【改訂版】男だと思っていたネッ友とオフ会したら、隣のクラスの棘姫だった

　高校一年生、冬城佳純（ふゆきかすみ）は、退屈な学校生活を送っていた。
　そんなある日、突然。仲の良いネッ友に、オフ会を開くことを提案される。

　カラオケボックスの一室で待っていると、現れたのは――学校一のクール美少女。

「だって、あいつは男で。VCの声だって――」
「ごめん。あれ、嘘なんだ」

　そう言って目の前で微笑む少女の名は柏木葵（かしわぎあおい）――またの名を「棘姫」。

　これは、ネッ友同士だった二人の高校生による、じれ甘ラブコメ……である。

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　この作品は前作「男だと思っていた五年来の付き合いのネッ友とオフ会したら、隣のクラスの「棘姫」だった」の改稿版です。
　補足：セルフレイティングは保険です。