っ掛かり(褒めていますよ！)を感じ、読み進めていきます。 さまざまなひとの視点を挟みながら、 時には作中作の引用や難しい用語を…続きを読む

SFと伝承の組み合わせ、というキャッチコピーの通りのお話でした。 参考文献をのぞけばたった一話の短編でしたが、大変読み応えがあります。 かなりサイエンス・フィクションの「サイ…続きを読む

ヒロイン、成瀬さんはクラスの物静かな美少女(ファン多数)。 その彼女が、幼馴染ヒロイン、クラスの人気物のヒロインが俺だけに冷たい、クーデレヒロイン……etc…を繰りだす！ 一…続きを読む

梅雨の日のような肌にまとわりつくような独白で語られる義理の兄の話。 主人公であり語り手である『僕』よりも『兄ちゃん』のことが中心になっている。それくらいお兄さんは「僕」の中でかけ…続きを読む