振られた幼馴染を慰めるために、今日も私はキスをする。
水原ゆまは幼馴染である羽地花凪が告白に失敗する度に、様々な手段で彼女を慰めている。
ゆまは花凪に歪んだ独占欲を抱いており、花凪が振られて自分のところに戻ってくることに暗い満足感を抱いていた。
一方で花凪はゆまに拗らせた愛情を抱いており、ゆまを嫉妬させるために無意味な告白を繰り返している。
歪んで拗らせてどうしようもない感情をぶつけ合う内に、二人はお互いに本当の気持ちに気づいていき……。
色々拗らせていて感情が重い女の子同士がぶつかり合いながらお互いを求めていくお話です。