概要
あれはとっても不思議な出来事だったので、途端の状況を上手く説明できそうにありません。よって、誰にも話してはいませんし、話したいとも思っていません。逆に、知られない方が人生を謳歌出来るのでは? と、ニヤついたのは事実ですが、あとの半分は単にめんどうくさかったって事で自白します。
誕生日的な出来事からちょうど一年が経った今日は、なんにも特別な一日にはならず。規則正しく起きて、おじさんから頂いた農場で野菜の世話をした、いつも通りの始まりでした。
お昼休みは自家製サンドウィッチを三つも頂き、お腹いっぱい。「午後はお洗濯をしなくっちゃな~」なんて独り言を垂らして、晴天のお空に笑顔を向ける私です。
とっても、とっても、のどかなこの世界にて、春のような穏やかな風を胸いっぱいに吸い込み、目を閉じてい
誕生日的な出来事からちょうど一年が経った今日は、なんにも特別な一日にはならず。規則正しく起きて、おじさんから頂いた農場で野菜の世話をした、いつも通りの始まりでした。
お昼休みは自家製サンドウィッチを三つも頂き、お腹いっぱい。「午後はお洗濯をしなくっちゃな~」なんて独り言を垂らして、晴天のお空に笑顔を向ける私です。
とっても、とっても、のどかなこの世界にて、春のような穏やかな風を胸いっぱいに吸い込み、目を閉じてい
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