お稲荷様にはどうして狐がいるのでしょう?日本ではどうして狐が祀られていたり、神の使いとされているのか不思議に思った事はありませんか? 訳あり女の子と狐の男の子の軽やかなファンタジーに乗せてその謎に迫ります。 日本の神様の秘密までも解き明かされるかも? 神社に興味のある方はもちろん、特に興味がなくても楽しく読めて、その内にハマってしまうでしょう。 作者様の探究心に心打たれる作品です。
現代社会に忘れさられそうな懐かしく不思議な物語です。どこにでも女子高校生、不思議な少年、付きまとうストーカー(笑)何気ない日常から不可思議な出来事と変わらぬ世界。まぁ、大きな事象というわけではありませんが、小さな不思議が散りばめられ、気がつけば大変な出来事になっている。そんな物語です。長い物語ではありませんので、ご興味をもった方は是非とも読んでみて下さい。
少年の姿をした毒舌狐と、やや残念な少女のやり取りが軽快で読んでいて楽しいです。日本の神さまや神道に関してあまり知らなくても、高い筆力のおかげでストレスなくすらりと読める良作です。
ちょっとお馬鹿な女の子に、ちょっと生意気な狐の男の子。特に序盤は読みやすく、軽いタッチでお話は進みます。 そのためライトな話と思いきや、話はだんだんと日本神話の話まで絡んできて。神様に関する独自の考察・解釈は作者が本当に神様の話が好きだからできたものだと思います。それが話づくりの根幹にあるため、自然とそう言ったちょっと難しい話も頭に入ってきました。 とくに終盤の神様と蛇に関しては、なるほどなーとうなってしまいました。(勉強不足でお恥ずかしい) まだ物語も序盤。これからどう展開していくのかとても楽しみです。
ふわっとした不思議な雰囲気の物語。物語に出てくる歴史等の説明も分かりやすくてスッと入ってくる。 宇佐子のばかっぽさの中に垣間見る地頭の良さとライチとかとのやり取りが面白い。 凄く読みやすくて、神道とか陰陽道の事を全く知らない人でも手軽に楽しめる作品だと思うから、オススメの和風ファンタジー作品。
残念な女の子とツンデレ(?)なキツネの男の子が送る怪奇譚です。伝承や伝統の解説を織り交ぜつつ、シリアスになりすぎないライトな作りになっているため、しっかり浸りながらも読みやすい作品になっているかと思います。このレビューを見たあなたも、独特な和の世界観に誘われてみてはいかがでしょうか?
女の子と狐の男の子が出会うお話です。二人のやりとりが、読んでいてほっこりとします。女の子に起こる不思議な出来事にも注目です。
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