儚い空に輝く君の姿を見た

自然豊かな土地に暮らす、ごく普通な女子高生『彩葉（いろは）』
朝起きて、学校へ行き、そして帰ってきてからは課題をこなし、就寝。
そんな日常には特に変化という変化が無かった。

そう、彼に出会うまでは。

いつもの朝の通学路。
日常と変わらない風景に、一つ小さな変化があった。

『一輝（いつき）』
彼は畑で黙々と何かをしている。

ほぼ毎日、同じ時間に同じ場所を通る彩葉は、
彼の存在が気になり始めていた。

そして、親友であり良き理解者でもある『悠月（ゆづき）』
彼女の行動力により、彩葉は振り回されつつも、日常の変化を楽しんでいく。


当たり前の日常が続く事を当たり前としている日常

小さな蝶の羽ばたきが
大きな竜巻を起こすように
この3人が紡ぐ日常の変化が、
いずれ大きな変化を生み出すことになるとは、誰も知らない。