7日目『防護スーツを隔てた愛』お題:愛と義務の葛藤

『防護スーツを隔てた愛』



 世の中には、義務によって愛が阻まれてしまうことがままある。

 例えば、いま目の前に広がる銀色の空。いや、広がってなどいない。これは非常に狭い範囲に閉じてしまっている。

 空というのは、昼間であれば本当は青い色をしているらしい。

 だが現代は、度重なる化学汚染によって大気は毒と化し、人間は厳重な防護スーツに生まれてから死ぬまで包まれていなければならず、よって空は、有害電波カットのミラーコーティングを施されたヘルメットのせいで昼でも夜でもうっすらと銀色を帯びている。

 空の真の色を見たいという愛が、防護スーツを着ろという義務によって阻まれているのだ。

 その程度の障壁でへこたれるやわな愛など、当然ながら存在しない。

 空を愛する少女、シェロは、今日も今日とて防護スーツに身を包み、散歩に励んでいた。ゴムで舗装された道を行き、町と外を隔てる有刺鉄線の門をくぐり、荒れ地を慣れた歩みで踏破し、岩石だらけの小高い丘に登る。こうすれば、少しは空に近づける気がした。

 袖に表示されている時間はまだ正午を過ぎたばかり。二時間くらいはここにいられるだろう、そう思って周囲を見回した。

 何かがいた。

 岩石に色が似ていて自然の迷彩となっているが、確かに動いている。

 目を凝らした。

 目があった。

 人間だった。

 防護スーツを着ていない生身の人間。

 そういった外の人間は、フクナシと呼ばれる。


 シェロは走った。丘を駆け下りた。防護スーツの背中にある空気清浄機がジョンガジョンガと軋み、厚底のブーツはブルンブルンと暴れる。

 フクナシは体に毒をもっている。汚染された大地で生身で生きられるのはそのためだ。フクナシに出会うと汚染される。町に入ると町が汚染される。フクナシはその機会を虎視眈々と狙っている。だから、フクナシを見つけたらすぐにでも町の当局に知らせなければならない。シェロは常々そう教わっていた。だから走った。ヘルメットの裏側についたエアーポンプで前髪の汗を吹き飛ばす。熱い呼気で視界がくもる。

 だが、重い防護スーツに体力はあっという間に奪われる。しかも岩石だらけの斜面だ。

 シェロは力なくこけた。ごろごろと丘を転がった。防護スーツは丈夫な素材で、この程度の衝撃ではびくともしない。それは逆に、中にいるシェロが猛烈な勢いで揺さぶられるということでもあった。

 回転が止まるころには三半規管が完全に機能不全を起こし、まともに立っていられなかった。

 だが、本能のなせる業か、親と国の教育の賜物か、シェロはスーツが破損していないか猛烈に不安になり、全身をくまなく触診した。破れている場所はない。呼吸も正常。スーツに搭載された自己診断ブログラムを走らせても、問題はなかった。オールオーケー。眩暈もなおってきたところで立ち上がる。

 足首に痛みが走った。鈍く差すような熱。こけた際に挫いたらしかった。

 片足で進もうとするが、これでは進まない。スーツの重みが邪魔だった。

「大丈夫ですか!」

 フクナシが何か叫んでいた。追いかけてきている。逃げなければならないのに速度が出ない。スーツの中に、挫いた足首を引きずる音が反響する。

「――――ッ!!」

 フクナシの声がかき消される。やっぱり追ってきている。逃げる。けれども、ついに無傷なほうの足も、スーツの重みに耐えきれなくなった。太ももからふくらはぎから、ぱんぱんに張っている。立ち上がることすら億劫で、その場にへたり込んだ。

 息が切れている。口元のストローから水を一口。鼓動は落ち着いても、足首が治ることはなかった。もうだめだ。このままフクナシにつかまって、毒に侵されて、食べられてしまうんだ。

 あきらめて、人生最後の空を見ようとした。

 目の前に、フクナシが立っていた。汚れた布を体に巻き付けている。肌や髪も、なんだか埃っぽくて不潔だった。

「大丈夫ですか?」

 なぜか、言葉が聞き取れた。腰をかがんで首をかしげている。はっと何かに気づいたようにぴんと背筋を伸ばしたかと思うと、シェロの足元に座り込んだ。

「や、やめ――」

 フクナシは、挫いた足首を両手で掴み、回したり曲げたりいじってくる。鈍く痛むが、それ以上に恐怖のせいで、擦り切れるような叫び声が漏れた。

 このままだと連れ去られる。シェロは暴れようとした。足を振り、両手と体を振って勢いをつける。だがフクナシの腕力は強い。なおも足首に掴みかかったままだ。

「ちょっと、暴れないでください」

「そんなこと言ってもわたしは――!」

「ん、大丈夫そうですね。ちょっとぐねってるだけみたいですから、小一時間も休憩すればすぐに歩けるようになりますよ」

「……え?」

 フクナシの言葉は予想外だった。驚きに停止してしまったシェロの足首を優しくひと撫でして、手を離した。

「ただ、いますぐ無理に歩こうとすると悪化するかもしれません。湿布……は、そうか、あなたがたはそのスーツを一生脱がないんですよね。冷やすものを持ってきますから、絶対ここにいてください」

 シェロの顔をじっと見つめてくる。

「いいですね?」

 答えないでいると、フクナシの眉毛がきっと上がった。

「いいですね!」

「は、はい……」

 勢いに押される形で、シェロは敬語を使った。


 フクナシはきっかり十分後、片手に氷嚢を持って戻ってきた。表面の水滴が地面に落ちて、あっという間に乾いていく。

 同じ場所でへたり込んでいる防護スーツを見つけて安心したのか、歯を見せながら駆け寄ってきた。ところが、スーツに氷嚢を当てようとして固まってしまった。

「そういえばこのスーツって、断熱性はどうなんですか?」

 顎に手を当てて真剣に考えている。すくなくとも、シェロの足を心配しているのは本当らしい。

「えっと、わたしの腕、ここ」

 シェロは恐る恐る答えながら、右の肘当たりのカバーを外した。細いパイプがいくつか覗いている。

「温度調節用のホース。ここに当ててくれれば、あとはこっちで調節する」

「なるほど」

 フクナシはシェロに従って、氷嚢を肘に当てる。スーツの断熱性は高く、温度の変化は感じない。だが、温度調節機能をいじってひねった足首を冷やすように操作すると、患部がすぐに冷たくなった。外傷を負った時の機能だった。痛みがどんどんひいていく。

「えと……ありがとう、助かった……」

 フクナシには気をつけろ。これは親の教育だ。

 だが、人から施しを受けたら絶対に感謝しろ、それも親の教育だった。

 フクナシから施しを受けた時にどう対処していいのかは教わっていない。気を付けるべきなのか感謝するべきなのか。一見矛盾しているように見えるが、シェロは曖昧に感謝を述べてこの場をやり過ごした。

「いいんですよ、けがした人を見捨ててはおけないです」

 シェロはあっけにとられる。目の前のフクナシは、とてもいい人に思えた。フクナシには気をつけろ、という親の教育が揺らぐのを感じる。このフクナシは、信じてもいいのだろうか。ある疑問がよぎり、素直にぶつけることにした。

「ねぇ」

「なんです?」

「あなた、わたしのこと、食べたりしない?」

 フクナシは腹を抱えて大笑いする。シェロはびくりと背筋を伸ばした。悪事がばれた悪役の笑いなのか、冗談を笑い飛ばしているのか、判断がつかなかった。

「しませんよそんなこと。心外ですね」

 幸い、後者だったらしい。

 あーおなか痛いと腰を折り、目元を指で拭う。そのしぐさは、一生をスーツのなかで過ごすシェロたち町の人間にはできないことだった。そのせいだろうか、とても人間らしいしぐさに見えた。スーツがなければ、ああやって自分の指で自分の顔に触れる。スーツがなければ、生の空が見れる……。

「まったく、あなたたちはわたしたちのことを何だと思ってるんですか」

「何って……なんというか――」

 それからふたりは、シェロの足首から痛みが引くまで訥々とおしゃべりをした。フクナシはマールと名乗った。シェロも名乗った。それぞれの暮らしぶりであったり知っている知識であったりを話し合った。

 そこから得られた結論は、フクナシも町の人間と、同じ人間なのだということ。

 いや、それは語弊があった。

 暮らしぶりは当然違う。科学と豊富な物資と潤沢な情報に囲まれて暮らしているシェロと、自然の中でわずかな資源を探すマール、暮らしぶりは正反対で、持っている知識も正反対だった。ただひとつ、ホモ・サピエンスという同じ種類の動物カテゴリーに属しているらしいことが分かった。

 それならなぜ、自分たちはスーツのなかでしか生命を維持できず、マールたちはスーツ無しで生命を維持できるのか、シェロは疑問に思う。すなおにマールにぶつけてみた。

「それはわたしもわからないですね」

「だよね……」

「いちど脱いでみたらどうですか、そのスーツ」

 シェロは露骨に後ずさって驚いた。

「冗談ですよ冗談」

「もう、やめてよ、びっくりするじゃない」

 胸に手を当てながら安心の一息。ヘルメットが曇る。

「でも……」

 透明になったヘルメットで、空を見上げる。

「スーツを脱いだら、あの空が見られるんだよね」

 ヘルメットはミラーコーティングだ。この湾曲した薄い板状の物質によって、可視光線のいくらかが反射され、吸収され、色を変えられている。

「わたしが、シェロの素顔を見ることもできますね」

「……たしかに」

 ミラーコーティングは中から外を見ることはできるが、外から中を覗き込むことはできない。だからマールはシェロの素顔を知らないし、シェロは両親の素顔を知らないし、両親もシェロの素顔を知らない。なんなら、本当の声だって怪しいものだ。

「でも、スーツを脱ぐのはちょっと勇気がいるかな」

「そうですよね。逆の立場だったら、わたしも無理です」

「……ねぇ、また会えないかな」

 マールは大きくうなずいた。


 それからというもの、正午に、小高い丘で、ふたりで会っていろいろなことを話すのがふたりの日課になった。

 シェロは町で話題になっているドラマのストーリーを話した。通じない用語がたくさんあったので、かいつまんでかいつまんでいくうちに、結局はシンプルな人間ドラマになってしまった。マールは、村に伝わる神話を話した。倫理も論理もまったく通じなかったが、それを笑うと天罰が下るぞ、と脅した。

 別の日には、太陽について話した。シェロにとって太陽は、水素核融合によって熱を発する、表面六千度の天体である。マールにとって太陽は、空をひたすら一方通行する、神の乗り物である。

 別の日には、好きな食べ物を話した。シェロは人工肉のマーガリン添えが好きだった。マールはヘビの丸焼きを骨ごとかぶるのがご馳走だった。

 そんな日々が一週間ほど続いた。

「ねぇ、シェロ。最近町の近くにフクナシが出るらしい。散歩は禁止しないけど、ちゃんと気をつけなさい」

「そう。フクナシに出会うと何をされるかわからないし、シェロの身にも危険が迫る。油断はしてはいけないよ」

「うん、わかった。行ってきます」

 ドキリとした。

 自分がマールと会っているのがばれているのではないだろうか。いや、それにしてもこんな回りくどい言い方はするだろうか。ばれてない、きっと大丈夫。

 そう思った瞬間、両親に怒りがわいた。フクナシの何がわかる。マールの何を知っている。挫いた足の治療をしてもらったことを知ったらなんて言うだろうか。一方的に危険な存在だって決めつけてるだけじゃないのか。

 だが、そんなことは言い出せなかった。

 シェロは、今日もおとなしくマールに会いに行くだけだった。

 シェロは情報の検索方法を教え、服の操作方法を教えた。マールは動物の捕まえ方を教え、村でのあいさつを教えた。

 そんな日々がまた一週間続く。シェロは散歩に出かけるたびにフクナシのことを口酸っぱく聞かされ、内なる反抗心はどんどん膨らんでいった。同時に、町の人たちからの圧を強く感じるようになっていった。

 そうして、終わりは唐突にやってくる。

「シェロ。あなたがフクナシと会ってるって、うわさに聞いたのだけど」

 反論できなかった。肯定もできなかった。

「ごめんなさい、言い方がきつかったかもしれない。あなたがフクナシと会ってるなんて、わたしたちは信じていない、ただの見間違いだって」

「いいかい。これからも、フクナシと会ってはダメ。何よりシェロ自身の今後にかかわってくることなんだ。何をされるかわからない。シェロの体がどうなるかわからない。そして、シェロが周りからどう見られるかわからない。悪いデマが収まるまで、しばらく散歩はお休みしてもいいんじゃないのか?」

 気持ち悪くなった。

 フクナシと会って、マールとあって、何をされるのか、体がどうなるのか、周りからどう見られるのか、それを一番知っているのはシェロ自身だった。けがを治してもらって、体は健康だし、むしろ変な目で見てくるのは町の人たちのほうだった。

 シェロは行ってきますも言わずに、家を飛び出した。


 丘のふもとまで一気に走ってきて、シェロはふと足を止めた。頂上ではマールが手を振っている。

 ここにきてシェロは、両親の言葉に従ったほうがいいのでは――と不安になった。自分は一人では生きていけない。マールならこの荒れ果てた大地で一人でも生きていけるかもしれないが、町の人間であるシェロは、大地はおろか町ですらひとりで生きていけない。町とは、社会とは、そういうものだ。常に他人との相互作用が存在する。自然との一対一で完結するマールとは違う。

 マールのことは好きだった。話は面白いし、ネットの検索で出てこないようなことをたくさん知っているし、性格だって町の誰よりよかったし、何より、シェロにあたたかく触れてくれた。

 この丘を登れば、マールを選ぶことになる。

 引き返せば、町を選ぶことになる。

 なんとなく、そんな気がした。

「シェロー! 待ってたよー! 早く早く!」

 決めた。

 こうやって大声で楽しそうに読んでくれる人が、町にいただろうか。

 シェロは丘を駆け足で登って、開口一番。

「わたし、スーツを脱いでみようと思う。代わりにマール、これを着てみない?」


 ふたりは互いの服装を交換した。

「こんな何もないところで服なんて脱げない、恥ずかしい!」

 と言っていたが、物陰だったらいいよね、と納得させた。

 だが、勢いよくスーツを脱いだシェロを見てまた恥ずかしがった。

「そのスーツ、裸なの?」

「どういうこと? ていうかなんで恥ずかしがってるの」

 シェロは裸という概念も、裸を見せて恥ずかしいという感情も、理解できなかった。町の人間は一生スーツの中で過ごす。町の人間にとってスーツを脱ぐというのは、別の世界に足を踏み入れるようなものだった。

「ううう……」

 顔を指で隠しながら、それでもちらちらと見てくる。

 シェロはまず首から下の部分を着脱した。まさか自分が使うとは思っていなかったが、緊急時のマニュアルとしてスーツの脱ぎ方は脳に叩き込まれている。それでもヘルメットを脱ぐのは少し怖かったから、下からいった。

 皮膚に熱が走る。チクチクと細かいものが刺さるような感覚。何かに撫でられているような気もする。

 完全な裸体を空気にさらして、驚くほど体が軽くなった。こんなに重いものを背負っていたのか。こんなに不自由だったのか。こんなに、世界は広いのか。

「シェロの体、きれい……」

 そして、ヘルメットを脱ぐ。おさめられていた髪がほどけ、まぶしさが彼女を包んだ。

「うわ、臭っ! 目ぇ痛い! 喉いがいがする!」

 それが最初の感想だった。これが大人たちの言う毒なのだろうか。でも、全然嫌な感じがしなかった。むしろこの微細な刺激こそが、生きているという証拠なのではないか、そんな気がした。

「でも、空、きれい……」

 何より、本当の青を見て、シェロの世界は一変した。見渡す限りの空、大地、光、空気、音、におい、熱、何も食べていないのに舌が味を覚えている。外の空気には味まである。

「どうしたの、マール?」

「う、ううん、シェロ、村に来たらきっと人気者になるのになぁって……」

「本当? だったらわたし、村に行っちゃおうかな」

「みんな歓迎するよ! でもその前に、この服、着ないとだね」

 スーツと服を交換する約束を思い出し、マールはおずおず裸になった。シェロが仁王立ちしているのに対して、マールは両手で体を隠している。

「もう、何その恰好」

「シェロのほうこそ! わたしたち女の子だよ!」

 シェロはマールの服を着て、マールはシェロからスーツの着方を教わった。

「おー、マールの服かっるーい。飛び回っても疲れない」

「シェロのスーツもすごい快適。涼しいし、あ、水もおいしい」

 なんだか、すごく楽しかった。マールの新たな一面が見れたし、自分の新たな一面が発見できた。

 何より、さんざん汚染されていると教えられてきたこの大地で、普通に呼吸ができていた。スーツなんて必要なかった。大人たちは嘘をついている。後ろめたいことをしているに違いない。それが分かった。

 ここに来てよかった。

 フクナシは見つけ次第報告しろ、という義務を破って、マールへの愛を優先して本当によかった。たぶん、もう自分は町に戻れないだろう。それでもいい。マールがいる。マールが歓迎してくれるのだから。

「そこのフクナシ! 動くな!」

「シェロ、何やってるの! 離れて!」

「早くこっちに来て!」

 直後、たくさんの防護スーツが丘を取り囲んだ。

 町の人間がどんな表情なのか、ミラーコーティングのヘルメットのせいでうかがい知ることはできなかった。


 シェロは死んだ。町の人間に全身をハチの巣にされた。その上から粘度の高い燃料をかけられ、徹底的に燃やされた。

 どうしてそこまでするのか。ほんの数時間前までおなじ町の人間だった相手を、どうしてそこまでむごたらしいやり方で殺せるのか。

 マールにはわかった。

 町の人たちは互いの素顔も声も知らない。ただスーツだけが互いの存在を証明している。

 だから、たまたまスーツを着ていなかったシェロはフクナシで、たまたまスーツを着ていたマールはシェロだった。

 マールはシェロのスーツに身を包まれながら、シェロの遺体が燃え尽きるのをぼんやりと眺めていた。何もできなかった。怖かった。なんのためらいもなく、小さな女の子をハチの巣にして燃やし尽くした町の人間たちが、怖くてたまらなかった。

 マールはまだ子供だった。

 だから、決意した。

 大人になったら必ず復讐してやるのだ、と。

 マールのシェロへの愛は、大きな義務へと変貌した。

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