幻想の王の原典回帰

銀髪卿

第1話 学術都市

 原初、世界は七冊の本によって生み出された。


 自然、生命、物質、感情、規律、循環、そして幻想。


 万象を定義した七冊の本は、循環の本が認めし進化、その四十億年の過程の中で生まれた“ヒト”によって『原典』と呼ばれるようになる。


 ——『原典』には、この世の全てが書き記されている。


 そんな言説が流布される頃には、ヒトは真理の探究に躍起になっていた。

 言葉というコミュニケーションの手段が生まれ、文字という新たな伝達方法が考案される、それよりも遥か昔から。

 ヒトは、知識の全てを得ようと『原典』を求め続けた。


 しかし、未だに真理への到達は叶わず。


 西暦2051年になった今も、探究への熱は衰えを知らない。



◆◆◆




 太平洋上に建設された学術都市。

 現行技術の粋を結集し建造され、更新される最先端技術を際限なく投入されることで進化を繰り返す、巨大な生きた人工島。

 人類が『原典』に辿り着くための、地球最大の写本グリモア研究施設である。



「ようやく着いたあ……!」


 春爛漫の早朝、そんな仮初の大地に降り立つ少年が一人。

 発着場の端に着陸した、収容人数50人の小型航空機から降機する乗客の列の最後尾。

 楠木くすのき雪斗ゆきとは、降り注ぐ青空の光に目を細めた。


「ここが学術都市……の、飛行場か」


 癖のない黒の短髪。少年らしい幼さを残す柔和な顔立ち。

 特筆して語ることがない、スタンダードな日本人的骨格。

 雪斗は長時間のフライトで凝り固まった全身をほぐすように大きく背伸びをした。


「十時間座りっぱなしは流石に疲れた……っとと」


 空調の効いた機内で血液の循環が悪くなっていたのだろう。ふっと立ちくらみを覚えた雪斗が二、三歩たたらを踏み、肩にかけたお下がりのボディバッグがずり落ちた。


「あ、しまった」


 アスファルトの上にどさりと落ちたバッグの中から漏れた『うにゃっ!?』という悲鳴に、雪斗は慌ててバッグを拾い上げてチャックを開ける。

 空いた隙間から、一匹の黒猫がニョキっと顔を生やした。


《——これ雪斗! なにを落としているか!》


 フシャー! と威嚇する黒猫の怒りの言葉に、雪斗は曖昧に笑いながら謝罪を述べる。


「ごめんね、クロ。次から気をつけるから……」

《全く! 最近、お主はわらわへの敬意が足りておらんぞ! 今日だってこんな狭苦しいところに押し込みおってからに。最低限、あの持ち運び用の“箱”くらいのゆとりをじゃな……》

「でも、それだと大きさ制限で貨物室行きだよ?」


 くどくどと文句を垂れる黒猫と、謝る黒髪の少年。

 そんな珍妙な一幕に、同じ航空機に乗っていた乗員乗客たちは温かい眼差しを向けていた。


「クロだって僕の服や写本グリモアと一緒にキャリーケースに押し込められるのは嫌だろう?」

《それとこれとは話が別じゃ! ふむ、それにしても……》


 ひとしきり騒いで溜飲を下げた黒猫のクロはあくびがちに周囲へ半眼を向けた。


《随分と辺鄙な場所に降ろされたのう。妾はてっきりあっちの立派な建物に行けるものじゃと思っておったが》


 クロが鼻先で示したのは、一面をガラス張りにした真白のターミナルビル。

 対して二人……いや、一人と一匹を含む乗客たちが降ろされた場所は、学術都市西部の空港、その


「安全対策の一環なんだろうね」


 学術都市は最先端の研究施設であるため、入場に際して非常に厳しい検査基準を設けられている。


 なぜならここには叡智が集う。

 それゆえ、知識を狙うも数多く集うのだ。

 だからこそ厳しい検査が必要とされ、状況によっては速やかにできるようにが通る屋外かつ、学術都市内部に騒動が露見し辛い滑走路が実施場所に選ばれている。


 遠く、空港屋上から自分たちを監視する複数の視線に気づいている雪斗は「仕方ないよ」と肩をすくめた。


《検査ならば乗る時にもやったであろう?》

「見落としがあるかもしれないからね。備えあれば憂いなしだよ」

《まったく心配性だのう》


 雪斗とクロは、座席順に着々と進む手荷物検査を一番後ろから暇そうに眺める。


《雪斗よ、島についた後はどうするのだ? 学園なる教育機関に所属するとは聞いておるが……》

「うん。そこで教師をやってる人が迎えにきてくれる予定だよ」


 雪斗は半月前に郵送されてきた学術都市に関する“表向きの”パンフレットに目を通しながら今日の予定を整理した。


「そのまま学園に向かって編入手続き。授業は今日から始まるらしいから、そのまま受けることになるんじゃないかな」

《なるほどのう。ところで雪斗、お主学校に通うのは初めてであろう? 勉学にはついて行けるのか?》

「…………」


 バツの悪そうな顔で、雪斗はわかりやすく額に汗をかいた。両目は、誰が見ても泳いでいた。


「一応、春ねえに最低限は教わってたけど……」

《……ふむ。前途は多難そうじゃの。さて》


 クロは縦長の瞳孔を窄めて、僅かに黒い毛を逆立てた。


《どうやら、勉学に限った話ではないらしい》


 雪斗たち乗客を監視していた視線が唐突に途切れた、その直後。


「——全員ッ、そこを動くなァ!」


 景色を破くように光学迷彩を解いた武装集団が、けたたましい靴音を鳴らして乗客乗員を取り囲んだ。


「な、なに!? なんなの!?」

「急に出てきて……どこから!」

「膝をついて両手を上げろ! 少しでも妙な動きをしたら……!」


 マスクで目元以外を覆った男が、怒声と共にサブマシンガンを目の前の手荷物検査員の男に突きつけた。


「ヒッ——」


 悲鳴を喉に詰まらせた男は蒼白の表情で、なかば崩れ落ちるように滑走路に膝をついた。

 従順な態度にマスクの男は双眸で満足そうに円弧を描く。


「そうだいい子だ。……オラァ! テメェらもおとなしく従え!」


 銃火器で武装した集団に生身で刃向かえるはずもなく、乗客乗員は雪斗を含めた全員が膝をついて両手を上げた。


「乗務員共、客のリストを寄越せ。そこのお前、貨物室を開け!」


 マスクの男がリーダー格なのだろう。

 男の命令に従って数人の武装兵が動き、乗務員たちに指示を強制した。


《やれやれ、上陸早々に厄介ごととはのう》


 ボディバッグから雪斗の肩へとポジションを移したクロは、ため息がちに小声で囁いた。


《さて雪斗よ。これからどうする?》

「どうするって?」

《あ奴らをしばき回すのであろう?》

「えっ?」


 クロの口から発せられた超絶武闘派な言葉に雪斗は自分の耳を疑った。


「クロ、いまなんて?」

《あのテロリスト共を成敗しないのか、といったのだ》

「ええ……」


 聞き間違いを期待していた雪斗に追い打ちをかけるような脳筋発言だった。


《ふむ……秋音あきねが読んでおった本では、学生がテロリストを撃退して賞賛されておったのだが》

「どんなジャンルの本なの、それ? 言っておくけど、僕はやらないからね」


 変な知識を蓄えてしまっていたクロに、雪斗は念押しするように付け加えた。


「指示に従ってる間はこっちを傷つける気はないみたいだから、救助を待つよ」


 学術都市ならば救助が来るまで十分もかからないだろう、そう睨んだ雪斗はしごく賢明な判断を下した。

 しかし、クロは不満そうに喉を鳴らした。


《だがのう。妾たちが人質になっている以上、そう易々と救助はできないのではないか?》


 クロの指摘はもっともだ。

 だからこそ、雪斗は『救助を待つ』と言ったのだ。

 何もしないとは、一言も言っていない。


「そうだね。だからもう手は打ってある——」

「おいそこ! さっきから何コソコソ喋ってやがる!」

「……!」


 雪斗とクロの内緒話を聞き逃さなかったマスクの男が声を荒げ、ずかずかと尊大な歩き方で雪斗の目の前に陣取った。


「おい、俺がおとなしくしとけって言ってたのが聞こえなかったのか?」

「…………」


 雪斗が無手であっても、男は油断なくサブマシンガンを構えていた。

 男は雪斗から目を逸らさずに、顎を使って二名、部下を呼び寄せた。


「だんまりか。おいお前ら、コイツの持ち物を調べろ!」

「「ウッス!」」

「返事は了解だ馬鹿!」

「「了解っス!」」

「……んのっ」


 部下の雑な返事に、男はマスクで隠れていない額に青筋を立てた。

 一方、部下はそんなことには気づきもせずに雪斗の全身をまさぐるように、髪の毛一本見逃さないと鬼気迫る手つきで持ち物を探る。


 しかし、見つかったのはボディバッグと中に入った個包装の菓子、あとはパスポートと財布だけだった。


「リーダー、コイツなにも持ってないっス!」

「このご時世にスマホすら持ってないっス!」

「あ、名前はわかったっスよ! クスノキユキト、日本人っス!」

「馬鹿かテメェらは! 名前なんていいんだよ! よく見やがれ! ソイツの肩に毛むくじゃらが乗ってんだろ!」

「「ん? 毛むくじゃら……?」」


 リーダーの指摘に部下二人が雪斗の肩に視線を落とすと、不機嫌そうな黒猫と目が合った。


「「うわっ! なんだこの毛玉!?」」

《毛玉とはなんじゃ! 言うに事欠いて妾を遊具と同列に語るなど!》

「「しかも喋ったぁ!?」」

「……っ、テメェら生娘みたいに騒ぐんじゃねえ! 黙ってろ!」


 何かが切れる音と共にリーダーが怒鳴り散らした。

 一瞬で消沈して小さくなった部下二人は数歩、雪斗から……というよりリーダーから距離を取った。


 そんなに離れたらいざという時拘束できないだろ——そんな指示を出すのも億劫になった男は、直接雪斗に問い糺した。


「ったく、テメェらが喋ると緊張感がなくなって仕事になんねえな。おい、餓鬼。ソイツはなんだ?」

「クロは僕の“識神しきがみ”だ」


 返答は明瞭。

 雪斗は隠すことなくクロの正体を打ち明けた。


「識神……そうか。テメェ“写本使いアクター”だな?」


 空気が変わる。

 にわかに男の目つきが険しくなり、剣呑な気配を漂わせ。

 カチャ、と音を立てて。男が持つサブマシンガンの銃口が、雪斗の眉間を捉えた。


「殺しは依頼の外だ。だが写本使いアクターとなりゃ話は別だ」


 ここまで威圧的ながらも乗客乗員に危害を加えて来なかった男が、明確に、雪斗へ殺意を向けた。


「その身なりを見るに学生だったんだろうな。……ま、運命を恨めよ、餓鬼」


 本当に殺す気はなかったのだろう。今日初めてセーフティを外したリーダーの男は、無表情で引き金を握り込んだ。


「…………」


 雪斗はじっとその時を待つ。

 周囲の乗客乗員たちが青ざめる中、男が発砲する。

 その、直前に。


「まったくよお、迎えに来てみりゃなんだこの惨状は」


 リーダーの真横に、煙草を咥えたスーツ姿の男が立っていた。


『は——』


 誰一人として男の存在に気づけなかった。

 姿を現すその瞬間まで、誰も。


「いい仕事すんじゃねえか、雪斗」


 忽然と現れ気配を膨れ上がらせニヤリと笑った男に、武装集団のみならず、雪斗を除いた乗客乗員、もれなく全員が驚愕に支配された。


「てめ、どこから……!?」


 リーダーの対応は早い。

 マスク越しでもわかる動揺がありながらも、体は即座に、反射でサブマシンガンの銃口を乱入者へ向ける。だが、

 

「二手、遅え」


 男が持つ煙草の先端は、既にリーダーの眉間へと向けられていた。

 燻る火種が膨れ上がり吹き出た炎が、引き金を押し込む間も無く、リーダーの顔面を飲み込んだ。

 

「かは……っ!?」


 マスクが焦げ落ちて露わになった素顔に悲惨な火傷を負ったリーダーがその場に崩れ落ちる。


「つ、あ……しゃ、射撃用意ーーー!」


 人質とスーツ姿の男を取り囲む武装集団の一人が混乱しながらも叫ぶ。

 しかし、その行動はあまりに遅きに失した。


 リーダーの顛末には目もくれず、スーツ姿の男は左手に持つ一冊の新書判の本を開いていた。


 それは、写本グリモア

 偉大なる『原典』から枝分かれし、細分化され、希釈された奇跡の一端。

 その力を引き出すことができる者を、人は写本使いアクターと呼ぶ。


「『鉄のくびきに触れよ 血潮に鎖が錆びる時、汝は罪を知るだろう』」


 男の口が祝詞を紡ぎ、開かれたページへ文字が光と共に刻まれる。

 男が軽く指を鳴らすと、襲撃者19人全員の足下のアスファルトを突き破り何十本もの鎖が出現、彼ら目がけて殺到した。


「なんだこれ!?」

「体が…‥縛られて!」

「くそ! アイツも、写本使いアクター……!」


 鎖は瞬く間に襲撃者たちを雁字搦めに縛り上げ、銃火器を取り上げて無力化せしめた。


「うーし、いっちょ上がりだな」


 男は仕事後の一服に煙草を吸おうとして、空振り。

 つい先ほど制圧に使ったことを思い出し、悲しげに眉尻を下げた。


 ——その足下で、顔を焼かれたテロリストのリーダーが身じろいだ。


「——っ、ぐだばれ゙ぇ!」

「やっべ!?」


 炎を受けてなお手放さなかった銃器を構え、今度は男よりも早く引き金に指をかけた。


「『——汝を苛む不可思議のたま』」


 だが、直前。

 祝詞と共に駆け抜けた半透明の弾丸が男の側頭部をした。

 非実体、しかして致命の一撃。


 リーダーの男はついぞ引き金を引くことなく、泡を吹いて昏倒した。


《うむ、お見事》


 弾丸を放った張本人である楠木雪斗は左手に写本グリモアを持ち、右人差し指を突き出した姿勢でほっと胸を撫で下ろした。


『…………』


 発着場の一画に静寂が訪れる。

 遠くから響くサイレンの音は徐々に近づいてきて、それが救助のものだとわかった時、その場にいた人たちは身の安全を確信して大いに安堵した。


 治安維持局と救急隊の車両が到着し救助活動と襲撃者の拘束が始まる中、スーツ姿の男はやや強引に雪斗の腕を引っ張って立ち上がらせた。


「ナイスアシストだったぞ、雪斗」

「かなり早い到着でしたね、恭介さん」


 恭介と呼ばれた男はヘラっと笑い肩をすくめた。


「合法的に学園の事務をサボれるからな。張り切るってもんだ」

《ふむ……学園というと。雪斗よ、此奴がお主の言っていた待ち人かのう?》

「そうだよ」


 雪斗はボディバッグを担ぎ直し、クロを再収容。

 乱れた衣服を正してから、自分の識神に恭介を紹介した。


篠原しのはら恭介きょうすけ先生。僕と同じ楠木孤児院出身で、僕が編入することになる星海学園の教師で、学術都市での僕の後見人だよ」

「そーゆうこった。それじゃ雪斗、事情聴取はなるべく長引かせてこい!」


 子供のような笑顔で堂々と『合法的にサボれるからな!』とのたまう恭介に見送られながら、雪斗は引き笑い気味に治安維持局の人間に誘導されていった。



◆◆◆



 事情聴取や簡易的な健康診断、荷物の引き渡しや入島手続きなど。

 諸々が片付き雪斗が解放されたのは、昼を大きく過ぎた頃だった。


「いやー美味かった! やっぱ高え寿司はちげえな!」

《この男、経費で落ちるとわかった途端に馬鹿みたいに食いおったのう。まあ中々の美味であったな。……どうした雪斗、腹でも下したか?》

「……値段が、気になり過ぎて。味がわからなかった」


 将来的に、記憶に残ったのは醤油の味と辛くないわさびの二つだったと雪斗は語る。


 三者三様の反応を見せながら、二人と一匹は学園への道をゆく。

 空港でのテロ未遂は比較的穏便に、犠牲者なく鎮圧されたため表立って取り立たされることはなく、事件の渦中にいながらも雪斗たちは別段、注目を浴びることはなかった。


《ところで雪斗よ。結局、妾は答えを聞きそびれておる》

「答え?」

《お主があの渦中で言っておったであろう? 『手は打った』と》

「ああ、あれのことね」


 雪斗は周囲を軽く見回し、少しだけ声を抑えて語った。


「僕の“識力”を辺りに撒いて、彼らの目にを見せたんだよ。『誰も近づいてきていない』って。ついでに、恭介さんなら識力で僕の存在に気づけるだろうし」

「おかげで俺が随分楽できたってわけだ」

《なるほどのう。お主の識力があったのなら、奴らが気付けぬのも道理じゃ》


 二人と一匹は無人のタクシー乗り場で足を止めた。

 恭介は端末を操作し、タクシーをチャーターする。


「雪斗、あのテロリスト共なんか言ってたか?」

「なんかって?」

「目的とか、何探してるとか。それっぽいことでもいい」


 恭介の曖昧な質問に雪斗は唸りながら首を捻った。


「何も言ってなかったと思うよ? 無理やりなんか挙げるなら、飛行機の貨物室を急いで開けさせてたくらいかな」

「んな馬鹿正直に話してちゃくれねえか……。その辺は治安維持局の捜査待ちだな。にしても——」


 ぶつぶつと何事か呟く恭介。

 陽動、分散——と。単語こそいくつか拾えた雪斗だったが、恭介が何を考えて自分に質問してきたのかは分からずじまいだった。


 到着音が鳴り響き、二人の前にタクシーが停車する。

 そこで思考を打ち切った恭介は、さて、と意気込むように一呼吸置いた。


「この後は車で学園まで移動だ。雪斗、準備はいいな? ?」


 恭介の最後通告に、雪斗は間髪入れずに頷いた。


「日本をつ前に、覚悟は決めてきたよ」


 16歳の少年には似合わない、断固たる決意を持つ瞳だった。


「僕は必ず『原典』を読み解く。答えを見つけて、夏希を助ける」

「……よし、いい覚悟だ」


 ニヤリと不敵に笑った恭介は、左手で雪斗の視線を白亜の街並みへと誘導し、告げる。


「学術都市へようこそ、楠木雪斗。星海学園の教師として歓迎しよう」

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