概要
私の迷い込んだ場所には、美しい鬼が封じられていた
「おそらくあなたは……外の住人たちに、贄として呼び寄せられたのでしょう」
光と影が逆転した世界で、角の生えた美しい男は微笑んだ。結界に封じられた鬼と、そこに送り込まれた『私』。二人の、奇妙なスローライフが始まる。
徐々に心を通わせていく二人。しかし、二人の周りの世界もまた動き始めていた――
光と影が逆転した世界で、角の生えた美しい男は微笑んだ。結界に封じられた鬼と、そこに送り込まれた『私』。二人の、奇妙なスローライフが始まる。
徐々に心を通わせていく二人。しかし、二人の周りの世界もまた動き始めていた――
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「月」がとても印象的で、あやかしや陰陽道アリの幻想的な物語。
作品タイトルにもありますが、とにかく「月」が象徴的に描かれるお話です。
さらに一話毎のタイトルにも「月」が出てきます。
しかし、単に「月」を物語として活かすに留まらず、その表現方法がとても上手い!
演出や文章が上手いからこその賜です。
ぜひ、読んで確認して欲しい!
まずは、この美しい作品世界に浸りながら読み進めてほしいですが、途中からどんどん物語が膨らんでいきます。
この作品の真骨頂は中盤以降にあり!
それまでに張られた伏線を回収しつつ、二人の思いが絡み合いながら終盤へと進みます。
この辺りからは、もはや読み進める手を止められなくなります!
タグにもあるようにハッピーエンドです。
因…続きを読む