これから《幽霊》は悪魔と人間の探究を見守るだろう
- ★★★ Excellent!!!
SFと伝承の組み合わせ、というキャッチコピーの通りのお話でした。
参考文献をのぞけばたった一話の短編でしたが、大変読み応えがあります。
かなりサイエンス・フィクションの「サイエンス」要素が強く、会話劇になっているのですが、それがまた、かすかに幻想的な雰囲気になっていると思います。
小さなプラネタリウムの中に、誰もいない小さな水族館の中にいるような心地になれます。
あいにく当方にやサイエンス系列の知識があまりなく、作り込まれている、という感覚でしか判断できませんが、
クリストファー・ノーランの傑作『インターステラー』を見た時のような感動が指にきます。
大変素敵な作品を読めて非常に光栄です!
今後も応援しております。