科学×精神世界


「魂」や「幽霊」という題材を物理学や宇宙論、未知の素粒子という視点で再解釈することで、新たな視点を知る事が出来る物語。

単なるSFやホラーではなく、哲学や倫理の領域にまで踏み込んでおり、非常に挑戦的だと感じました。
全体的に対話形式で進むため、難解な概念も自然に受け入れやすい。
専門用語もあるため、読み手は選ぶかもしれませんが、構成の巧みさから、読了後は非常に印象に残る作品です。

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