真剣なはずなのにジェイドとニセルが漫才チックになっていて(意図していなかったらすみません)、そこはかとなく笑いを誘うのです。
エルスが突っ込みたくなるのも分かります。
『盗賊ってのはな、奪う専門の冒険者なのさ』
言われてみればそうだなぁ、と改めて思いました。
何を目的として能力を使うか。
それによって『冒険者』というものの価値も定義も変わって見えますね。
作者からの返信
ジェイドとニセル、まさに悪友同士の軽口といった感じですね。
意図通りですので、読み取って頂けてありがたいです。
よく辛口批評動画などで「ラノベに必ず登場する『冒険者』とかいう謎の職業」といった批判が寄せられていたため、まずはこの作品において「冒険者とはなんぞや?」をしっかりと定義いたしました。
「この世界で自由を謳歌する者たちの総称」ですね。
そうすると基本的に荒くれ者というか、ゴロツキに近い存在になりましたね。安定した収入もありませんので、現実世界だと疎まれる存在かもしれません。でも、物語としてはそれも面白いかな?――と感じた次第です。
いつもコメント頂き、ありがとうございます。
こうして二人そろうと、相変わらずの喧嘩口調で楽しそうに会話しますね!
「シュトルメンドリッパーデン」という名前を自信たっぷりに出してくるところや、エルスに軽く「風の精霊魔法」を見せつけられた後のジェイドの態度も好きです。
作者からの返信
当初の予定では、ジェイドは第1章にのみ登場するキャラだったのですが、ニセルとのやり取りのお陰か、大幅に出番が増えてしまいましたね。エルスが厨二病的なネーミングセンスに理解があったのも影響しているかもしれません。
やたらと「風」と「盗賊」にこだわるアイデンティティも、ここで発現されたといえるでしょう。この「真世界シリーズ」において、最も出世した登場人物であることは間違いありませんね。