三年で美少女に振られまくった俺が、普通の節度ある生活に戻る話

平均的な身長に、冴えない顔つき、身体つきも決して恵まれているとは言い難い。そんな中の下くらいの男子――それが真竹覚士（またけさとし）だった。

自分の立ち位置の自覚はしている覚士だったが、彼はどうしても美少女と付き合いたかった。そこで、ある決断をする。それは――

とにかく美少女と仲良くなって告白する――数打てば当たる戦法の実行

期限を三年、それを過ぎれば夢を見るのは諦めると決め、作戦を実行に移した覚士。しかし、三年経った高2の春――

申し訳ないが、君とは付き合えない

三年間の集大成と呼べる告白はあっさりと撃沈。そして――

さすがに３０人に振られれば、諦めもつく。明日からは普通に生きよう。

ついに現実を受け入れ、覚士は真面目な生活を送りはじめるのだが――

※二日に一回のペースで更…続きを読む