概要
「わかんないじゃん。しずくも石になるんだよ。」
『地味石ミリー』『洞穴王女』と囁かれるミリアは、鍾乳石が宿り石のゆるい王女であった。
明るさとおおらかさだけが取り柄のミリアはある日、理不尽に戦力外通告を受けてしまう。しかし落ち込むことなくぷんすこ怒りまくって出奔。
王国を出たのも束の間、山の中で行き倒れ──顔面美麗カラットな青年『エリック』に掘り起こされ一命を取り留める。
命は助かったが、そもそも国に戻る気もないミリアは、体力が回復するまでエリックの元で静養させてもらうことに。
エリックとの生活で自活力を養っていたある日、童話を読んでコロコロしてると、城の兵士が押し寄せて──
「お前の罪をみとめなさあああいっ!」
「……罪ってなに? なんの話?」
「……とぼけるな小娘がッ!!」
「──悪いけど。人の家で騒がないで
明るさとおおらかさだけが取り柄のミリアはある日、理不尽に戦力外通告を受けてしまう。しかし落ち込むことなくぷんすこ怒りまくって出奔。
王国を出たのも束の間、山の中で行き倒れ──顔面美麗カラットな青年『エリック』に掘り起こされ一命を取り留める。
命は助かったが、そもそも国に戻る気もないミリアは、体力が回復するまでエリックの元で静養させてもらうことに。
エリックとの生活で自活力を養っていたある日、童話を読んでコロコロしてると、城の兵士が押し寄せて──
「お前の罪をみとめなさあああいっ!」
「……罪ってなに? なんの話?」
「……とぼけるな小娘がッ!!」
「──悪いけど。人の家で騒がないで
おおおおおまじですかあああああああああうわあああああありがとうございます!!神様ーーー!!