第64話 偉大(ということに)な(ってい)る召喚者

 異世界に転生した武芸者と作家たちの前に、後光の代わりに巨大な「あ」という文字を背負った眼鏡のおじさんが語りかけてきた。


「よくぞ来た、勇者あむりん、そしてその魂の双子えなてぃよ」


 あむりんの隣になぜかえなてぃが復活している。いよいよ真の敵に立ち向かう時が来たという事であろうか。 


「あやめさんじゃない。キャスの時の口調と全然違わない?」

「この前は文フリ大阪お疲れ様でした〜」


 あむりんとえなてぃが当たり前のように答えた。


「せっかくいい役もらったんだからもう少しキャラ作ってくださいよ!」


「私を瓦礫に埋めかけたのはあんたかぁ!!」

「わらわをずぶぬれにしたことは忘れぬぞえ!!」


「ごめんやっぱいつも通りでいい」


【登場人物紹介】


あやめさん:創作クラスタ(SF、現代ものほか)

勇者あむりんとそのスペアカードえなさんを創造した異世界の大神にして異世界へ武術家と創作家を呼んだ張本人。巧みなマネジメント能力により雑多な武術創作集団を発展的に解消、結社「イセカイケイ」を編成し大魔王との対決に備える。

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#セカイケイ

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885028697

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