サイエンス側に寄せきった尖ったSFを、読みやすい短編に落とし込んだ作品

素粒子や中性子など、非常に科学的な要素を取り扱っており、ここまで極端に科学に寄ったSFは珍しいと思います。

科学と信仰、理性と感情という、それぞれが対となる概念の対比がうまく描かれており感嘆いたしました。

この物語の濃さやマニアックな内容は短編という形式と非常によく合っており、飽きずに勢いそのまま読み切ることが出来ました。

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