おお、いきなり色々な情報が出ましたね。
魔王を倒したものに現れた魔王の烙印、消えた女性。
こんな悲劇を越えて、元気に生きていたのですか。
作者からの返信
エルスは「冒険者」という存在への絶対的な信頼と憧れによって、どうにか乗り越えた形ですね。盲信にも近いと言えるでしょう。
当時は礼儀正しかった彼が今の口調になったのも、助けてくれた人に強く影響されているようです。
――とはいえ、あくまでも表面上な部分であり、自責に苛まれるような場面では彼本来の「弱さ」が現れてしまうようで。
烙印は今後も深く物語に関わってまいりますね。
消えた彼女に関しては直接的な明言こそされませんが、どういった存在なのかは大体わかる――といった感じですね。
彼女のような存在も、徐々に物語の中心となってまいります。
いつもお読みいただき、ありがとうございます。
コメントも頂戴できまして、とても嬉しく思っております。
誕生日にこの惨劇とはあまりに辛い……幼い頃のエルスは今とはかなり雰囲気が違うのですね。この体験が彼を変えたのでしょうか……
父の過去、カレンという女性の謎、メルギアスの突然の豹変、後々に関わりそうな、気になる点が増えてきましたね!少しずつ拝読いたします。
作者からの返信
コメント頂き、とても嬉しく思います。
幼い頃のエルスは礼儀正しくて大人しい性格だったようですね。
現在の口調や戦い方などは「恩人」の影響もありますが、ガラリと雰囲気を変えることで過去を必死に封印しようとしているようにも感じられます。
現場に居た人物の多くが故人となったため直接的な答えが語られる機会は絶望的となってしまいましたが、断片的な情報で少しずつに明らかになると思われます。
この直後の様子は、現時点では現場にいなかった「ある人物」によって語られますので、お楽しみ頂ければ幸いです。
いつもお読み頂き、ありがとうございます。
編集済
色々と聞いた名前が登場してきました。リスティというのも愛称になっていますか?
謎の少年もおおよそ、見当がついてきましたが頭の片隅に置きつつ、読み進めていきます。
しかし、ザインはヒントがないと気づきませんでした。ありがとうございます。身近な人がいたのですね。
メルギアスが仲間の前で魔王になってしまいました。エルスだけでなく、エルネストたちもさぞ怖かったと思います。
最期にエルネストが言った「いつか母さんを……。」と言った言葉の真意も気に留めて楽しみにしていきます。
作者からの返信
ハツネとリスティリアは親友同士ですので、彼女とエルネストだけが愛称で呼んでいるといった具合ですね。
まったくの余談なのですが、本作は元々「ミスティリアクエスト」というタイトルで、彼女の名前が「女神ミスティリア」でした。エルスが母に会いに行くという物語ですね。エルネストの言葉は、その時の名残です。
いまでは、これらの設定は完全に没になってしまいましたが。「Re:ミスティリア」でリスティリアといった感じです。
ザインは退場してしまいましたが、今後も度々話題に登場する人物でもあります。彼の元々の役割を知っておりますと、違った見方ができるかもしれません。
謎の少年の正体に関しては、ミスリードもございます。答えはじつに単純ではあるのですが、おそらく最初に辿り着くであろう答えは、間違っている可能性が高いですね。
第3章にて登場する「ある人物」が大きな鍵を握っておりますので、その人物の発言で気づきを得た際にミストリアンエイジを思い出してみてください。
コメントいただき、本当にありがとうございます。今回は長々と語りすぎてしまいましたね。いつも丁寧にお読みくださり、心から感謝しております。