第42話 白き霧は世界を覆うへの応援コメント
ディークス、ここに現れたのですか。でもナナシが無事で良かった。
彼にはナナシの管理番号が見えたのですね。さぞ驚いたでしょう。
思えば、ナナシのアミュレットの文字が最初から読めない設定にしてあったことに納得です。「ミストリアンエイジ」読んでいた時には、あの番号の最後の文字には、気に止めなかったのです。すごい・・・。本当に最初からここまで計算して構成されていたということが。
作者からの返信
アインス同様、農業で鍛えたナナシが強かったというのもさることながら、先にベランツが手傷を負わせていたのが大きかったですね。腕が片方でも残っていれば、ここでも「死に戻り」されていたかもしれません。もしもそうなれば、ナナシの存在を知ったディークスによって、さらに厄介なことになっていたでしょう。
そして、ディークスが言っているとおり、ナナシのアミュレットには何も刻まれていなかったようですね。エルスが確認した際にも、小さな傷があるのみでした。
それでもナナシだけが無事だった理由こそが、彼とディークスとの決定的な違いですね。ナナシはエルスが事前に「あること」をしていたために、すでに他のエインシャントとは一線を画しています。このナナシが何者であるのかは、ここでの彼自身が語っておりますね。
本作は綿密に謎と伏線を織り交ぜてはいるものの、ここまで深く読み取ってくださる方はほぼおられませんからね。こちらこそ、お褒めいただき、本当にありがとうございます。
第41話 選択された未来と儚き夢の終わりにへの応援コメント
ラストのエルスのセリフいいですね。すっかり頼もしい存在になっています。
作者からの返信
もっと長引くかと思いましたが、ゼレウスの奇策と相棒の活躍によって、あっさり終わってしまいましたね。とはいえ、今章の本番はここからであるとも言えます。
第40話 悪意の行方への応援コメント
ミケルとベランツが!ちょっとショッキングです。ディークスにとっては、彼らはただのデク人形なのですね。
そして、案の定、ゼレウスの額に魔王の烙印が現れてしまいました。もう展開が早くて息もつかせない状況、スリリングが止まりません。
ちょっとここで前回、コメントのお返事の中に「ミストリアンエイジ」とどちらを先に読んだら面白いか、という言葉がありましたので、語らせてください。
これについては実はずっとそれを考えながら読んできていましたが、同じルートを辿った読者さまと一度意思の確認したいくらい、色々と思っていることがあります!長くなるので一部だけにします。
それは、また例えが場違いで申し訳ないのですが、映画のスターウォーズも作成順に(エピソード4~6を先に見てから)エピソード1~3を観る方がいいのか、ストーリの流れ順に観た方が面白いのか悩むのに似ているかも、などと考えました。
ミストリアンエイジを先に読んだ後、こちらを読むのは時系列に従っていますので、「ミストリアンエイジ」が驚きの連続になるように製作されたという部分は、直接は味わうことはなくても、それでも逆にして読んだと想像すると、確実に私もハマると想像できます。たぶん、製作順に読むと、設計どおり物語のシステムの魅力を存分に味わえると思います!
逆に、「ミストリアンクエスト」を後で読んだ私の場合、前回のエピソードのように、リーランドが「思い」を語る場面や、ルゥランの要所要所のセリフなど、登場人物たちの心情がその都度、波のように押し寄せてきました。
私の場合は、登場人物の想いや、魅力を存分に味わえているかもしれません!
・・・と、偉そうに分析しましたが、読んだ方、それぞれ違うと思いますので、結局は私の勝手な推測です!でも、こんなに色々と感じることが出来る、セットで読むべき本当に面白い作品です。
作者からの返信
勇ましく登場したミケルとベランツですが、さすがに相手が悪すぎたようです。第23話で「フラグ」を立てすぎたことが要因でしょうか。デク人形と罵ったディークスですが、彼なりに相手を「兵士」と認め、二人の挑戦に応じたようです。
おとなしく二人が引き下がっていれば。エルスたちに憧れて訓練に励んでいなければ。なんとも悔やまれる展開ですね。ただし、二人の行動は、決して無駄にはならないでしょう。
そして、お褒めの言葉もいただきまして、ありがとうございます。『ミストリアンクエスト』と『ミストリアンエイジ』の関係は、まさにスターウォーズがぴったりですね。ep4~ep6の主人公はルークですが、スターウォーズの全編を通してアナキンの物語であるように、この『ミストリアンクエスト』の主人公はエルスであり、ミストリアとなった「彼」の物語でもあります。
本作は、その性質上、登場人物の内面描写や心の声は登場させられないのですが、彼らの心情を読み取っていただいて嬉しいです。
かつて、アレフが説明していたように、神の眼には「心の中」を見る力はありませんからね。あくまでも外から見た人物の様子や、これまでの個人に関する歴史と情報、そして「彼」の予想のみが語られています。――たまに断定しておりますけどね。不意な出来事に弱いのは、相変わらずなのでしょう。
それはさておき、この前半部分はさすがに暗すぎるので、決戦前の盛り上がりとセットになりました。第3章も残りわずかとなりましたが、最後までお楽しみいただけますと、大変嬉しく思います。
第39話 それぞれの使命への応援コメント
なんて表現していいのか、とにかくゾクゾクしました!
ガルマニアの歴史もそうですし、空間の解説もとても面白かったです。
先に「ミストリアンエイジ」を読んでこちらへ来たほかの読者と同じかどうかは分かりませんが、後半のリーランドの言葉がとても熱く感じました。とうとうアインスのことを知る時がやってこようとしています。
このエピソード、とても好きです。特に最後の四行は絵になります。
それから、ここで出てくるレンズもそうですが、とても面白いです。
エルスから見た映像の表現も、不思議な映像であるけどもちゃんと想像出来ます。
この物語に登場するどのアイテムも、この世界観とともに緻密に設計されてて本当に驚きです!
前回のコメントへ頂いたお返事で、IDと名前の関係を教えていただき、また更に驚きました。本当に深いところまで凄いです。設定のためのノートとか結構何冊分にもなりそうだなと勝手ながら想像しました。(混乱させてとありましたが、全然大丈夫です、お気遣いすみません。勝手に妄想しているだけですので!)
そうなると、早く先が読みたくなります。楽しみにしております!
作者からの返信
いつもコメントいただき、本当にありがとうございます。毎回言うのもくどいと思い、近ごろは省略しているのですが、心より感謝しております。
エルスが受け取ったレンズは擬似的な「神の眼」ですね。本物が有する千里眼のような機能こそありませんが、これでエルスにもアレフやルゥランや四郎が見ていた世界が見えるようになりました。しかしながら、エルスはその意図や目的には気づいていないようですので、これが真の価値を発揮するのは、まだまだ先となりそうです。
先に『ミストリアンクエスト』をある程度読み進めてくださった読者さまにとっては、『ミストリアンエイジ』が驚きの連続になるように製作したつもりなのですが、実際のところ、どちらから読むのが面白いんでしょうね。
一応、あちらは『ミストリアンクエスト/第3章』を書き終えたあたりで連載をはじめましたので、基本的にはそこまでに登場するネタが詰まっておりました。ニセル、ミーファ、アルティアナの祖先がカイゼル、ドレッド、アルトリウスといった具合ですね。加えてエルスの烙印には「Bルートのヴァルナスとリーランド、そしてアインスの記憶や力」が宿っています。まさに全員集合といったところですね。今回のエピソードは「現代」に焦点を当てるために流しましたが、リーランドはかつての戦友らの子孫の存在に気づいたはずですからね。いずれ彼とダズドは再び登場することでしょう。
設定資料集も大幅にリニューアル予定なのですが、感想企画を始めたこともあって完全に作業が停止しておりますね。カクコンが落ち着いたあたりで、どうにかあちらにも手を入れる予定です。
改めまして、いつもお読みいただき、ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いいたします。
第12話 はじまりの遺跡への応援コメント
"カダンいわく、こうした設備は「騎士訓練所だった頃の名残」らしい。そんな薀うん蓄ちくを手短に語り"
こういう人の心が好きなんですよね
作者からの返信
カダンは放っておくと長々と説明をしはじめるので、簡単に要約してくれたようです。「手短に」といえど、おそらくエルスたちが聞かされた内容は、もっと長ったらしかったのでしょうね。
本作では全体的に台詞は短く区切っているのですが、カダンの場合は3行くらいになってしまうほど、よくしゃべります。
読者さまの心に響く部分があるということは、書き手として非常に喜ばしい限りです。コメントいただき、ありがとうございます。
編集済
第38話 再世された真世界への応援コメント
このエピソード、とても濃いです。謎の解明がぞろぞろと。そしてようやく「ミストリアンエイジ」で作られた世界の形が頭の中でハッキリ理解できました。球体の中の箱庭という言葉や、平地や海を掘ったこと、それから「ソルは新たな世界の中点に」置かれたこと等の言葉で、ぼんやりと球体の中に世界があるな、という想像はしましたが、ここでしっかり中の反り返った形状まで映像化できて感動しました。
本当に私には想像できないようなスケールの大きい話にビックリです!
それから「とある軍曹の独り言」の返信、ありがとうございます。
勘違いして兎山君のIDの意味とか考えていました。なるほど。Hから始まる名前、彼女しかいません。今後、どう絡んでくるかとても楽しみです。いつも面白いコメントの返信をありがとうございます!
それにしても、興味深い独り言シリーズが打ち切りとは。あまりに悲しい話で、とても残念です。(まだ一部しか読んでいませんが「切れッ端」のどこかに不穏な内容があったな。興味はありますが、まずはミストリアンクエストを読んでから!と、後回しにしていますが。世の中には色んな人がいますね)しかし過去にそんなことがあったにもかかわらず、また復帰されて、本当によかったです。
応援しておりますので、これからもどんどん素敵な作品を生み出して頂けると嬉しいです!(またしても長くなりました!)
作者からの返信
世界の仕組みが登場するのは『こちら』が初出ですので、よりイメージしやすいよう、立体模型を使う方式にて説明させていただきました。これまでは完全に、普通の形をしていると思わせるような描き方でしたからね。ここは本作でも一番の見所だったのか、読者さまからも、このエピソードへのコメントを最も多く頂戴しておりますね。本当はもっと多かったのですが、熱心に読んでくださっていた読者さまが退会なされたので減少しております。
そして、先日のコメント返信ですが、紛らわしくて申し訳ないです。
あえて答えを明言してしまいますと、かつての四郎のIDを継承しているのは「ナナシ」です。まだ明かされていないナナシの本名が、「H」に関連するというわけですね。これの意味するところは、いずれ明らかとなります。
また、ロイマンのパーティにいるIDを持つ人物ですが、そのIDの末尾は「IL」です。こちらは未発表ですが、現在投稿中の第4章にて明かされる予定です。
ちなみにハツネは紛れもないミストリアスの出身ですね。彼女が日本名なのは、和風の国であるノインディアの生まれであるからですね。
基本的に彼らの名前は、そのまま「カタカナ」で登録されております。エルスの綴りは「ELSE」ではあるものの、記録された彼のアイデンティティは「エルス」というわけですね。
エルスが神聖文字を読むのが苦手であるように、この世界ではあれを読める者は小数ですので、命名の際も馴染みのある「ノイン語」にて行なわれております。
神聖文字を用いる呪文などは、文字ではなく、「音」をそのまま記憶している状態ですね。
このたびは混乱させてしまい、申し訳ありません。そして応援の御言葉まで頂戴でき、とても励みになります。
この『ミストリアンクエスト』を投稿し続けることは、私の生きる目的ともなっておりますからね。これからも頑張ってまいります。
第36話 救いきれぬものたちへの応援コメント
久しぶりにあのIDを見ました!
管理IDの末尾にDXとありますが、せめてそこだけでもディークスと呼ぶことで、名前として受け取りたかったのでは? と感じました。
当初、彼はアインスのいた世界からやってきた監督員の一人で、何かヘマやって作業員となってしまい、ここへやってきたのかと思っていました。
一旦ここから引き下がりましたが、次会う時に同じ姿かどうかは分かりませんが、またここへ来るつもりですね。
彼のような異質な雰囲気が、また面白さを引き出していると思います。
作者からの返信
このID、どうやらディークスの出身は「テラスアンティクタス」であるようですね。監督官の場合はタイプAとなりますからね。ディークスはタイプWですので「最下級労働者」ですが、毎日かかわるであろう「植物」のことを言っていないということは、四郎の頃とは状況が変わっているのかもしれません。
そして、IDの末尾ですが、まさしくお察しのとおりですね。それが名前になるということは、四郎のIDの末尾には何が書かれていたでしょう。それが今後、「彼」の正体を示す答えともなります。ちなみにディークスがどのようにやって来たのかについては「こういったもの」もございます。
https://kakuyomu.jp/works/16817139556656552752/episodes/16817330662676615190
上記の作品、これ以外のエピソードは時事ネタ・政治ネタを含む「人を選ぶ」ものばかりですので、不快に感じてしまわれる可能性がございます。文章も未熟な頃に書いたものですので読みづらくもあるのですが、もしもご興味がございましたら「軍曹」の部分だけでもご覧ください。――読み直すとあまりにも酷い文章だったので、改稿しておきました。もちろん内容はそのままですからね。
そんな彼が「どこ」へ行き、いったい何を行なうのか。この第3章の中で明らかとなりますので、引き続きお付き合いいただけますと幸いです。
第18話 ライバルの帰還への応援コメント
ボリューム増で楽しめました。
4500文字近いので重量感というか、読んだ感が強く出ていいですね。
恐らくウェブ小説では嫌われるのかもしれませんが、私はこれくらいのボリュームが有り難いです。
キャラが立っていて、好きに動いている。描写になって表に出ていますね。
次話も期待しながら待っています!
また拙作へのレビューコメントを有り難うございました。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
引き続きよろしくお願いいたします。
作者からの返信
いつもコメントいただき、ありがとうございます。そしてお褒めの言葉もいただき、大変嬉しく思います。何よりの励みになります。
以前は文字数にこだわっていたのですが、そうすることによって描写が雑になっていたり、無理な言い回しになってしまっていたりといったことが多発しましたので、クオリティを第一にすることにいたしました。まだまだ未熟な文章ですので、今後も精進を続けてまいります。
また、私自身が読み手の場合としても、序盤こそ文字数を気にしますが、後半まで付き合った作品については文字数を確認した機会もなかったなと。そのように思い至った次第ですね。
レビューは「名作」あってこと書けるものですので、こちらこそ拝読させていただき、ありがとうございます。
御作の魅力や見所・面白さ等はみなさまが仰っておられましたので、私は間口を広げ、「ホラー特有の近寄りがたさ」を緩和する方面で書かせていただきました。おそらくホラー作品としては「ページをめくるのも怖いほどの恐怖」といったものが嬉しい誉め言葉ではあるのですが、ウェブ小説ではデメリットになってしまいますからね。本当に微力であるとは思われますが、わずかでも恩返しになれば幸いに思う次第です。改めまして、素晴らしい作品を読ませていただき、ありがとうございます。
今後とも、どうかよろしくお願いいたします。
第35話 白き敵対者と黒き共闘者への応援コメント
クリーチャーから伸びる触手が掴もうとしてくる場面は、兎山君が植物と戦っていた場面とイメージが重なってしまい、ダブルで恐怖でした。
作者からの返信
触手の動きは予測不可能ですので、腕よりも恐ろしいですね。外見では「硬さ」が不明なあたりも恐怖心をそそります。掴まれるだけかと思いきや、体を貫かれたりもしますからね。
四郎が去ったあと、あの「根」と戦っていた世界・テラスアンティクタスは、どうなってしまったのでしょうね。ろくな未来を辿っているとは思えませんが、少なくとも、まだ滅びてはいないようです。
第33話 陥落都市ガルマニアへの応援コメント
エルスがアインスの辿った世界を一瞬にして見てしまうところでは、私の頭にも同じように(一瞬ではないですが)いろんな映像が流れました。アルフレドも?
エルスは衝撃を受けたと思います。
作者からの返信
この「オッサン」はガルマニアの住人ですので映像の多くはガルマニアの近辺の風景なのですが、砂漠も混じっているということなので、もしかすると「騎士」であったのかもしれませんね。
アルフレドはガルマニアを素通りしてしまいましたので、この「赤髪の英雄」は、おそらくリーランドであると思われます。今後ネーデルタールが舞台となった際には、アルフレドの活躍が語られる機会があるかもしれませんね。――むしろ、なんらかの形で生きていそうなのが恐ろしいところです。
大量の情報に曝されたエルスはアリサによって救われましたが、あのままであれば非常に危険な状態となっていたことでしょう。もしも仲間がいなければ、最悪の場合、廃人化していたかもしれませんね。
第30話 雪山のアルカディアへの応援コメント
ロイマン一行が、どうしてるかなとそろそろ気になっていた頃でした。ゲルセイルも面白いですね。
そしてラァテル、いいとこあります。(想像すると怖いですが)
作者からの返信
ロイマンたちは「告所」なる場所へ向かっているようです。そういえば、はるか古代の「勇者」が活躍していた頃には、予言を行なっていた場所があったような気がします。アルトリウスの言葉から推察するに、この近辺であるようですね。
ゲルセイルは魔の血族ということもあり、やや自己中心的な性格をしているものの、ロイマンに対する信頼は篤いのか、パーティ内では上手く立ち回っているようですね。
また、同じく魔の血族であるラァテルですが、ここで彼は「実益も兼ねた人助け」を行なったようです。こういったダークな行動はエルスにはできませんので、「こちらのパーティならでは」であると言えますね。
むしろ、ここにいたのがエルスたちであれば、デストミストで助かるレベルだったというのも、運命の残酷さを感じます。そして、次はエルスたちのパーティが、そういったミスマッチに直面してしまう番であるのかもしれません。
第29話 悲しみのレギオンへの応援コメント
レギオンの描写がなかなかリアルに描かれていて、とても気味が悪かったです。(以前にRPGで苦労して倒したラスボスを思い出しました。
そして、無数の顔が一斉に叫ぶ場面では、またしてもゾワっとしました。直後、エルスが詠唱だと叫んで知らせてくれたことで、更に恐怖をかきたてられました。
とても面白かったです。
因みに、クィントゥスの盾は、アインスがいっしょに戦場に出ていた時、リーランドの近くにいた「中年の騎士」が持っていたガルマニアの紋章がついてるものと同じ盾でしょうか・・・?
作者からの返信
レギオンは「骨が剥き出しの足」がたくさんあるケンタウルスゾンビに、顔面がたくさん貼り付いているような感じですね。改めて姿を思い浮かべますと、なかなかに気色悪い造形です。
このレギオンとの戦いは次回も続く予定だったのですが、エルスの機転であっさり倒してしまいましたね。基本的にバトルは登場人物の動きに任せておりますので、こういったことがかなり頻繁に起こります。
そして「クィントゥスの盾」ですが、お察しのとおり、正体は「ユグドシルト」ですね。あの場面を覚えていてくださり、ありがとうございます。
勇者の装備であるバルドリオンの所在は不明ですが、砕け散ったレストメイルの破片は「虹色の精霊石」として各地に散らばっております。いくつかは消費されましたので、もう元の鎧に戻すのは不可能ですね。まともに現存していたのは「盾」だけといったところでしょうか。
この時点では、まだエルスたちは「盾」の素性に気づいておりませんが、物語の進行と共に徐々に明らかになってまいります。
第28話 呪われた魔物たちへの応援コメント
ニセルが魔銃を撃つ場面、ゾクッとしました。特に「銃に紫の稲妻が走る」のところが好きです。ドミナもいい仕事しますね。
それから、前回のコメントのお返事を頂いた時に、私のコメントがあまりにもオカシな文章になっておりましたので、(すみません!)きちんと修正させて頂きました。
(内容は変えておりません)
しかしながら、あのグダグダな文章でも、私の言いたかった事を読み取って頂きまして、ありがとうございました。感激です。
作者からの返信
本来、魔銃ヴェルジェミナスの登場は予定になかったのですが、またしても――ええ、またしても、ニセルが勝手に持ってきてしまいましたね。確かに彼の戦い方は地味でしたが、いきなり銃を持ち出すとは思いもしませんでした。この辺りの戦い方はニセルに任せましたので、気に入っていただけて彼も喜んでいることでしょう。
ちなみにジェイドも「魔弓」を隠し持っており、第2章で登場予定だったのですが、エルスの切り札を出すためにドリルで我慢してもらいました。ああ見えてジェイドは、空気を読めるタイプです。
コメントはお気軽に書き込んでいただいて大丈夫ですからね。むしろ、いつもこれほどまでにコメントをくださり、感謝の念が尽きません。いつもありがとうございます。
第17話 白き闇に浮かぶ悪意への応援コメント
更新楽しみに待っていました。
各キャラが生き生きと動き回っていて楽しいですね。
近況ノートにもあったとおりで、笑えるキャラからそうでないキャラまで、性格付けがしっかりなされているのも魅力です。
カクヨムコン10もあと二週間切ったぐらいですね。
頑張ってくださいね。
私は1/17に公開したばかりなので文字数ぎりぎりで間に合うかどうか。
最後は追い込みですが、勢いままでやっつけそうです。
作者からの返信
やはり書き手としては、お待ちいただけていたことがなによりの投稿の原動力となりますね。コメントをいただけまして、本当に嬉しかったです。
第2章あたりから情景描写よりもキャラ描写に比重を傾けた本作なのですが、これは水無月さまから「古典風ラノベ」とのご感想をいただけたからに他ならないんですよね。どうにも路線がふらついていた時期だったこともあり、「それだ!」と迷いが晴れた瞬間でした。
その節は大変お世話になりました。改めてお礼申しあげます。
カクコンは今回も惨敗といった結果になりそうですので、残り期間は応援に時間を割く形となるかもしれません。それでも書く意欲は高まってきたところですので、この機会を生かしたいところではありますね。いつも応援いただき、ありがとうございます。
編集済
第27話 瘴気の森を抜けてへの応援コメント
エルスたちが武器をバングルから取り出す場面は、今までも何度か見ているのに、なぜか今回の「何もない空間から唐とう突とつに、巨大な剣や斧を出現させる」場面では、まるで一同が一斉に同じ方向を見定めた上で、それぞれ違う武器を取り出した、というような(私にとって都合のいい)絵となりました。
作者からの返信
まさしく「よし、いくぞ!」といった場面ですね。ここはゼレウスに焦点が当たっていることで、パーティの結束が見てとれるように感じます。
エルスらとしては、このバングルを世界的にも流通させたいところなのですが、「ご意見番」であるリリィナの意向で差し止めているんですよね。元々この章では「エルスにもらったバングルをルゥランが見せびらかし、それに対してリリィナがキレる」といったエピソードが入る予定だったのですが、急きょティアナが登場したことによって割愛することとなりました。
確かに便利すぎますので、エルスたち以外に広まってしまうと、暗殺などに悪用されてしまいそうですからね。
ここからしばらく恒例のバトル展開となりますが、お楽しみいただけますと嬉しく思います。
第16話 見捨てられし数多なる記憶への応援コメント
こちらでカクヨムコン10に参加されているので、更新を楽しみにしていますね。
とはいっても、私は既に★もレビューコメントも入れてしまっているので、あまりお役に立てませんが。
もう一つの感想企画、ここで書くことではありませんが、凄いですね。
あれは簡単にできるものではないし、レビューコメントよりも難易度は高いかもしれません。
いずれにせよご無理なさらずに!
作者からの返信
いつもお気遣いいただき、ありがとうございます。今日は私の誕生日ということもあり、嬉しいコメントをいただけたことに、より一層の喜びを感じております。
じつは今しがた執筆が完了いたしましたので、これから誤字の確認と文字数の再調整を行なった後に投稿させていただく予定です。こうしてご期待いただけまして、とてもありがたい限りです。
感想企画については、元々は「私がレビューを書かせていただいた作品の更なる感想と魅力をお伝えしたい」といったものだったのですが、新規の感想を書かせていただくことが主となっておりますね。
やはりカクヨムにおいては、批評というか、率直な感想を求めておられる方が多いということなのかもしれません。
こうして見守ってくださることに、いつも言葉にならぬほどの心強さを感じております。重ねてのお礼になりますが、本当にありがとうございます。
第25話 良き仲間たちに恵まれてへの応援コメント
あの便利なチョーカーは、念じたことが伝わるようですが、例えば相手に伝わってほしくない「想い」までは伝わらないのかな・・・と、一瞬、気になりましたが使い方に「呼びかける」とあるので大丈夫そうですね。そうでないと色々ややこしくなりそうですよね。
作者からの返信
この暗号通話は名のとおり、ミストリアルサイドを介した単なる「通話」ですからね。電話やメッセージアプリに思考が漏れないのと同様に、意図しない言葉が伝わる心配はないので安心です。さらに補足しますと、過去でサンディたちが使った念話は「いわゆる糸電話」ですので、今回の暗号通話よりも機密性が高い物となっておりました。
そして、語り手には「心の中」や「心の声」を視ることはできませんので、ここに記されている会話内容も「会話ログ」を拾い上げたものとなっておりますね。――と、詳しく説明するとSFになってしまいますので、ザックリとした説明になっております。四郎ならば説明できるとは思うのですが、空気を読んでいるのか、ここでは説明してくれないようです。
なかなか「これ」に焦点があたる機会は訪れないとは思うのですが、いずれは製作者であるドミナあたりに説明してもらいところではありますね。
第24話 語り継がれた〝真実〟への応援コメント
夢に出てくるもう一人のエルスの言葉、「真実は〝ひとつだけ〟とは限らない」ですが、好きな言葉です。(ちょっと例えが飛躍しているかもですが)同じ時代を取り上げた大河ドラマでも、スポットが当たる対象が変われば、登場人物が善にも悪にもなったりしているので、ズキリとします。
ここでいう真実とは・・・。と思いを巡らせつつ先へ進みます!
作者からの返信
この言葉は一般的な意味合いもありますが、ミストリアスの歴史は文字通りに一つではありませんからね。エルスが観た劇ではリーランドが総将軍となっておりましたが、アインスが参加した戦いでのリーランドは「ただの傭兵団長」であり、軍の総将軍はクィントゥスでした。
また、ガルマニアのモチーフとなったローマ史そのものも、タキトゥスという歴史家によって描かれた創作物と捉えることもできますからね。「人は見たいものを見たいように見る」という台詞も、ユリウス・カエサルの名言とされております。
作中ではミーファに「正義」という言葉を多用させてはおりますが、正義とは単なる「位置情報」にすぎないというのが私の持論です。自身が立つ位置によって簡単に変化しますからね。
ここで度々登場するようになったリーランドの名、そんな彼が愛したガルマニアの地に、ニセル・ミーファ・アルティアナといった、かつての戦友らの子孫が集うこととなりました。
さらにエルスが宿す「烙印」には――と、いった場面ですね。
第20話 クエストクリアへの応援コメント
美味しいところだけを取っていくだけではない、主人公に華を持たせてくれる勇者の気概が素敵です!
そして、主人公の本来の力も見出されそうな予感が…!?
世界を包む霧の謎…一体どんな謎が…!
作者からの返信
「俺は勇者じゃねぇ」の台詞どおり、ロイマンは過度に持ち上げられるのを嫌っているかのようですね。しかしながら、周囲の冒険者らを鼓舞していたことからも推察されるとおり、自分の立場はしっかりと見極めているようです。
この段階ではエルスの力は未熟そのものなのですが、いずれは主人公らしい活躍を見せてくれることでしょう。
なにより彼はアリサのみならず、ロイマンやカダンやリリィナといった、広い意味での「仲間」に恵まれておりますからね。引き続き見守っていただけますと、大変うれしく思います。
第12話 はじまりの遺跡への応援コメント
自警団が勇者を頼りたくなるほどの事態に、主人公達がどう対処していくのか…。どきどきです…!
勇者が認めた実力や如何に…!?
カダンのセリフで「――訓練所になっていた〝して〟とはいえ」と言う部分が、ちょっと気になります。
私の語彙力不足による認識違いでしたら、すみません…!
(余計な指摘でしたら、コメント自体消していただければ…><)
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
ファスティア自警団は決して無能集団ではないのですが、今回は対応が完全に後手に回り、もはや収拾がつかない事態となってしまったようですね。
そして誤字の部分なのですが、「訓練所となっていた」と「訓練所として使われていた」で迷い、両方が混じってしまっていたようです。
カダンの台詞としては後者が相応しいですので、後者に修正させていただきました。また、丁度よい機会でしたので、全体的な改稿も行ないました。お教えいただき、ありがとうございます。
誤字に気づいてくださるということは、それだけ真剣にお読みくださったということですからね。心から感謝しております。
編集済
第21話 ディスコードへの応援コメント
「銃」の名前が出なくても描写ですぐ銃と分かりました。ビックリしました。あの銃を持った騎士達がする敬礼が、(現実世界の軍人の敬礼に似ている?)ガルマニア式でないのが気になります。
あの状況の中、ディークスに物申したエルスに拍手です!
そして、弾丸をあの左手とはいえ、掴んだニセルはいい場面でまた目立ってくれました。そしてその後のセリフまでカッコイイ。このエピソードかなり好きです。
それから、こちらこそいつもコメントへの丁寧なお返事をありがとうございます。この物語と同時進行で二倍の楽しみとなっております。
作者からの返信
ミストリアスでは馴染みのない迷彩柄のジャケットに銃、そして件の敬礼と、明らかに異質な雰囲気を漂わせておりますね。もはやバレバレではあるのですが、彼の正体に関しても、近々明らかとなります。
銃そのものは過去の「魔導国家ディクサイス」にも在ったのですが、現在の「ネーデルタール連合王国」へ吸収された際に失われてしまったようです。しかしながら、その製法のノウハウ自体はディクサイスに縁のある「ある人物」が保有していたようですね。
このエピソードは人死が出ることや、ディークスのアクの強さもあって近況ノートで予防線を張らせていただいたのですが、予想に反して非常に好評な回となりましたね。やはりここでも、ニセルに助けられた感じとなりました。礼儀と冷静さを兼ね備えた彼は、まさにエルスの目指すべき姿であるのかもしれません。しかしながら、エルスは「エルスらしさ」を維持したまま成長してくれると、私も信じております。
ここまで丁寧に読み込んでくださり、感想をくださる方は滅多におられませんからね。書き手としても、また感想企画をやっている身としても、島村さまには深い感謝と尊敬の念をいだいております。
月並みな言葉となりますが、本当にありがとうございます。
第20話 再会と遭遇とへの応援コメント
ミーファとティアナが決めた「奇妙なポーズ」が好きです。(幸崎さまのイメージと違うと思いますが)私なりに頭に浮かんできました! 息の合った二人ならではの仕草ですね。
それと軍曹ですが、登場するなり中々の背筋が伸びる言葉でした! 次をめくるのが楽しみです。
作者からの返信
あえて擬音で表すならば、「シャキーン!」と「キラっ☆」でしょうか。奇妙な二つ名といい、おそらくは創世紀の英雄「ジャスティッキーパー・アルフレド」に影響を受けているものであると考えられますね。あの時の彼は「絵本も出ているぞ」と、嬉しそうに語っておりましたからね。こんなところにも古代からの影響が遺されております。
さて、このディークス軍曹こそが、本章における最重要人物となります。彼の身なりや言動から、なんとなく正体を推察することはできるかと思われますが、引き続きお楽しみいただけますと幸いです。
第18話 仲間たちに見送られへの応援コメント
ここの回を読んで、そういえばアリサが、エルスの様子を気にしている様子が多くなってきたように感じました。
エルスが遠い存在に感じることがあるのかも知れません。そういうアリサを、エルスもまた気にしているような気がします。
当初からですが、お互いがストレートに考えをぶつけたりせず、少し離れたところから心配している雰囲気に思いやりのようなものを感じて好きです。
作者からの返信
アリサは第2章において自身の役割を確立することができましたが、やはり彼女の行動の中心は「エルス」のままですからね。彼女にとっては、エルスの成長によって「役割がなくなる」という不安を感じてしまうのかもしれません。
とはいえ、双方が互いを大切に想っているのは疑いようのない事実ですね。そこを感じ取っていただき、ありがとうございます。
そして、アリサが「エルスに対して〝あること〟をしないように徹底している」のと同様に、エルスもアリサに対して「ある引け目」を感じたままとなっております。
それを解決する鍵は、じつはロイマンとハツネが握っております。第1章にて、二人が酒場で話していたものですね。
いずれは勇者パーティとも合流できるのか、その辺りも重要な点となってまいります。
第16話 古代からの伝説への応援コメント
エルスは最近随分と内なる部分の成長が見られる気がします。なんていうか、ちょっと冷静になれるようになったところがあると言いますか。周りのことも、自分自身のことも。
この後はランベルトスへ傭兵として入るのですね。アインスもあそこで戦友ができましたが、激戦地のイメージです。これからの展開も楽しみです。
作者からの返信
ここまでくると、第1章の酒場で負けたあたりのエルスが、懐かしくすら思えてまいりますね。感情的になることも少なくなりました。とはいえ、完全に冷静になってしまうとニセルと役割がかぶってしまうので、エルスらしさは残っております。
次に向かう場所は、ランベルトスの東にある「トロントリア」ですね。アインスが3回目のダイブで降り立った、小川や「関所」があった場所となります。ちなみに2番目に降り立った森林地帯には「ツリアン」ができております。
南の砂漠地帯は創世紀の頃よりも危険な場所となっておりますので、いまのエルスたちでは立ち入れないといったところですね。あそこにも当時の「生き証人」がおりますので、いずれは向かう予定です。これからも楽しんでいただけるよう、頑張ってまいりますね。
第15話 アットホームへの応援コメント
あの魔水晶のオブジェクトが今、この時代でエルスたちが転移として使えるようになるとは・・・いいですね!
作者からの返信
エルスたちの冒険にも少しずつ前進が見られるといった場面ですね。やはりファストトラベルがあると便利です。
この世界の住人には見向きもされなかったオブジェクトに用途が見出された背景には、やはりドミナの師匠が係わっているのでしょうね。この第3章では、古代人らにも多くの焦点が当たっております。それだけに「章」のストーリーラインがブレがちなのですが、気に入っていただけて嬉しいです。
第13話 アセンションへの応援コメント
教会とでたので、もしかして。と期待していましたが、そういう形で伝説として残っていたのですね・・・。
エルスに徐々に「アインス」のことが印象付けられて行きますが、こうやって他にも登場人物の名前などが登場すると、ここでミストリアンエイジの痕跡を辿っている感じがしていいです。なんとなくこちらまで二千年時間を飛んできた気分になります。
作者からの返信
教会に語り継がれていた伝説は、「Cルート」のものであったようですね。人々の記憶に強く遺った部分は、ガースを討った「あの場面」だったのでしょう。
それと同時に、勇者アインスの伝説もしっかりと遺っております。その理由はミストリアンエイジの最後でも語られておりましたが、この第3章でも明らかとなりますね。
まさに「その感覚」こそが、この第3章で描きたかったものであったりいたします。本作のキャッチコピーには二通りの意味がありまして、ここでは隠された側の意味を体現しているといった具合ですね。
第12話 侵食する魔の手への応援コメント
エルスが、消えゆく男の名前まで尋ねてくれたことで、やっと闇に侵食された男が冒険者に戻ることができた気がします。
それにしてもナディアの手に目玉が出た時は怖かったです・・・。デストミスト習得してて良かった。
作者からの返信
ダブレイの場面は好感をいだいてくださる方が多く、書き手としても嬉しい限りですね。この世界には無い概念なので誰も口にはしませんが、エルスの行為は葬送や鎮魂といった類のものなのでしょう。
元々は目玉のボツボツ具合を詳しく描いていたのですが、かゆくなってしまったので簡略化してしまいました。そして、エルスの闇魔法もしっかりと役に立っておりますね。
この章ではルゥランは登場しないのですが、彼の笑い声が聞こえてきそうです。すべてお見通しのうえであるだけに、少々腹が立ちますね。あのトリックスターめ、といった感じです。
第11話 魔術の申し子への応援コメント
小さい女の子だったのですか、意外でした。人が転がってるとあったので・・・!
ビックリですね。そしてまた「せんせい」と無数の目玉です。博士の狙いは実験でしょうか・・・このダンジョンも面白くなってきました!
作者からの返信
種族としての気性もあるのですが、ナディアの場合は「子供ならではの残虐さ」が出た感じですね。彼女にとっては、なんの感情もなく虫の命を奪うようなものなのでしょう。そんな彼女にも「変化」が訪れるのか、見守っていただけますと嬉しく思います。
ここがダンジョンの最奥となりますので、この場面を切り抜けて終わりといった具合ですね。元々、このダンジョン関連のエピソードはプロットには無かったのですが、何気に重要かつ長い冒険となってしまいました。面白いと仰っていただき、ありがとうございます。
あの博士が何を考えているのかなどは、本章の後半あたりで明らかになってまいります。前章でまんまと逃げおおせたうえに、色々とやらかしておりますね。
第10話 好奇心を追いかけてへの応援コメント
ベランツ少が礼儀正しく頭を下げた時、エルスが過去の自分と重ねたようですが、そういえばエルスももっと幼いころは今より礼儀ただしかったような気がします・・・。
作者からの返信
本作は「章ごとのストーリー」と「物語全体のストーリー」が同時進行しているのですが、じつは「その部分」こそが、「物語全体のストーリー」の重要な部分だったりいたします。気づいてくださり、ありがとうございます。
エルスは「礼儀正しい子供」であるベランツの様子を目の当たりにしたことにより、足がすくみ、神に助けを求めながら父親が殺される様子を見ていることしかできなかった、かつての自分自身を思い起こしてしまったようです。
エルスにとって、敬語は弱い自分の象徴、そしてガサツな口調は、ロイマンのような強い冒険者の象徴となっているようですね。そんなエルスが自然と敬語を使うことができるようになった時こそが、真なる成長を迎えた証となるのかもしれません。
第1話 冒険者の二人への応援コメント
"遠くに見える街には魔法由来の明かりが灯ともり、薄暗い空に白い光を伸ばしている。
天上から降り注ぐ光源は弱く、エルスの周囲を照らすには心こころ許もとない"
結構好きです
素晴らしい企画をしていらっしゃると、お邪魔しております。
私も、全部読みコメント付きの企画を現在も進めているところでございますので、あなた様へ強い共感を覚えております。
それゆえの疲労も心得ているので、お力になりたいと考えております
お目汚しになるかと思いますので、この下の部分は後ほど消去いたします
作者からの返信
お褒めいただき、ありがとうございます。当初、この作品は硬派な古典ファンタジーを目指していたこともあり、情景描写にかなりの文字数を割いておりました。
しかし第1章の評価が芳しくなかった(完結時点で★9)だったということもあり、第2章からは、かなりラノベに寄せた筆致となっておりますね。どちらが正解であったのかは未だ判明しませんが、今後も精進を続け、自分だけの書き方を模索したいと考えております。
企画への賛同もいただき、ありがとうございます。あれは色々と独りよがりな企画でもあるのですが、必要としてくださる方がおられる限りは、続けてまいりたい所存です。このたびは温かいコメントをくださり、心から感謝いたします。
第7話 受け継がれし力への応援コメント
懐かしい文面が・・・。ここで同じ場面が登場すると、時間の流れと感慨深いものを感じます。
リスティリアが兎山くんに名前をくれたことで体が形成されていますから、以前にコメントのお返事じでいただいた、「エルスがナナシと名付けたこと」と繋がって不思議な縁を感じます。
作者からの返信
ここに「これ」が登場するということは――と、いった場面ですね。これは紛れもなく本編であり、コピペでも人称がブレているわけでもありませんので、ご安心くださいね。
この日、彼とリスティリアは「ある約束」を交わしました。そしてエルスの誕生に際し、その約束も果たされているというわけですね。
命名の儀が成された際、周囲には「ある現象」が発生します。巧妙に誤魔化されておりますが、じつは第1章のある場面でも、まったく同じ現象が起きておりました。まさに『その名、刻まれし時』といった具合ですね。
それが何を意味するのかは、この第3章の中盤にて登場する「ある人物」が辿る運命が物語ってくれるでしょう。
このエピソードは、かなり以前に「わかりやすく」手を加えたのですが――なかなかPVが付かず、長らく読者さまの目に触れることができませんでした。ここまでお読みいただけて、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです。
第6話 導きの来訪者への応援コメント
ここでは作る工程などはないのに、料理が本当に美味しそうに思ってしまうのは、登場人物たちが美味しそうに食べているからかも。
勇者サンドはもうよく知ってますが、このカラアゲ、絶対に間違いない美味しさですね。ハンバーグも素材は抵抗ありますが、トライしたいです。
作者からの返信
作るところを描いてみたい気持ちはあるのですが、私自身がレシピ通りに作るのが苦手なので工程を上手く表現できないんですよね。いつも味見しながら適当に作っております。
エルスたちが冒険者ということもあってか、出てくる料理は居酒屋メニューばかりなのですが、そう仰っていただけて嬉しいです。
この世界では鳥が空を飛ぶことができませんので、ニワトリは優秀な食材であると同時に鳥たちの王として君臨しております。まさに王者の味わいといったところですね。
家畜用の鉱山ミミズは長年にわたる品種改良によって美味しく安全に飼育されておりますので、どなたさまにも安心してお召し上がりいただけます。とはいえ、生きている姿は見ない方がよいかもしれません。第2章で出てきたアレの、太くて短いバージョンといった具合ですね。
第4話 親愛なる友人への応援コメント
エルスがナナシの心理的な部分にまで気遣う様子に好感が持てます。
と言いますか、もうすっかり友達になっていて良かった。彼は何者であれ、そのままがいいか記憶が戻った方がいいのかは、戻ってみないとわからないかもしれない、と感じました。
作者からの返信
やはりナナシにとっても、エルスは特別な存在であるようです。命を助けてくれたことはもちろん、自身に名前を授けてくれた相手ですからね。――さて、この構図、どこかで見覚えがありますね。
そして、ナナシが必死に「ナナシ」で在ろうとしているように、おそらくは記憶を失ったままである方が良いのかもしれません。もしかすると記憶と引き換えに、ナナシとしてのアイデンティティを失ってしまいかねませんからね。
彼にどのような運命が待ちうけ、どのような未来を選び取るのか、とても楽しみなところです。
第3話 アイデンティファイへの応援コメント
魔法水で笑う、そしてバルド・ダンディ、アインスにゼニス、それにエレナを知っている黒髪の青年。今はまだどうしても彼しか思いつかないですが、焦らず様子を見てみます。ただ、ナナシが彼であったとして、どうやって? と疑問が・・・。
作者からの返信
この第3章もお読みいただきありがとうございます。今章では主に「世界の謎」に迫ってまいります。ミストリアンエイジで既出の内容も多々ありますが、お楽しみいただけますと大変うれしく思います。
本作において最も謎の多い人物・ナナシの正体ですが、じつは非常にシンプルだったりいたします。おそらく真っ先に思いつくであろう「彼」と同一存在であるのか否かは、第3章の第7話をご覧いただければ判明するかもしれません。もしもナナシが「彼」であった場合、ある大きな矛盾が生じてしまいますからね。
そしてナナシが「なぜ、どうやって?」という部分に関しましては、第4章の前半部分にて登場する「ある老人」がヒントを握っております。本シリーズに登場する老人の中で、ミストリアスの外側から干渉できる者といえば、このエピソードでも登場した「名前」を持つ人物ですね。この第3章では、ナナシの存在が大きな鍵となってまいります。引き続き見守っていただけますと幸いです。
最終話 いざ、新たなる冒険の旅へ!への応援コメント
このロイマン一行のメンバーの会話が毎回楽しいです。
特にラァテルの強い思惑が次の波乱を感じさせてワクワクします!
次はガルマニアですね、楽しみです。
この巻は戦闘シーンも派手で、登場人物の内なる部分の動きもあり(エルスはもちろん、アリサの今までと違った一面と強くなった部分が描かれていたり、サブキャラクターも意外な行動をとったりと)とても面白かったです!
作者からの返信
ラァテルはエルスのライバルとして登場したものの、完全に別の道を進み続けておりますね。やや影が薄いだけに、登場した際にはインパクトを残してもらえるように心がけております。
そんな彼らもエルスと同様に、独自の冒険を続けているようです。彼らの目的が「何」であるのかは、現在投稿中の第4章で明らかになる予定です。
この第2章は「よりラノベらしく」を念頭に、大幅に情景描写を削ったり、戦闘描写をアクロバティックに描いてみたりと試行錯誤を重ねた章でもありました。エルスが一定の成長を遂げ、アリサをはじめとした仲間たちにも焦点を当てる余裕が出てきたことも大きな要因ですね。
その甲斐あってか、この章を気に入ってくださる方も多く、努力が報われた気分です。島村さまも好意的なコメントをくださり、大変うれしく思います。
そしてなによりも、ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます。
第40話 冒険者のギルドへの応援コメント
ミルセリアとルゥランの会話が面白かったです。ルゥランは二千年も前のことでも、壮絶な戦いがあったとはいえ、ちゃんとアインスの名前を覚えていてくれてました・・・。
エルスの一行はクレオールも仲間に入って賑やかになりそうですね。
それに、「銀髪」にようやく注目が集まるようになりました。エルスが気付く時が楽しみです。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
この二人のやりとりは「退屈すぎるかな?」と思ったりもしたのですが、気に入っていただけて嬉しいです。ここでルゥランが「アインス」の名前を覚えていることが、いずれは物語の大きな鍵となってまいります。アインスの名前を覚えているということは、あの名前も――と、いうわけですね。
エルスの仲間も一気に人数が増えました。とはいえ全員で行動するわけにはまいりませんので、エルス、アリサ、ニセル、ミーファ+その章のゲストといった具合になりますね。
そして次章はエルスと世界の秘密に迫る章となります。当然ながらアインスそのものは出てきませんが、彼の存在感もさらに増すこととなります。彼と縁ある「あの人物」も出てまいりますので、お楽しみいただけますと幸いです。
第39話 揺蕩いし命の弥終にへの応援コメント
エルスと仲間たちの連携が見ていて(読んでいて)楽しかったです。ホムンクルスは最後の最後まで気を許せない相手で、アリサがエルスに声をかけてくれて引き戻してくれましたが、そこは緊迫感のある場面でドキドキしました!
それと、今回の戦いでザグドはもうダメかなと心配していましたが、エルスが諦めないでくれて良かったです。
作者からの返信
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
作品を執筆する際には映像を思い浮かべながら描いておりますので、「見る」と仰っていただけて光栄です。私自身も、読んでいて映像が浮かぶような作品が大好きですからね。
エルスが最後の一撃をためらったのは、やはりホムンクルスに「生命」を感じてしまったためなのでしょうね。仰るとおり、もしもアリサの声がなければ呑みこまれていたかもしれません。このホムンクルス自体はミストリアンエイジの頃にも存在していたのですが、あの時代のものとは本質的な部分が大きく異なっていたようですね。どうにか決着はついたのですが、この戦いには多くの謎と秘密が隠されております。
クレオールと同様に、ザグドの運命も登場人物らの行動に委ねたのですが、やはりエルスが率先して動いてくれました。ここばかりは二セルに任せてしまうと、あっさりとトドメを刺していたでしょうね。そんな冷酷な面のあるニセルですが、彼自身もエルスと共に在ることによって、成長に近い変化を迎えているようです。
これで決着がつきましたので、次回と次々回は第2章のエンディングとなります。この章の振り返りといったエピソードですね。最後までお楽しみいただけますと、大変うれしく思います。
第38話 生けとし存在たちの攻防戦への応援コメント
お久しぶりです。一度に全部返信くださいましたが、逆に気を遣わせて閉まったかもです。ありがとうございました。ネーミングの元ネタや、ジェイドのことなど色々と補足説明をいただき、嬉しかったです。
さて、クレオールさんもとても勇敢ですし、彼女を守ろうと身を挺して守ったザグドも、当初のイメージとだいぶ変わりました。
全員の力と知恵を使って一丸となっても手強い敵でした。次はどうなるのかと、グイグイ引きこまれました!でも、いよいよですね。
作者からの返信
いつもコメントをくださることに加え、お気遣いもいただき恐縮でございます。コメント返信は私自身のリハビリにもなりますので、とても助かっております。むしろ何の反応もなければ、半年以上カクヨムに戻ってこないこともありますからね。
ここでクレオールが行なった行動が、じつは大きな意味を持っております。ヒントは第1章でジェイドがアリサに言った台詞ですね。
とはいえ、それが表に出るのは、当分先になってしまう予定です。まずはエルスが一人前にならなければ、この世界の秘密に向き合うことはできませんからね。この戦いの裏で、世界の在り方が大きく動こうとしております。
ザグドは口調が怪しいせいで掴みどころがないのですが、本質的にはエルスと同様に仲間想いではあるようです。そんな彼を仲間に加えることができれば、エルスにとっても大きな助けとなることでしょう。
いつも嬉しい御言葉をかけてくださり、本当にありがとうございます。
第37話 シンギュラリティへの応援コメント
ホムンクルスがお手上げのしくさをするとは、人間臭くて本当にゾッとします。
エルスには例の魔法を早く試してほしいです!
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
まさにその部分こそが、このエピソードの恐怖ポイントですね。気づいてくださってありがとうございます。エルスたちも口には出さない――というよりも、出したくないほどのおぞましさを感じているようです。そして、この実体に「人間らしさ」を感じてしまっているからこそ、エルスも積極的な攻撃をためらってしまっているのかもしれませんね。
第36話 誰がための決戦かへの応援コメント
皆が一丸となって戦う場面が生き生きとしています。本当によく動くキャラクターたちですね!
ホムンクルスの第二形態。人間の姿にどことなく近づいたことで、逆に怖さを感じます。
作者からの返信
第2章のラスボス登場といった場面ですね。元々は発狂した博士がバケモノになる展開だったのですが、これも直前で運命(プロット)が変わってしまいましたね。この展開になった要因としては、クレオールが助かったことも大きな一因となっているのは明白です。つまり、これもニセルのせいですね。
そして人間の姿に近づいたホムンクルス。その不気味さと恐怖が最も描きたかった部分ですので、そこを感じ取っていただけて嬉しいです。
改めてとなりますが、たくさんのコメントをくださり、本当にありがとうございます。どうか今後とも、よろしくお願いいたします。
第34話 集結、そして決戦の舞台へへの応援コメント
アリサの口から出た言葉に思えないほど驚きました。今まで本当に感情をむき出しって言う場面がなかったので。
前回のエピソードで、もしや。とは思っていましたが、良かった人形だった。
やはりジェイドとニセル、いいコンビです。
作者からの返信
このアリサの台詞、ストレートに書くべきか迷ったんですよね。彼女のイメージが崩壊しかねない場面でしたので。しかし、アリサ自身の強い要望により、そのまま記すこととなりました。彼女も成長しましたので、こういう言葉を発するのは、おそらく最初で最後となるでしょう。……エルスに「なにか」があった場合はわかりませんが。
じつはクレオールは読者さまから「嫌い」というコメントをいただいておりまして、私は前エピソードで退場させるつもりだったんですよね。つまり「本物」を入れてあるつもりでした。――しかし、ニセルがジェイドに続いてクレオールまでをも勝手に救出してしまいましたね。しかもニセル自身が、しっかりと「助かる伏線」まで敷いている始末。本当にニセルは私の想像を超えた動きをしてまいります。
第33話 砕け散った希望への応援コメント
思わず、「えっ!?」と声に出てしまいました。
本人でなければいいのですが・・・。
作者からの返信
この場面には、色々と逸話がありまして。――せっかくコメントを頂戴しておりますので、次話の返信にてお話させていただきますね。
第32話 反撃への兆しへの応援コメント
ジェイドの振る舞い、カッコイイですね。でも、ラストに現れたエルスはやはり主人公然とした登場で惹きつけられます!
作者からの返信
元々ジェイドは「しつこいガキ大将のような三枚目キャラ」をイメージしていたのですが、どんどんかっこよくなってしまいました。やはり何事にも全力で取り組めば、カッコイイということなのでしょうか。
普段はエルスを中心に物語が進んでいるので、こういう場面は珍しいですね。遅れて登場する主人公は、私も大好きだったりいたします。お褒めいただけて嬉しいです。
第31話 優しき冒険者の目覚めへの応援コメント
アリサはエルスだけでなく、他の人も助けようと考えるようになってました。
でもゼニファーにエルスを諦めるように言われた時に、セリフの前半は飛んでいますが、「エルスは渡さない」と言ってるように感じました。その演出も好きです。
作者からの返信
アリサがエルスの「人形」から一人前の「冒険者」になりつつある場面ですね。全体を通したテーマは「覚悟」と「成長」なのですが、この第2章のテーマは「人形」だったりいたします。
ここの台詞は出すことも予定していたのですが、あまりヒロインに強い言葉を言わせるのもどうかと考えて現在の形になりました。とはいえ、後ほど言うことになりますが。しかし、風魔法は演出にも役立ってくれますね。
第30話 トリックスターの導きへの応援コメント
楽しそうに闇魔法を使うルゥランですが、ちゃんとエルスには注意喚起しているとこがいいです。
作者からの返信
かつてアインスの右腕を消滅させた魔法を、いともあっさりと教えてくれました。そして「楽しそうに」と仰ってくださってありがとうございます。「興味深い」ことに一直線なルゥランも喜んでおります。
エルスに注意喚起をしているあたりは、かつての導き手としての本能でしょうか。ルゥランにとっても、エルスは特別な人物であるようです。
第27話 神の心、人知らずへの応援コメント
アインスの記憶のような・・・そしてやはり最後に名前が出ていません。
タイトルは「親の心、子知らず」からだと思います。
ここまで、面白い上にスピード感ある展開で、一気に読んでしまいました。しかもまたアクションですね。楽しみです。
作者からの返信
これは間違いなくアインスの記憶ですね。それが描かれるということは――と、いった場面です。とはいえ、ミストリアンエイジをお読みいただいた読者さまにはネタが割れてしまっているのですが。いわゆる「ニヤリ要素」ですね。
まさにタイトルは「親の心、子知らず」ですね。しかしながら「人」というよりも、ボルモンク個人が対象になっておりますね。ミストリアによって新たに誕生した人類ですが、彼にとっては神から受けた「呪い」でしかないようです。
第24話 その名を知るものへの応援コメント
ドキッとする夢でした。
エルスがアリサに気づいてくれたようで、じんわりと暖かくなりました。
作者からの返信
たびたび登場する夢の場面は「怖い」というコメントをいただくことが多かったですね。書いている本人としては「この場面の様子が上手く伝わるかな……」ということに必死で意外なのですが、そういった感想をいただけて嬉しかったりもいたします。ホラーを書くと自分自身が怖くなってしまうので、けっこう苦手なんですよね。読むのは好きなのですが。
クレオールの登場によって、アリサの心が大きく揺れておりますね。どうなってしまうのか、見守っていただけますと嬉しいです。
第23話 紫色の恐怖への応援コメント
ストーリーの展開がくるくると変わってとても面白いです。
ルゥランが現れるだけで、現場の空気が変わるのも凄いです!
彼の話し方も以前(ミストリアンエイジ)と比べると、くだけた風で変わったような気がします。
このタイトルの「紫色の恐怖」ですが、私には卑劣なボルモンクだけでなく、突如現れた捉え所のないルゥランも入ります。ほんと、ビックリしました。
作者からの返信
ルゥランは一人で物語を動かしてしまうトリックスターですね。私のお気に入りなのですが、扱いが難しいので出番が少ないのが困りものです。
元々、このルゥランが「正式」だったので、エイジで過去のルゥランを出す際に「厳格さ」を表現するのに大変苦労いたしました。「大長老は厳格だ」といわれていたわりには、少々お茶目でしたね。むしろエピファネスの方が厳格に見えてしまう始末です。
そして、仰るとおり「紫色」には、ルゥランも含まれております。元々は、このエピソードのラストに「もう紫色はコリゴリぢゃ……」というシュセンドの台詞があったのですが、改稿の際に削ってしまったんですよね。それにもかかわらず読み解いていただけて、とても嬉しい気分です。ありがとうございます。
第16話 闇の中での邂逅への応援コメント
エルスってまるで少年漫画の主人公のようなキャラですね。
王道ファンタジーは王道キャラクターが主人公を張ってこそ輝くってもんです。
その点、安心して読めます。
でももしかしてこの時点では、エルスよりアリサの方が強かったりします?
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。そして返信が遅れてしまい、大変申し訳ございません。
まさに少年漫画をイメージして執筆した作品ですので、そう仰っていただけて嬉しいです。元々は「ヤンチャなエルスが次々とトラブルを起こし、なんだかんだと上手く解決する」といったドタバタ劇を予定していたのですが、色々あって変更することになりました。私の感想企画内にあります『創作苦労話:敬語の使えない主人公』に書き記したような具合ですね。
アリサは近接戦闘特化型ですね。対してエルスは「ひ弱な魔法使いが無理に剣を使っている」状態ですので、相対的に弱く見えてしまいます。
ここはアリサの強さを描いておきたかった場面ですので、気づいていただけて嬉しいです。
第22話 悪意を撒くものへの応援コメント
誘拐です。物語が進むにつれてワクワクもヒートアップしていきます。やることが決まったドミナさんは、だいぶ元気が出たようで安心しました。私の血も騒ぎます。
作者からの返信
さまざまな場面で物語が新たな展開を迎えはじめました。ここは改稿が完了しているのですが、相変わらず詰め込みすぎた感はありますね。「ワクワク」は最高の誉め言葉ですね。とても嬉しいです。
ドミナ本来の性格ということもありますが、もう第1章のエルスが散々悩みましたので、湿っぽい場面は早々に切り上げてまいります。
そして、この物語のテーマの一つに「覚悟」があります。迷いを乗り越え、覚悟を決め、「やるぞ!」と決めた者の歩みは、何者にも阻むことはできないでしょう。
第20話 ギルドの支配者への応援コメント
クレオールのお父さん、シュセンドとは「守銭奴」ですね。そのキャラクターも意外に正直者のようで面白いです。
女の子たちも「人形」でしたが、その仕掛けも様子がよく伝わってきて、あの杖の用途の幅にも驚きです。
作者からの返信
シュセンドは「守銭奴」、そしてクレオールは「買占め」ですね。「くれ! オール(全部)!」といった具合です。
ちなみにクレオールの兄にあたるゲルセイルは「投げ売り」です。とんでもないネーミングセンスの父親ですね。
この場面は描写に苦労した箇所でもありますね。詰め込みすぎたために改稿も難航しております。それにもかかわらず深く読み取っていただき、とても感謝しております。
第19話 予期せぬ再会への応援コメント
ここであの商人に出会いました。
彼の巻物にウサギとカエルが描かれていた、ということはもしかして鳥獣戯画でしょうか・・・? おにぎりといい、和風テイストを感じます。
そんな彼に最期まで付き添ったエルスたちの優しさがいいですね。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。そして返信が遅れてしまい、申し訳ないです。
仰るとおり、この巻物は鳥獣戯画ですね。もちろん「そういうデザイン」というだけで本物ではないのですが。ここでエルスたちは「ノインディア」の大体の雰囲気を知ることになります。ニセルのイメージには合わないのですが、バリバリ和風の国ですね。なぜ和風なのかは、第3章のある場面にヒントが隠されております。――兎山 四郎が作ったから、という理由もあるのですが。
たくさんコメントをくださり、本当にありがとうございます。少しずつ返信させていただきますね。
第18話 悪意の在処への応援コメント
明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願い致します。
さて、この回は濃い内容でどこからコメントしようかと思うほどです。
ドミナの魔法義体が戦争の道具に使われる可能性にはこの先とても気になります。
また、ドミナがニセルに「ザグドを殺さないで」と言っていました。そのザクドへの気持も心動かされます。
また、エルスが暗闇の中、博士の顔を見ようと覗くシーンで眼鏡が反射して身を隠すあたりはかなりドキドキしながら読みました!情景がしっかり浮かんできたので。
しかも紫の髪?続きを楽しみにします。
作者からの返信
いつもお読みいただき、ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。
魔導義体はドミナの師が開発したものですが、その原型となるものは創世紀のミストリアスにもありました。どこぞの魔導国家が造っていたアレですね。ニセルには朧気ながら、アクセルだった当時の記憶の断片が残っていたのかもしれません。
また、多くの弟子を抱えるドミナですが、身の回りの世話まで焼いてくれるザグドは、特に重宝していたようですね。ランベルトスの片隅に追いやられたドミナにとっては、唯一心を許せる存在だったのでしょう。
そして、エルスたちは慣れない潜入作戦の真っ最中です。直情的に動きがちなエルスやミーファも、どうにか堪えることができたようですね。博士の正体は、もう少し後で判明します。――が、すでにお気づきのとおりですね。
この辺りも要素を詰め込みすぎたせいか、改稿が難航している場面でもあります。これほど丁寧に読み取ってくださり、本当にありがとうございます。
第16話 たたかう少女たちへの応援コメント
「たたかう少女たち」ですね。戦闘についてもですが、クレオールのそつない治癒魔法とアリサの心境まで演出されていて、この冒険もまた違った側面でハラハラしました。
作者からの返信
アリサの旅の目的は「エルスありき」なのですが、当のエルスはアリサもミーファもクレオールも「大切な仲間」であり、いわば同列ですからね。本作では最初から恋人や夫婦である場合を除いて、基本的に恋愛模様は描かないのですが、一応はアリサをメインヒロインに据えています。作者としても、少々もどかしい場面ですね。そんな彼女の成長こそが、この第2章のテーマでもあります。
このあたりは精神的に不安定な時期だったこともあり、かなり文章が乱れがちになっております。改稿を進めているのですが、元が元だけにかなりの手間がかかっているんですよね。読みづらいであろうにもかかわらず、たくさん読み進めていただき、本当にありがとうございます。
第14話 それぞれの理由への応援コメント
エルスがアリサにベッドから落とされているのはエルスがうなされてるから起こしてあげるつもりだったのかも、と感じています。
私も嫌な夢を見ていて、誰かに起こして欲しい時あります。
作者からの返信
一見すると単なるギャグ展開なのですが、じつはエルスにとっては非常に大きな意味を持っています。この第2章の後半で、ある人物の口から語られる内容にも関連してまいりますね。
私は夢の記録を付けはじめてからというもの、嫌な夢は「夢」だと気づくことが多くなり、「何か面白いことを! もっとネタをくれ!」と思っている間に目覚めてしまうようになりましたね。そして肝心な内容は忘れてしまうという。悪夢への対策としては、じつは夢日記がオススメなのかもしれません。
第12話 古代人の弟子への応援コメント
そういえば、ザクドですね。ミストリアンエイジで「かしこまりましたのぜ」と言ってたような。変わった語尾だったので記憶の片隅にひっかかっていて、突然思い出しました。
ニセルの瘴気の煙草にはそういう理由があったのですね。瘴気の補給とか、体の半分が魔道義体とか、そういうことすらもニセルが対象だと魅力ある人物に思えます。
作者からの返信
ミストリアンエイジでは、ほんの少しの登場だったのですが、あの決戦前夜の場面を覚えていてくださりありがとうございます。とはいえザグドの口調はゴブリン族特有のものですので、あの場にいた伝令との関連は特にありません。当時から「ドラムダ」にはゴブリンたちが多く住んでいたようですね。
ニセルの煙草と「ふっ」という口癖は、どちらも魔導義体を由来とするものですね。彼がそうなった理由などは「第5章」で登場させる予定ではあるのですが、詳しく描くとどうしてもグロくなるのが難点ですね。思いきって割愛するか、もしかすると短編などに分けてしまうかもしれません。いまさらレイティングは付けたくないですからね。
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
第10話 勇者のパーティへの応援コメント
ロイマン、ラァテルとハツネに、他に二人も仲間がいたのですね。ドラゴンに似た大型の敵を倒す場面を見るだけでも、このメンバーも相当強いチームですね!この二人の掛け合いからしても、クールでカッコイイだけでなく、賑やかで楽しい雰囲気になりました。また面白くなりそうです。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。エルスのパーティとは違った雰囲気ですが、「仲間を裏切らない主義」のロイマンだけあって、彼らからの信頼は篤いようです。
エルスが旅を続けてゆくのと同時進行で、ロイマンたちも冒険を続けます。一見するとエルスたちとは真逆の方向へ進んではおりますが、今後も要所要所で物語の重要な鍵を担うこととなりますので、見守っていただけますと嬉しく思います。
編集済
第7話 冒険者のパーティへの応援コメント
兎山君は、ひとりでいることが多かったですが、エルスは仲間と旅をしているので、また違った面白さがあります。
しかもニセルがついていますし、また強そうなメンバーも入り、安心して読んでいけます。ミーファは、なかなか規格外の王女で面白いです!
いつも思いますが、この物語に出る料理がおいしそうです。
そう言えば、エルスが第一章でアリサに「光魔法が使えない」と言っていましたが、ルナの光に背を向けてしまうのと関係があるのかなと感じました。
作者からの返信
四郎は彼にしかできない使命を負っていたためか、基本的に単独行動でしたね。そんな彼だからこそ、エルスの旅を見守るのも、我が事のように楽しいのかもしれません。
食事シーンは「くどいかな?」と思い、章を追う毎に減少傾向にあるのですが、そう言っていただけますと描き甲斐がありますね。今後も完全に無くすことはせず、バランスよく取り入れてまいります。食事だけに。
エルスがルナの銀光を嫌う理由、光魔法を使えない理由、そして毎回アリサにベッドから落とされている理由などは、この第2章の後半あたりで、なんとなくわかってまいりますね。
第1章は苦労と苦悩の連続でしたが、第2章は仲間のおかげもあってか、わりとサクサク進みます。エルス自身も成長しましたからね。それでも後半には苦難が待ち構えておりますので、お楽しみいただけますと幸いです。
第6話 和解と別れへの応援コメント
ああ!ドレッドの!男の子とは限らないのに・・・。そう言えば「どーん」と言ってました。
白兎のワンドは今も実習で作っていたのですね。あの可愛いやつ。
そして、ボルモンク三世は、もしかして女子から人気だったあの先生の・・・?
(嫌らしい笑みを浮かべたヒゲ面というのがひっかかりますが)
あちらの物語と関係する人物や小道具がチラリと見える度に、世界の繋がりと時間の流れを感じます。
ジニアはエルス達との別れが寂しそうでした。またエルス達と会えるといいです!
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
白兎のワンド作りは伝統行事のようになっているのかもしれませんね。「自分で使う道具は自分で作る」的な。とはいえ、ここでジニアが説明しなかったためか、これにソルクスの呪文が刻まれていることは知らないままとなります。
そして、まさにボルモート先生は「ボルモンク三世」の祖先にあたる人物ですね。気づいていただき、ありがとうございます。単なる血縁者であるためか、それとも他の理由があるのか、あまり容姿はよろしくはないようです。単純に、ミーファの絵が酷いというだけなのかもしれません。
いずれはエルスもリーゼルタを訪れれますので、ジニアも必ず再登場する予定です。彼女の心を汲んでくださり、ありがとうございます。
第5話 正義の賞金稼ぎミーファへの応援コメント
メイド風の服にツインテールというと、彼を思い出しました。でもちょっと雰囲気が違いました。
エルスの魔法の戦法が際立ってます。ジェイドとの戦いで経験したことを役立てて、また強くなった気がします。
今回はエルスが気にかけて、炎系の魔法は使いませんでしたが、魔法の力を得た斧に対し、精霊魔法の力をアリサの剣に与えたりなど、魔法を駆使して戦う様子が面白かったです。
作者からの返信
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
もう少し先で明らかになるのですが、金髪であるミーファはドワーフの王族ですね。彼女の正体に関しては、巨大な斧が得物であることと、「どーん!」という掛け声がヒントです。
あえて隠す必要もないのでお話いたしますと、ドレッドの子孫ですね。彼女がこういう性格になってしまったのは、遠い祖先である彼が持ち帰った「ある物」が原因であるようです。それは次回明らかになります。
この戦い、完全な力比べならミーファが圧勝しておりましたが、彼女が下手に魔法を織り交ぜたことによってエルスが勝利することとなりました。まさに一瞬の油断が勝敗を分けた形ですね。
第15話 一時休戦への応援コメント
前話までは油断できない強敵然としていたヴィルジナ、部下(?)達との会話で、ぐんと人間味が出てきて、一気に愛着が湧きました。部下を寝室で鼓舞する傑物感は勿論ですが、彼女の言葉に素直に士気を上げる部下達もまた微笑ましいです。
「ファスティアの大通りみてェだ」…エルスのツッコミ、冴え渡りましたね。声出して笑いました。
共闘で迎え撃つのはボルモンクの創造したクリーチャー。激闘待ったなしの展開ですが、エルス達の戦闘シーンが久しぶりなので、次話が楽しみで仕方ないですね。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
エルスの仲間が少女ばかりになりがちなので、ヴィルジナには思いっきり大人の魅力を発揮してもらいました。自らが単独で前線に出ていたことから察するに、彼女なりに手下への愛情があることは間違いなさそうですね。
長く生きたがゆえなのか、本作の純血エルフはどこか突き抜けておりますね。なぜか「エルフらしいエルフ」が一向に出てきてくれません。
この第4章は、なにかと第1章との対比になっております。かつては人波に流されるのみだったエルスも、自らの道を突き進むことができるようになったようですね。
さて、次回なのですが、一旦この場を離れ、雪山の彼らの場面へと移ってまいります。ボルモンクとの対決の前に、そちらに残されたカードを回収する必要がありますからね。もちろん、さらなる共闘をお見せできることになるとは思われますので、ご期待いただけますと幸いです。
いつもお読みいただき、本当にありがとうございます。
第1話 街道での日常への応援コメント
単行本形式というのは、そういう事だったのですね。文頭から、少し登場人物の軽い紹介があって、「また冒険が始まる」という感じが高まってきます。
このいかにもな盗賊の登場も好きです。わかっていても楽しめるので。
そういえばジェイドも自分のことを冒険者と言ってました。「自由を謳歌する」という括りがいいですね。
アリサの、ジェイドの真似が似てなかったねぇというツッコミで吹き出しました。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
私が学生の頃に読んでいたノベルスを真似た感じですね。あの頃はネット通販もなく、本屋も家の近所か学校までの道中しか行けず、必ずしも「1巻」が売っているわけではありませんでしたから。大きく時代は変わりましたね。
また、本作の「第1章」の評価があまり良くなかった理由もあります。このまま書籍化されても大丈夫といった思惑もありますね。雰囲気や時系列を少し変えられるといった利点もありますし、けっこう良い手段であると考えております。
この第1話は掴みの場面ということで、かなりコメディ寄りですね。ジェイドに対する好意的なコメントをいただいていたので、最初からジェイド推しです。
この世界の冒険者は厳密には職業ではなく肩書きなので、有り体にいえば「ゴロツキ」です。それでも長い歴史があるので、それなりのルールが自然と誕生していった具合ですね。この「冒険者」のはじまりには、きっと「ファスティア」の活躍も関わっているのでしょう。
この第2章もお楽しみいただけますと、大変うれしく思います。
第7話 敗北を乗り越えてへの応援コメント
前衛職がエルフ相手に物理で負けたとあっては、そりゃヘコむだろうな。
いいタイミングでのアリサの登場にホッと一息。アリサのヒロイン度も上がったことでしょう。
それにしてもハーフドワーフの女の子……ビジュアルが気になるところです。絵で見れたらなあ……
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
エルスが凹んでいる傍ら、酒場は大盛り上がりといった場面ですね。いずれエルスにもフォローがありますので、どうかご安心くださいね。
登場人物の容姿をAIか何かで生成してみようと考えたことはあるのですが、イメージが固定化されるのが怖くて試していないんですよね。
アリサは人間寄りの容姿をしているので、童顔で背が低めの女子高生といった感じでしょうか。やや筋肉質ですが、それを言うと本人が怒るので内緒です。
ちなみにドワーフの男性はヒゲモジャですが、女性は大人でもロリっ子ですね。大人なので安心です。
最終話 そして、次の冒険へ!への応援コメント
やった。ニセルも一緒ですね。もうワクワクです。
リボンはエルスの怪我をしたときの包帯を兼ねてますね、ちょっと吹き出しました。
第一章、とても読みやすくて、面白かったです。続きが楽しみです!
作者からの返信
ニセルはエルスのパーティにとって、もはや欠かせない存在となりました。とはいえ「彼らしさ」は相変わらず健在なのですが。今後もエルスにはできないことをやってくれるはずです。
リボンといえば、エルスが返却した古いリボンを、アリサはどうするつもりなんでしょうね。あまり考えないようにいたしましょう。
第2章からはかなりライトにサクサク進むようになるのですが、私自身も第1章の重さが気に入っているんですよね。まさに「私の書きたかったもの」をそのまま書いたといった感じなので。さらに努力を重ねながら、どうにか両立させたいところです。
ここまでお読みいただき、たくさんコメントをくださり、本当にありがとうございます。いつもカクヨムを続ける大きなモチベーションとなっております。今後ともよろしくお願いいたします。
第58話 沈まぬ太陽への応援コメント
ナナシ君は財団の管理システムを使うことになったソルの前の太陽を知ってるのですね。思い込みにハマったまま抜けられていませんが、明らかになるところまで読むのが楽しみです。
アリサ、そこまで世話したいのですね。可愛い!!
作者からの返信
ナナシが見たのは「どこの太陽」だったのか。それとも情報を知っているだけなのか。気になるところではありますね。この辺りの話は、第2章で少しだけ出てきます。
ナナシは農園に残りますが、今後も彼なりの冒険が待ち受けておりますので、お楽しみいただけますと幸いです。
アリサは少し壊れていますからね。第2章は、そんなアリサの成長がメインとなります。たまに変なことをやらかしますが、見守っていただけますと嬉しいです。
第57話 クエストコンプリートへの応援コメント
ジェイドを助け出したエルス、カッコよかったです。
それに、あの二人の「わざと置き去りにしたのか?」からのやり取り、いいですね!
そして彼も拾い上げたまま、杖を持ち出してましたし。
この三人は、脇役なのに筆者を置き去りにして自分たちの意思で動いていたのですね。面白いです!
そして、エルスのために何か出来たことで、満足そうなアリサの顔が浮かびました。この二人はずっと離れないでほしいです。
作者からの返信
当初のプロットではルゥランがエルスを助けるという流れだったんですが、ジェイドがその役をかっさらってしまいましたね。ルゥランは空気を読んで杖だけ届けてくれました。あの切羽詰った場面でエルスが拾う余裕はありませんでしたからね。ニセルの「魔法が使えない」設定も生かされましたし、この辺りの流れは完全に登場人物たちが作りあげてくれた感じです。
じつはアリサの行動には秘密が隠されています。彼女はエルスに対してのみ、ある行動を「絶対にしない」ように徹底しています。ヒントは彼女の位置ですね。
大丈夫です。第2章以降でヒロインは増えますが、彼女の居場所は永久不変です。
第56話 はじまりの決戦への応援コメント
前回のコメントのお返事にて、「ニセルとジェイドが勝手に動いて困る」とのことでしたが、あの場面がそんなことで筋書きを変えてしまったとは、本当に羨ましいです(楽しそうで!)。まだ、私にはそこまでの経験はないものの、そこから、ここまでの戦闘シーンを見ていると、何となくわかる気がしました。とても生き生きとしていますから!
そして、精霊魔法を使いこなすエルスもとてもカッコイイです。
更に、ルゥランがまた、戦闘が終わった直後に現れ、意味深なことを言った挙句に楽しげに笑って消えるとは・・・やはりいい味出してます。
作者からの返信
いつもコメントいただき、ありがとうございます。
この場面は完全に予定外だったんですよね。なぜこうなったのかは、次回わかるかと思われます。すべての立役者は〝彼〟だったということで。
ルゥランの最後の台詞は、ミストリアンエイジからお越しくださった読者さまには、フェイク情報であることが丸わかりではありますね。なにせエルスは「神」直々のお墨付きの元で生まれ、こうして今なお「神」が見守っているわけですから。さすがのルゥランであっても、あの場面を視ることはできなかったのでしょう。
最後は主人公らしく、エルスが決めてくれました。しかしながら、帰るまでが冒険です。長かった第1章も、もうすぐ終わりますが、最後までお楽しみいただけますと嬉しく思います。
第53話 盗賊の矜持への応援コメント
ジェイドの腕に目玉が現れたあたりから、いやな予感がしつつ読んでいました。
その予感が当たってしまい、彼の性格から自らの腕を斬り落とす選択を・・・。凄い男です。しかも迷いなく。
「盗賊が簡単に奪われてたまるかよ」のセリフもまた彼らしくカッコいいです!
作者からの返信
本来、ジェイドはここで魔物化するはずだったのですが、彼自らの意志によって運命を覆してくれました。作者の思惑すらも塗り替えてしまう男です。なんなんでしょうね、彼は。
件の台詞も私が考えたわけではなく、自然と書いていましたね。元々予定にない展開だったので、当然といえば当然ではあるのですが。「ハッ! 当然よォ!」と、彼なりのお礼を言っておりましたので、お伝えさせていただきます。
思い返せば、すでにニセルが布石のような台詞を言っていたのも興味深いところです。完全にこの二人だけは、作者の意図を凌駕できるほどのアイデンティティを獲得しておりますね。
第52話 裏切り者への応援コメント
どこにお礼を言っていいかわからず、ここにも痕跡を残します。(私の近況ノートにも載せましたが)今日はレビューをありがとうございました! ひとしきり興奮したあと、しばらくは気持ちがフワフワして何も手につきませんでした。とても嬉しかったです!
まだカクヨムに投稿を始めたばかりの頃まだレビューの重要性を知らず、一件だけレビューしたことがあるのですが、よくよく考えると作者にとって嬉しい内容になるのか、自信も持てず、気軽に載せられないなと最近思っていたところでした。
ですが、この度の幸崎さまの書いて下さった内容が、私の欲しかった内容とドンピシャもしくはそれ以上の言葉で表現されていて、そこも併せてとても嬉しかったのです。
そして大勢の方のレビューを、こんな風に皆さん全員の内容に合わせて表現できるというところに改めてすごい方だなと、驚きました。
さて、このエピソードのコメントです。
ゼニファーのセリフの語尾が、紫の目をしたリーゼルタの女王に似ています。顔の傷がイメージから遠のきますが、もしや・・・。
そして、アリサは限界まで我慢しているところが健気です。(そして律儀で回を進めるごとに好きなキャラクターになりました!)
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
レビューに関しましてはお気になさらず。良いレビューが書けるのは、良い作品があってこそですからね。レビューに関する逸話もいくつかあるのですが、後ほど御ノートへお伺いいたします。
ゼニファーは、まさにドルチェの生まれ変わりですね。自らの利益を最優先にするところと、「ゼニ」と「ドル」でお金っぽい名前であることが共通点です。とはいえ、ドルチェはすでに地位と富を得ていたということもあり、ゼニファーのような泥臭さはあまり感じませんでしたね。どうやって成り上がったのか、気になるところではあります。
このゼニファーにも好意的なコメントを頂戴したことがあり、感謝の気持ちを込めてミストリアンエイジに登場させたといった具合です。傷の由来は第2章で明らかになりますね。「ものっすごくどうでもいい理由」なのですが。
エルスを成長させるためとはいえ、アリサにはかわいそうなことをしてしまいました。しかしながら、彼女の真の役目はこれからです。アリサがエルスを必要としているように、エルスにとっても、アリサが必要です。この第1章は男ばかりで、埋もれがちな彼女ですが、好きになっていただけて嬉しいです。
第14話 氷点下の武力交渉への応援コメント
こんにちは。
最新話まで楽しく拝読しています。
いつもながら重厚で読み応えたっぷりなのがいいですね。
昨年度に★を入れてしまっているので、貢献はあまりできませんが。
さて、関係のない話で恐縮ですが。
https://kakuyomu.jp/works/16816927863355398339/episodes/16817330667752306406
上記の通り、今回のカクヨムコン10でも臨時号を作成いたします。
ぜひ、御作を紹介したいのですが、掲載許可をいただけると幸いです。
できましたら、参加部門を教えていただけるでしょうか。
またアピールコメントは必須ではありませんが、この機会にアピールを、ということで、いただけると大変有り難いです。
なお第一弾は通常号が12/27なので12/25辺りを予定しています。
作者からの返信
こんにちは、いつもお世話になっております。
お褒めいただけて嬉しいうえに、大変ありがたいお申し出までをも頂戴でき、心より感謝しております。先日、古参の読者さまが退会されたこともあり、貴重なレビューを失ってしまいましたので、殊更に救われた思いでいっぱいです。
もちろん【掲載を許可いたします】――というよりも、ぜひとも載せていただきたく存じます。運営への明確な意思表示のため、偉そうな物言いとなってしまい、大変申し訳ないです。
部門は【長編】の【異世界冒険】となります。のちほど御ノートへ、アピールコメントを投稿に伺わせていただきますね。可能な限り本日中、遅くとも明日の朝6時までには、お伺いいたします。
このたびはお声掛けいただき、本当にありがとうございます。慌しい年末ということで、どうか水無月さまもご無理のないよう、ご自愛いただけますと幸いです。
第50話 疾風のジェイドへの応援コメント
「疾風のジェイド」というタイトルだけでもう、ワクワクする回です。
魔法を使った戦闘だけでも緊迫しますが、部屋の物が散乱する場面の描写で更に迫力ある映像となりました!
あと、ニセルにはジェイドの攻撃がお見通しな感じもいいですね。
作者からの返信
基本的に戦闘シーンは私(作者)は何も考えず、キャラの動きに任せているのですが、ここはジェイドの素早くトリッキーな戦い方を表現するのに苦労した場面でもありますね。
オブジェクトをぶつける戦い方は、エルスに対して魔法が有効ではないために、ジェイドが編み出した戦法といったところでしょうか。そしてジェイドとの戦いが、後のエルスの戦い方にも影響を与えることとなります。
ここでのジェイドは二セルを殺す気でおりますので、真剣勝負に身を置いてきたニセルには、逆に対応が容易であったのでしょう。素手ではないですが、彼らにとっては「拳で会話をする」といった感じなのかもしれません。
第49話 疾風の盗賊団への応援コメント
こうして二人そろうと、相変わらずの喧嘩口調で楽しそうに会話しますね!
「シュトルメンドリッパーデン」という名前を自信たっぷりに出してくるところや、エルスに軽く「風の精霊魔法」を見せつけられた後のジェイドの態度も好きです。
作者からの返信
当初の予定では、ジェイドは第1章にのみ登場するキャラだったのですが、ニセルとのやり取りのお陰か、大幅に出番が増えてしまいましたね。エルスが厨二病的なネーミングセンスに理解があったのも影響しているかもしれません。
やたらと「風」と「盗賊」にこだわるアイデンティティも、ここで発現されたといえるでしょう。この「真世界シリーズ」において、最も出世した登場人物であることは間違いありませんね。
第48話 果たすべき仕事への応援コメント
ニセルのアクションは本当に隙のない暗殺者ですね。安定したカッコよさがあります。エルスとアリサはちょっと心配しながらですが、その分緊張感のあるアクションが見られました。この討伐場面は違和感のない映像が流れ、同時にセリフが生きていてとても面白いアクションシーンです。
作者からの返信
アリサは「エルスのためなら何でもやる」、ニセルは「必要であれば汚れ仕事も平然とやる」といった感じですね。すでに自身の行動原理と覚悟が決まっているために一切の迷いがありません。とはいえ、彼らもエルスとの冒険を通じて成長してゆくわけですが。
この第1章はエルスの成長物語ということで、仲間は強めとなっておりますね。しかしながら最後は主人公らしく決めてくれるはずです。
この辺りの描写は、改稿の際に見せ方を試行錯誤した部分ですので、お褒めいただけて嬉しいです。
第46話 偽りの勇者への応援コメント
ロイマンとエルスが初めて酒場で出会った時、ロイマンが持っていたグラスを握り潰す程、苛立っていたなと思い、もう一階あのエピソードを読むと、初めて読んだ時と違うロイマンが見えました。
ハツネが手鏡で見ていた場面からラァテルへ移るワンシーンは、とてもいい画になります。
作者からの返信
ロイマンは「火事場泥棒」を働くつもりが、完全に成り行きでエルスを助けることとなりました。そんな彼が自分自身を「恩人」と慕い、憧れ、自らの背中を追ってきたことに、後ろめたさと恐怖を感じてしまったのでしょう。それこそ感情的になってしまうほどに。
ラァテルと共にエルスの家を訪れた場面は、そんな過去の「弱い自分」を葬り去るという意味があったのだろうと推察されます。「勇者」の名を着せられたゴロツキから、真の勇者となった場面でもありますね。ロイマンは五十歳を越えたオッサンですが、彼も未だ成長を続けております。
そして、ラァテルにも、なにやら思惑がある模様。――とはいえ、こちらもルゥランと同じく強すぎるために、あまり出番がないのが困りものですね。
この場面はどうしても入れたい部分でしたので、お褒めいただけて大変うれしく思います。いつもコメント感謝です。
第45話 秘められたる力への応援コメント
ハツネさん、生きてたんですね。あの誕生日の惨劇の日で亡くなったと思っていました。
作者からの返信
真っ先に攻撃を受けたこともあり、どうにか助かったようですね。しかしながら顔の半分に描写も憚られるほどの重傷を負い、上半身にも密着型の薄革スーツを身につけなければならないほどの後遺症が残っております。治療することは可能なのですが、彼女は「戒め」として、あえてそのままにしているようです。
ハツネの生存については、アリサが「きれい」と称した昇天の場面で召されたのがエルネスト、アーサー、レミの三名だけだったことが伏線ではありますね。じつはこの場面には、まだ謎が含まれているのですが、それが明らかになるのは、当分先になりそうです。
第44話 内に眠りしものへの応援コメント
エルスの「「そうか……。俺も殺すがわに……なっちまったんだな……」というセリフですが、やらなければこっちがやられる、と分かっているのにその言葉をつかう。
命を大切にしようとする気持ちに、好感が持てます。
(エルスの頭に妙な「声」が響きましたが、それでもあそこで躊躇してたらアリサまで失ってたかもしれませんから)
作者からの返信
命を賭けた戦いであるからこそ、生命には真剣に向き合う必要がありますからね。ここでエルスに倒された盗賊も、過去には同じ「迷い」をいだいたことによって大切な仲間を失ってしまったのでしょう。彼が最期に見せた笑みは、若き冒険者への身を挺した示しであったのかもしれません。――とはいえ、アリサでなければ普通に死んでいたとは思いますが。
バトルファンタジーである以上、これからも命のやりとりは続きます。しかしながら、今後もエルスは安易に命を奪うことはしないでしょう。それに今の彼には、二セルがついておりますからね。エルスは強い主人公ではありませんが、とにかく仲間に恵まれている存在です。
あの声の正体が何であるのか、おそらくは次回と次々回あたりで、正体が浮かんでまいりますね。いつもコメントいただき、ありがとうございます。
第43話 コンフリクトへの応援コメント
戦闘シーンが緊迫感があって、一気に読んでしまいます。
エルスは、二人に助けに入らないようお願いしていますがその覚悟と、敵(人)を出来れば倒したくないという思いの二つが表れていて、その部分がとても好きです。
作者からの返信
このあたりからは戦闘シーンばかりになってしまいますね。創作論などでは「戦闘シーンが続くと読む気が失せる」という意見もあるのですが、私自身が戦闘シーン好きということもあり、あえて修正をしないでおります。
そしてバトルものを執筆するにおいて、「人の命を奪うか否か」は最大の悩みとなります。言葉での掛け合いがある性質上、どうしても対人戦の方が緊迫感のある戦いとなりますからね。それにもかかわらず両者が「怪我」だけで済むのは「ご都合がすぎる」なと、私はそういう結論に至りました。「命は大切」というのであれば、魔物の命も助けるべきですからね。そうすると、物語のテーマそのものが変わってしまいますし。まさに命題であるといえるでしょう。
皆さまのバトル描写でもそれぞれに信念やこだわりがあり、大変興味深く拝見させていただいております。そして、どれが「正解」というわけでもなく、すべてが「正解」であると、今の私は考えております。もちろん島村さまのヒースがとった選択も、私は心から支持しておりますからね。
第41話 マナの満ちる時への応援コメント
ニセルの戦闘スタイルは映像となって再現されました。かっこいいですね。
それに、アリサも強いですが、エルスの魔法も霧の効果とはいえ、炎と水の両方の攻撃魔法が炸裂しました。二つも!
作者からの返信
現時点でのニセルは「謎の男」ではあるものの、彼の戦闘スタイルから、おおよその特性を判断していただきたいなと考えた場面ですね。
とはいえ後々になって、ここでハッキリと「暗殺者」であると明言しておくべきだったとも後悔しております。やはり読み手としては「明確な答え」を求めてしまいますからね。
エルスは「すべての精霊魔法を使える」という彼だけの特性があるのですが、ミストリアンエイジの頃には、アインスも炎・風・土の魔法を使いこなしておりました。あれは精霊を媒介としない「魔法」であったがためなのですが、ややエルスの特別性が霞んでしまう結果にはなってしまいましたね。
そのあたりの描写が不安ではあったのですが、エルスを誉めていただけて大変うれしく感じております。ありがとうございます。
第39話 アイデンティティへの応援コメント
カダンがアダンだったこと、ありがとうございます。
ニセルの「ふっ」と息を漏らすのは、カイゼルやアクセルもでした。(時々ですが)
特に気にかけて読んでいたわけではないのですが、カイゼルが「ドレッドの能天気な言葉にカイゼルがふっと息を・・・」というところだけは、なぜかずっと印象に残ってて、どこで言ってたかな?と、ちょっと探したりしてると、アクセルの場面まで出てることに気付きました。凄いです。
そんな、細かいところまできちんと設定してたのでしょうか。もう恐れ入ります。
あと、「エインシャント」といえば、いにしえの「彼ら」のことでしたが(後で読む方のために、あまりここで真相を色々明かさない方がよかったですね)ナナシ君のことが明らかになるのが楽しみです。
作者からの返信
コメントいただき、ありがとうございます。
ニセルの「ふっ」には理由があるのですが、カイゼルとアクセルのは〝ただの癖〟ですね。
ニセルの名前の由来は「ニヒルでナイスな男」なので、チャラいキザ野郎っぽく見えてしまわないように、息を吐くタイミングには気をつけてはいるものの、大体の仕草はキャラ本人に任せている感じですね。一応、設定は作り込んではいるのですが、わりと予定になかった行動をしでかされたりもいたします。
ネタバレにお気遣いいただき、ありがとうございます。しかしながら本作の謎は大量にありますので、どんどん明かしていただいて大丈夫ですからね。むしろ私が「読んでくれてる人は気づいてくれてるのかな?」と不安になっていたくらいでしたので、とても嬉しく思っております。
ナナシは農園に残ることとなりますが、今後も度々登場してまいります。彼は主に「世界の謎」を担当する主人公といった感じですね。彼の正体が明かされる機会はまだ無いのですが、じつはここまでの間に、決定的な場面が登場しております。第3章に少しヒントがありますので、記憶の片隅に留めておいていただけますと幸いです。
また、このあたりは改稿が追いついておらず、「 」の前にも空白があったりと、大変読みづらくなってしまっております。今でこそ「感想企画」なんてやっておりますが、以前の私は、このような未熟な文章を書いておりました。
今後とも精進を続けてまいりますので、お付き合いいただけますと大変うれしく思います。
第36話 傷ついた心と進み続ける意志への応援コメント
ドワーフ族は男女で外見の老化速度が大きく異なる種族? 面白いです。では、カミルドがジイさん呼ばわりされるのを好まないのは、それが理由でしょうか・・・。
また、カミルドの話で、カダンという人物がただ責任感が強いだけではなかったことが分かりました。
作者からの返信
エルフ族の成樹と同様、本作オリジナルの設定といったところですね。最近のドワーフ族は「男はヒゲモジャ、女はロリっ子」という場合が多いので、それに無理やり説明をこじつけただけとも言えるのですが。
カダンの話によると「二人は同い年」とのことなので、さすがに「ジイさん」は傷ついてしまうのでしょう。ちなみにカダンとカルミドの年齢は、三十代前半という設定ですね。
そしてカダンは「アルティリア戦士団のアダン」の生まれ変わりにあたる人物ですね。当然ながら、登場はカダンが先なのですが。こちらでのカダンやザインの評価が高かったこともあり、あちらで読者サービス的に登場させた形ですね。
島村さまから頂戴したコメントも、いずれ作中に反映させていただくことになるかもしれません。いつもありがとうございます。
第35話 かつて暮らした農園への応援コメント
マイナさんも茶色のロングヘアなのですね。劣化の激しい写真でも、ずっと二千年経ってもまだ残っていました。あの冒険が蘇り、私にとっては、ついこの間のはずですが、没入して壮大な時の流れを感じました。
作者からの返信
マイナの説明から推察するに、彼女はエレナとシルヴァンの子孫であるようですね。この写真があるということは、アインスが世界を救った〝Bルート〟が世界の歴史として残ったのでしょう。
それにしてもこの写真、ゼニスは「千年は保つ」と言っておりましたが、その倍以上は保ちましたね。まさに時の流れを表現したかった場面なので、そう仰っていただけて嬉しいです。
第34話 霧の中の勇者への応援コメント
ロイマンの「ケジメ」がかっこいいですね。
ラァテルがロイマンの「光の神と故人に捧げられる祈り」から視線を逸そらしていましたが、そういった細かい部分まで描写されていて、キャラクターが生きているなと感じました。
作者からの返信
ロイマンの過去に何があったのか。やはりエルスが深く関わっているようですね。この勇者のパーティも独自の冒険を続けますので、今後も度々出てまいります。
作中に限らずなのですが、何気ない動作ひとつをとっても「当事者」にしかわかりようもないことってありますからね。たとえば腰痛になって、初めて「ふだん腰に掛かっている負担」を知るといった具合に。
あまり上手い例ではありませんでしたが、ここは彼にしかわかりようもない苦しみや価値観を表現した場面です。本当に細かい場面だったのですが、汲み取っていただけて嬉しいです。
いつもコメントいただき、本当にありがとうございます。いつも同じお礼で恐縮なのですが、心から感謝しております。
第33話 冒険者の三人への応援コメント
ニセルの話し方を聞いていると、やはりどことなくカイゼルやアクセルの雰囲気が漂っているように感じます!
エルスの、「魔王を倒す」とか「まだ魔王が生きている」という言葉にもきちんと向き合ってくれているところ、こっちまで嬉しくなります。
作者からの返信
このエピソードも移動シーンだけということもあり、退屈さを感じさせてしまう場面ではあるのですが、ニセルの初顔見せということで、じっくり描くことといたしました。こういう場面は改稿のたびに削ることも考えるのですが、やはり彼らの冒険には必要なシーンなんですよね。そう感じていただけてとても嬉しく思います。
第32話 ニセル・マークスターへの応援コメント
髪が逆だった濃い青色のマークスターですか。では彼は絶対頼りになりますね。
農園や、林など、地理的なものまで馴染みのあるものが散りばめられていて次は何がどうなるのかなと、楽しみです。
エルスが「俺のせいで、誰かに迷惑をかけちまう」と頼み込む場面は、彼の誠実な部分が感じ取れて、とても好きです。アリサも彼女の口からちゃんと頼んで。二人とも頼もしいです。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます。
アインスの戦友の子孫、一人目ですね。ニセルは厳密にはカイゼルの子孫――というより、カイゼルの息子・アクセルの生まれ変わりなのですが。前世の記憶をすべて引き継いでいるわけではないものの、ときおり既視感のようなものを、感じることはあるようです。
この自警団本部のある場所は、かつての大農園の端っこといった辺りですね。近辺には当然ながら、あの農園があります。
この第1章は投稿前に数多の酷評動画を視聴し、それらの意見を多く取り入れたこともあって、主人公が悩んだり反省するシーンが多く存在しております。アリサも「ただ主人公に従うだけ」ではなく、能動的に動ける人物であると表現したかった次第ですね。自ら考え、自らの意思でエルスに従っております。そんな彼女の成長にかかわる大きな機会も、いずれ訪れることでしょう。
これらはWEB小説向きではなかったようなのですが、好意的に感じてくださり大変うれしく思います。
第30話 省みる心と確かなる功績への応援コメント
エルスの正直な部分が見えて好感度がますます上がりました。
しかも「全部悪いのは俺だ」と、アリサをかばいながら。そういうところもカッコイイです。
作者からの返信
お褒めいただき、ありがとうございます。
常に一緒にいるエルスとアリサなのですが、二人は互いに対して大きな引け目を感じております。ここでのエルスの態度も、その一環ですね。
これらが表に出るのはかなり先になるかと思われますが、じつは第1話から、その片鱗は見えております。
この第1章は「ここからが本番」なところもあるのですが、宿からの流れが退屈すぎたのか、読み止まりが多く発生する箇所でもあるんですよね。改稿の際にはいくつかのエピソードをカットする予定なのですが、その台詞はなるべく残したいと思います。
第29話 寄り添う者と支える者への応援コメント
アリサの「うん。だから一緒に歩いていこ?」のセリフが、彼女の思いが伝わってきて好きです。
お互いに支え合う存在というのがこのストーリーにとても合っていて、没入してしまいます。
少し脱線しますが、前回のコメントのお返事の、謎の少年のミスリードの件。私は映画などでも、しょっちゅうミスリードに嵌ります! ですのでアドバイスを念頭に置いて楽しみにしておきます。ありがとうございます。
それから、お伝えし忘れていたので、この場をお借りしまして。
私の作品の登場人物の名前をまだ覚えていらっしゃったのでしょうか。分かり易くするため例えとして出してくださっていました。主人公の服のことや、脇役の二つ名まで。他にもかなりの数の作品を読まれていらっしゃるにも拘わらず、本当に頭が下がります。
いつもありがとうございます!
作者からの返信
アリサは一見するとエルスを支えているだけに見えるのですが、彼女自身もかなりの闇を抱えています。それを表現するのに結構苦労したのですが、「お互いに支え合う」と感じ取っていただけて大変嬉しく思います。
「彼」の出番はもうすぐですので、楽しみにしておいていただけますと幸いです。その際には、エピソードタイトルにも注目してみてください。改稿の際にも、ここだけは変更しておりませんからね。
私は一度読んだ作品の内容を、良い意味でも悪い意味でも忘れられない性分でして。それゆえにトラウマ系のものを拒んでいるわけですね。
もちろん御作の登場人物の名前は覚えておりますよ。ヒース、ミツヤ、トージ、クロード、ルエンド、ジャック、ジェイク、ジェシカあたりは、二度と忘れることはないでしょう。
基本的に初登場時の名前で覚えてしまうので、たとえば「じっちゃん」は「チョーさん」と覚えている感じではありますね。六さんの場合は、やはり「ソードスミス18」が印象深いです。また拝読に伺わせていただきますからね。
編集済
第28話 惨劇の誕生日への応援コメント
色々と聞いた名前が登場してきました。リスティというのも愛称になっていますか?
謎の少年もおおよそ、見当がついてきましたが頭の片隅に置きつつ、読み進めていきます。
しかし、ザインはヒントがないと気づきませんでした。ありがとうございます。身近な人がいたのですね。
メルギアスが仲間の前で魔王になってしまいました。エルスだけでなく、エルネストたちもさぞ怖かったと思います。
最期にエルネストが言った「いつか母さんを……。」と言った言葉の真意も気に留めて楽しみにしていきます。
作者からの返信
ハツネとリスティリアは親友同士ですので、彼女とエルネストだけが愛称で呼んでいるといった具合ですね。
まったくの余談なのですが、本作は元々「ミスティリアクエスト」というタイトルで、彼女の名前が「女神ミスティリア」でした。エルスが母に会いに行くという物語ですね。エルネストの言葉は、その時の名残です。
いまでは、これらの設定は完全に没になってしまいましたが。「Re:ミスティリア」でリスティリアといった感じです。
ザインは退場してしまいましたが、今後も度々話題に登場する人物でもあります。彼の元々の役割を知っておりますと、違った見方ができるかもしれません。
謎の少年の正体に関しては、ミスリードもございます。答えはじつに単純ではあるのですが、おそらく最初に辿り着くであろう答えは、間違っている可能性が高いですね。
第3章にて登場する「ある人物」が大きな鍵を握っておりますので、その人物の発言で気づきを得た際にミストリアンエイジを思い出してみてください。
コメントいただき、本当にありがとうございます。今回は長々と語りすぎてしまいましたね。いつも丁寧にお読みくださり、心から感謝しております。
第22話 トリックスターへの応援コメント
面白くてつい、次のページ行ってしまい、コメント忘れで戻ってきました。
「トリックスター」というタイトルですが、このように強いキャラクターを印象付ける登場をして、後で名前を明かす。私としては、効果的にかっこいいキャラクターとしてイメージが残ります!
作者からの返信
トリックスターは私の大好きなタイプでもありますね。御作においての〝処刑台のジャック〟も、トリックスターの位置にあると思っております。登場するだけでワクワクしてまいりますからね。
本作での「トリックスター」は、ほぼルゥラン個人を指す称号となりかけておりますね。どうやらサイコパスになってしまうことが、彼の秘策であったようです。
「存在」を犠牲に「記録」を遺したアインスとは正反対に、厳格な大長老という「記録」を犠牲に「存在」を遺したといった感じでしょうか。とはいえ、あの頃の強さは健在らしく、ラァテルに気功術を伝授してもおりますね。
彼が何をしでかすのか、正直なところ、私にもわかりません。非常に大好きながら、非常に困った人物です。
第24話 冒険者の醍醐味への応援コメント
やはりあの杖でした。もっと読んでからコメントすればよかった・・。
でも、もう一本あるとか言ってましたので、どうなるか楽しみです。
それから、あのおいしそうなメニューがここでも。こういった共通のアイテムなどが時折出てくる計らいがまたいいですね。
作者からの返信
いつコメントを頂戴しても嬉しいですので、コメントはお好きなタイミングでご自由に書き込んでいただいて大丈夫ですからね。もちろん、以前のエピソードに書き込んでいただいても構いません。
ルゥランから強引に杖を奪っていった商人ですが、そのうち一本はどういうわけか、ザインが所持しておりましたね。さて、もう一本は、誰が持っているのやら……。
ちなみにザインも「ある人物」の生まれ変わりだったりします。ヒントは「はじまりの遺跡」と「主人公にマフレイトを習得させた」こと、そして彼の「名前」ですね。
このファスティアの街は、かつてシルヴァンの大農園があった場所に創られたようですね。つまり、この付近には――と、いった場面です。
このあたりは、先に『ミストリアンエイジ』をお読みいただいた読者さまへの「お楽しみ要素」が盛りだくさんとなっておりますね。
反対に、こちらを先に読まれた方には、あちらが「お楽しみ要素」といった具合です。まさに「どちらから読んでも大丈夫」でございます。
第21話 闇の夜空に封じられし心への応援コメント
要所要所に謎が散りばめられていますね。
あの二本の棒切れは・・・もしかしてエルスがお店で手伝いをした時の「いわく付きの杖」?と思いながら先へ進みます。
作者からの返信
ミストリアのミストは「霧」ではなく「ミステリ」の方ですからね。そこらじゅうに謎がございます。とはいえ、謎ばかりだと読者さまも困ってしまいますので、第1章で使用する謎は早期に解決いたします。なかなか答えが出てこないものは、世界全体にかかわる謎ですね。
とはいえ、明確な答えこそ無いものの、推理することは可能といった具合です。単純に「読んで面白い作品」であることは前提として、さらなる楽しみ方ができる作品を目指しております。
第19話 美しき賢者への応援コメント
エルスが「エルフって良いよなァ」と言う少し前から私もエルフっていいなぁと思いながら読んでいたところでした。思うことやタイミングが一緒だ! と、エルスの言動の一つ一つに共感します。
それから、エルフの力の一つである、自然のものや人間に宿る魔素の大きさや流れが見える、というところにも興味を持ちました。戦闘でも恐らく有利ですね。
作者からの返信
エルフは身体能力が低いとはいえ、無限に近い寿命と魔力を有しておりますからね。間違いなく最強の種族です。――で、あるがゆえに出番が少ないというのが唯一の弱点ですね。とはいえ、ラァテルの強さの理由は、別のところにあるのですが。
強力すぎて活躍させられないという性質上、エルフ自身が「マナを視る能力」を発揮する機会は少ないのですが、後にエルスの仲間に加わる「ある人物」が、後天的に同様の能力を獲得しておりますね。仰るとおりの戦闘のみならず、あらゆる場面にて大活躍しております。
それにしてもエルフは羨ましいですね。もしも自分自身がエルフになれたら、永遠に引きこもって小説を書き続けたいものです。
このあたりはすでに改稿が追いついておらず、読みづらい箇所もあったかと存じます。ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
第17話 拾われしものへの応援コメント
少年は木彫りのアミュレットのお陰で助かったのだろうか・・・。気になりつつ、先を楽しみに読んで行きます。
作者からの返信
本作でも一番の謎要素であろう彼ですが、初登場の時点で、かなりのヒントが隠されています。
彼の正体に言及できる者がいない、もしくは「絶対に言及したがらない」がために、未だに明確な答えは示されてはいないのですが、なんとなく答えを推察することはできるといった具合ですね。島村さまなら、もしかすると答えに辿り着けるかもしれません。本作では決して明かされることのない「鍵」をお持ちですからね。
引き続きお楽しみいただけますと嬉しいです。
第16話 闇の中での邂逅への応援コメント
老戦士カミルド、いいですね。強めのじいさんキャラは大好きです。
(ジイさんと呼んでは失礼でした!)
それから、アリサも本当に強いです。「脳天に深々と剣を突き立て」のところで、凄い映像を浮かべてしまいました。
作者からの返信
カルミドは地味ですが、物語の重要な位置にいる人物でもありますね。今後もたびたび出番がありますので、気に入っていただけて嬉しいです。なぜ「ジイさん」呼びを嫌うのかといった理由も、今後出てまいります。
アリサは近接戦闘特化型といったタイプですね。彼女の能力もさることながら、安物の剣を使っているエルスと違って、武器も強力だったりもします。
編集済
第14話 エンカウンターへの応援コメント
やはりエルスはただ者ではないですね。一人でこんなに仕留めて。
あの「ひとぉ――つッ!」というのも好きです。
それからレイフォルスによる炎の剣の攻撃もかっこイイです!
この様子を、どこかで隠れてロイマンとラァテルが見守っていればなー、と・・・。酒場でコッソリ「準備しておけ」って言ってたので。
作者からの返信
この場面は本作でも非常に珍しい、エルスが一人で戦うシーンですね。単独での戦闘能力はアインスに大きく劣るのですが、彼の真骨頂は今後明らかとなってまいります。
「ひとぉーつッ!」はいいかげんクドイかなと思いましたので、ここが最後の出番となりますね。相手が「人」になってしまうからという理由もありますが。
気に入っていただけて嬉しいです。もしかすると、いずれ復活させるかもしれません。
あの二人の意味深な場面も、当然ながら生かされてまいります。それもまた、エルスの「広い意味での強さ」に由来するものとなりますね。
第13話 開かれた扉への応援コメント
エルスの生き生きとしたアクションが面白くて、時間も忘れて読み進めてしまいました。はじまりの遺跡がこんなことに・・・。
作者からの返信
はじまりの遺跡は、最後に四郎たちが訪れた時点でもかなり荒らされておりましたが、さすがに二千年以上も経つとボロボロになるようです。建造物が修復されるはずの再世紀でもこの有様な理由は、後ほど出てまいります。
エルスは本当によく動きますね。彼の行動は私でも予想がつきませんので、本作を執筆するのはとても楽しかったりします。たくさんお読みいただき、ありがとうございます。
第9話 冒険者の役割への応援コメント
エルスは確かにロイマンのチームに入れませんでしたが、あの銀色の髪の子です。
入らなかったことがこの先、彼を何倍も強くしてくれると感じています。
作者からの返信
さすがにリスティリアのことは知らないものの、ロイマン自身もエルスの資質を見抜いていたのでしょうね。いったい彼が何を見たのか、もう少し先で明らかになります。一見すると嫌なオッサンなのですが、やはり彼はエルスの恩人ですね。
第8話 霧に包まれた世界への応援コメント
出ました、「勇者サンド」。いつ読んでも(見ても?)美味しそうです。
こうやって繋がって行ってるかと思うと感慨深いです。
エルスの悲しい叫びと対象的に描かれている(映像的なので敢えて描くと表現しましたが)アリサが、幼いせいもあってその光景を「きれい」と思う場面にジーンときました。
作者からの返信
勇者サンドの伝説は、しっかりと受け継がれておりますね。おそらくは、ククタとミチアが描いた絵本のおかげなのでしょう。アインスの存在は失われようとも、人々の心の中ではしっかりと生きているようです。
この回想の場面はミストリアンエイジの最終話の少し後といったところですね。すでにミストリアには、彼を救うだけの力は遺されていなかったのでしょう。アリサは少々変わった子ですが、それが彼女の強さであるとも言えます。私自身、「物語を描く」という表現を頻繁に使いますので、そう仰っていただけて嬉しいです。
第6話 ライバルとの対決への応援コメント
魔法が出てこない、純粋な剣のアクションシーンですが、すらすらとあっという間に読めてしかもわかりやすく、頭の中に映像となって入ってきました。
ラァテル強い! 蹴りも使うのがいいですよね。そういう戦闘好きです。
今後、エルスがどのように強くなっていくか、ここからがとても楽しみです。
作者からの返信
お読みいただき、ありがとうございます。
ここは最初のガチバトルということで、気合いを入れて描いた記憶がありますね。第2章以降のバトルはテンポとわかりやすさを優先するために、かなりライトに描くようになってしまったのですが、私自身も気に入っております。
このラァテルも『ミストリアンエイジ』をお読みいただいた読者さまにとっては、馴染み深い登場人物となりますね。
いまのエルスは目的を優先するあまりに周囲が見えていないので、まずは精神的な成長を――と、いったところでしょうか。
第5話 出会いと再会の酒場への応援コメント
前回のコメントのお返事から:実は「感想サンプル」を読んでいませんでした。(感想が頂けるのであれば、どのような形でも嬉しいという理由で)
今更ながら立ち寄ったのですが、確かにネタバレ部分もありそうですので、熟読を敢えて後回しにすることにしました。ありがとうございます。本当に丁寧で。
それから、ロイマンとの出会いの場面、とても好きです。
そう簡単に仲間に入れないところ、冒頭の「次は貴様だ」という魔王の言葉も意味深ですし、それと関係があるかどうかまだわかりませんが、ロイマンの「また巻きぞえにされてはかなわん」という謎のセリフもどう繋がるか、楽しみです。
この、すんなりとやりたい事が出来ない、ここがとても王道的要素を感じて、(私がそういうのが好きなのでこの表現になりますが)もう既にとても面白いです。
作者からの返信
申し訳ないです。あれは「ネタバレあり」オプションのサンプルとして書いたものなので、第10話までのネタバレがガッツリ含まれております。
どうせ参加者の中で『ミストリアンクエスト』を読んでくれる人なんていないだろうと思い、ネタバレ全開で書きました。余計なことを言ったせいでネタバレを踏ませてしまいましたね。大変失礼いたしました。
ロイマンは昔ながらの堅物頑固親父キャラといった感じですね。昨今の思想風潮的には好き嫌いの分かれる人物だとは思いますが、お誉めいただき大変嬉しく思います。
そしてロイマンはエルスの何らかの秘密を知っているようですね。――とはいえ、『ミストリアンエイジ』からこちらを読まれた読者さまならば、すでにエルスが普通の人間族ではないということがわかってしまってはいるのですが。いまはそんなに強くもありませんが、おそらく潜在能力は高いでしょうね。
この第1章は硬派は古典ファンタジーを目指していたということもあり、展開も遅めで、主人公が苦労する場面が多いですね。第2章からは、かなりラノベに寄せておりますので、サクサク進んでまいります。どちらが良かったのかは未だにわからないところではありますが、今後とも頑張って執筆を続けてまいります。
お読みいただき、ありがとうございます。
最終話 海の向こう、次なる冒険を求めて!への応援コメント
ミケルとベランツの夢を、ナディアが引き継いでくれるという流れになって良かったです。こういった登場人物との繋がりが好きです。
博士はまた、厄介なことをしてくれています。おかげで第四章が楽しみです。
第2章もイベントが盛りだくさんで面白かったですが、第3章は「ミストリアンエイジ」に関わる謎の解明がところどころあって、この世界の謎に迫る部分や、エルスの成長も見られ(雰囲気が変わってきました)とても面白かったです!
作者からの返信
ナディアは旅に連れまわすには幼すぎるために、本格的な出番はまだまだ先になりそうですね。とはいえ彼女はエルフなので、色々と理由をこねくり回してランベルトスまで来てしまいそうな雰囲気です。
この博士は登場するたびに、どこぞの悪の科学者か、秘密結社の総統のようになっておりますね。極悪なわりにギャグキャラじみているのが如何ともしがたいところです。彼も世界にとって重要となる人物であるのは定かなのですが。
第1章と第2章でエルスとアリサが成長したということもあり、第3章からは本格的に世界の謎に迫ることができるようになりました。第4章では、さらなる謎の解明もされる予定です。引き続きお付き合いいただけますと、大変嬉しく思います。
そして、ここまでお読みいただいたうえに、たくさんの感想までくださり、本当にありがとうございます。