概要
父失踪。母の家へと転がり込んでみれば、そこは元古民家の〇〇だった!!?
ある日、小湊日明(こみなとあきら・十七才)は途方に暮れた。
高校の宿泊研修から戻ってくるなり日明が住んでいたアパートが無残にも煤けた更地となり、同居していた父とも連絡がとれなくなっていた。
日明はたちまち唯一連絡の取れる母・・・湊愛海(みなとまなみ)に連絡を入れた。
それを聞いた母は呆れる。
『自分から親権を欲しておいて逃げ出すとはね〜。だから言ったのよ。アンタには子育ては無理だって。このまま小(しょう)は捨ててウチの子になりなさいな、元々私の子供だけど・・・』
こうして彼は母の住まう家へと転がり込む事になった。親権を得ている割に仕事嫌いのぐーたらな父。それも何かをやらかしたうえで彼を置いて失踪した。
彼はため息を吐きながらドラムバッグを担ぎ直し、学校とは反対側にある隣街へ
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