概要
私たちって、ミックスすると最高じゃない?
幼いころからピアノの英才教育を受けて育った西園寺詩《さいおんじうた》は、ホントはポップソングが好きだった。ただ女子としては低くハスキーな自分の声にコンプレックスがある。
ある日、1人カラオケの隣の部屋から、超絶上手い女子の歌声が聴こえてくる。正体を確かめるべく待ち続けると、その部屋から出てきたのはなんと「男の子」、同じクラスの上杉和音(うえすぎわおん》だったのだ。
詩の思いつきから、二人は性別や音楽をミックスすることになって——
ある日、1人カラオケの隣の部屋から、超絶上手い女子の歌声が聴こえてくる。正体を確かめるべく待ち続けると、その部屋から出てきたのはなんと「男の子」、同じクラスの上杉和音(うえすぎわおん》だったのだ。
詩の思いつきから、二人は性別や音楽をミックスすることになって——