第26話 魔女討伐は船頭だらけ

「魔女赤坂の討伐には、まず魔法のペンが必要です」

「その前にダゴン教団の古代魔術がですね」

「いや、ニューラルネットワークを使った最新の人工知能でなければ」

「今川家に伝わるそれがしの兵法こそがこの局面を」


 シロウさんとシール君と成井さんと新田さんの参謀会議は、そろそろ5時間を超えていた。


「ものすごい濃い船頭だ……山どころか宇宙に行きそう」


 こうけんさんが真顔で悩んでいるが、こんなことで気にしてはいけない。ここから先、まだまだとんでもないのがやってくるぞ。


【登場人物紹介】


シロウさん:武術クラスタ(万年筆調整師・武術愛好家)

黒幕赤坂パトリシアを討伐するためには、天使との契約書を作れる魔法のペンが必要と解明する。本物は壊されてしまったため、彼が全く同じ作り方を推測して複製する。ペン自体は完璧にできたが調達したインクに赤坂の血が混じっていたため天使が暴走。地下都市は魔界となる。



シール君:創作クラスタ(クトゥルフ・ホラー)

魔界となった東京を訪問、回復薬の商人となるがそれは表の姿であり、古代の眷属の力を借りて魔族との対決に備える。

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邪神任侠 家出JCを一晩泊めたら俺の正気度がガリガリ削れた

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こうけんさん:創作クラスタ(現代ファンタジーほか)

素性の知れない謎の男。

完全覚醒した魔女に武力は一切通用しないと気付いている唯一の人物であり、魔女殺しの秘策を探している。

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太極の魔女と魔女殺しの太罪

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せいろがんさん(敬語になってない):創作クラスタ(ラブコメ)

データサイエンティスト。封印された秘儀を再現するため、人類の叡智ディープラーニングを駆使して天使との契約書を再生する。卓越した知能と虚弱な胃腸を併せ持ち、ふらふらになりながら都庁ロボの起動に成功する。

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私の教授がエロラノベ作家なので卒業しちゃってイイですか?

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885413330



新田さん:武術クラスタ(少林寺拳法ほか)

武家の末裔。赤坂パトリシアが放つ魔族たちへ対抗するため、家伝の兵法を都庁ロボへ伝授し、今川家再興を目指す。

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