概要
作ったお惣菜を喜んで食べてもらえてうれしいっ……ここは異世界だけど!
【11/25、12/25KADOKAWAメディアワークス文庫様より書籍連続発売!コミカライズも決定! 9回カクヨムweb小説コンテスト プロ作家部門特別賞受賞……応援してくださった皆様に心からの感謝を!】
香織は43歳の主婦。中二の息子と小学校六年生の娘と夫の四人暮らし。思春期反抗期真っただ中の息子と、すっかり可愛げのなくなってきた娘と、文句しか言わない夫に囲まれてそれは幸せに暮らしていました……って幸せなはずない!!
朝から晩まで家事やパートに明け暮れ、誰にもほめてもらえない。家族のために何をしても当たり前で、やってないことや忘れていることがあるときだけ、子どもたちも夫も不満を言う。
パート先でも若い社員の店長に陰口を言われ、すっかり自信を失う香織。
帰り道、気落ちしていろい
香織は43歳の主婦。中二の息子と小学校六年生の娘と夫の四人暮らし。思春期反抗期真っただ中の息子と、すっかり可愛げのなくなってきた娘と、文句しか言わない夫に囲まれてそれは幸せに暮らしていました……って幸せなはずない!!
朝から晩まで家事やパートに明け暮れ、誰にもほめてもらえない。家族のために何をしても当たり前で、やってないことや忘れていることがあるときだけ、子どもたちも夫も不満を言う。
パート先でも若い社員の店長に陰口を言われ、すっかり自信を失う香織。
帰り道、気落ちしていろい
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この小説のおかげです!
香織という主人公の名に親近感を覚えて読み始めましたが、これは良いです!主婦ならば多かれ少なかれ共感できます。いや、主婦に限らず。家族のためにと生きることはお互いの感謝や思いやりが無いと破綻するのーー!
幸い、香織の食卓ほど冷え切ってはいないのでトラ転の必要はないですが。
3日に一度は訪れる晩御飯作りたくない病(が、結局作る)がこの小説を読み始めてから鳴りを潜めています。シンプルながらも丁寧な香織の料理や、料理に対する姿勢に思いを馳せながら、機嫌良く晩御飯を作っております。この小説のおかげです。ありがとうございます!
あと香織の、相手の側からも考えられる思考が素敵。 - ★★★ Excellent!!!異世界で開店お母さん食堂! 料理の秘訣は母の愛
主婦の織田川香織は交通事故に巻き込まれ、目覚めると異世界で難民の美少女に憑依していた。町医者の華老師に救われ、身を寄せることになった香織は、自分が得意とする料理の腕前を活かした大衆食堂を開くことに……。
ヒロインの香織は主婦歴15年のベテランお母さんです。彼女の作る料理は、ごく普通の家庭料理ですが、それでも異世界の人々にとって初めて味わう異国の味わいです。
玉ねぎのおひたし、粉ふきイモ、小松菜の和え物、お豆腐と大根とネギの味噌汁、甘い玉子焼きなど、見た目は地味ですが食べる者の健康や好みを考えて香織が真心こめて作り上げた品々です。
近隣の小さな子供や、ひと仕事を終えた労働者、赤ん坊…続きを読む