探偵さーん、お風呂貸してくーださいっ! 赤木良喜冬
探偵、憩野大空(いこのおおぞら)の元にある日、ずぶ濡れの女子高生、水落花火(みずちはなび)が依頼にやってきて風呂を貸せと言ってくる。
しかしその後、素直に風呂を貸せば花火の半裸を見てしまったり、依頼ではとんでもないことを頼まれたりと、憩野にとって彼女との出会いは最悪なものとなってしまう。
そんな出会いから始まった二人。だが、共に調査をしたりして関わっていくうちに憩野の花火に対して抱く思いは変化していく。
「じゃあ探偵さん、駅の近くのファミレスに行きましょー!」
「ちょっと待て、そこはクレープだのタピオカだのじゃないのか?」
「私は探偵さんとだから行ける場所に行きたいんですよー」
これは一人の探偵が謎の女子高生に振り回され、そして彼女を守る物語。憩野が推理するのは、花火の依頼か、それとも花火自身か。
目次
完結済 全47話
更新
- 第1話 水落花火
- 第2話 風呂
- 第3話 無理な依頼
- 第4話 消え去れ俺の高校時代
- 第5話 彼女には効かないようだ
- 第6話 クリスマスイブ
- 第7話 何故か彼女は現れる
- 第8話 この女子高生がうざい
- 第9話 ガムシロ、入ってないぞ
- 第10話 女子高生と潜入調査
- 第11話 掴んでいるのは本当に手か
- 第12話 むしろ後者だったらどうしようかと思った
- 第13話 俺の無双劇
- 第14話 ファミレスでいいのか
- 第15話 探偵さんにだったら集れるでしょ?
- 第16話 むしろちょっとラッキー
- 第17話 答えはまだ、出したくない
- 第18話 残念だけどそんなもの、俺には通用しない
- 第19話 侮蔑兵器(ディスパイズウェポン)
- 第20話 そんなこと言えない身体にしてあげる
- 第21話 前傾姿勢で上目遣い
- 第22話 俺の家にいた方が安全だろう
- 第23話 やることだらけ
- 第24話 うん、気のせい
- 第25話 爆乳なのだ。花火と比べ物にならない程に
- 第26話 彼女!? ……花火のことだろ?
- 第27話 探偵さん、あの女誰ですか?
- 第28話 花火がひっぱって瀬渡がそれに抗う
- 第29話 彼女の声だけが響く
- 九年前の火事の記憶
- 第30話 深夜、店内は深閑としている。
- 第31話 黒髪に黄色と緑色のチェック柄ヘアピン……
- 第32話 しかし、そんな意図が伝わるはずもなく
- 第33話 正しいのは花火らしい
- 第34話 あー、ゴミのことか
- 第35話 もしかしたら、そうかもしれない。
- 第36話 つまり、全部問題ない。
- 第37話 さらば、侮蔑兵器だった物たちよ……
- 第38話 気づけば、爆乳低身長とまな板高身長に挟まれていた
- 第39話 ――花火!!
- 第40話 私の依頼を……上書きしてください!
- 第41話 そこにいたのは、神々しく光り輝くオーラに包まれた少女。
- 第42話 海斗、そろそろ殺してもいいよな
- 第43話 それにしても「またな」か……。
- 第44話 花火はふいと視線を逸らした。
- 第45話 亜井川花火
- 最終話 やっぱりずぶ濡れ女子高生に家の風呂を貸した俺は間違いだったのだろうか。
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