概要
空手、柔道、ボクシング、ムエタイ、果てはサンボやパンクラチオン等々……。彼女の前に立ち塞がるのは数多の流派の闇格闘家達。敵は全員男性で男女対戦という不平等な条件の中、娘を守る為に必死で戦い続けるレイチェル。果たして彼女は闇試合を生き延び、娘と共に悪夢の島を脱出できるのか――!?
悪意のアリーナを舞台に、美女の汗と肉体が舞い跳ねる! 究極の格闘アクショ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!格闘マンガを小説で表現する……尊い!
この度は【アツいバトルを文章で】というニッチな企画にご参加いただきまことにありがとうございます。タイトルとあらすじが企画者である私の目論見にガッチリ合致したので早速拝読させていただきました。
感想ですが、非常にわかりやすく、雑味のない格闘表現が上手だな、と感じました。
女性が主人公なのに次から次へと男の格闘家が現れ、勝ち進むにつれて主人公の条件が不利になる鬼の様な舞台で戦う主人公の姿にアツさと感動を禁じえません。
自分も格闘、戦闘が物語の大きな要素となる小説を書いているのですごくわかるわーという点が多々ありました。
難しいですよね、格闘表現。私は特に音とか野暮ったくなりがちで苦手です。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!異種異性混合格闘試合、勃発
女格闘家レイチェルはシングルマザー。
愛娘エイプリルとともに幸せな日々を送っていたが、ある日その彼女が謎の組織に誘拐されてしまう。
その組織からの要求は、自分たちの開催する格闘技の大会へのレイチェルの出場。
そこには様々な格闘家たちが集められていたが、信じられない条件を耳にすることになる。
それは、『男女混合試合』。
しかも、女性は唯一レイチェルのみ。
休む暇をも与えない連戦。度々彼女に悪く働くよう変更される不平等なルール。
その過酷な世界で、果たして愛する娘を取り戻せるのか……?
圧倒的な肉体的なハンデ。フィクションでは無視されがちなそれとマジメに向き合い、如何な技量を以てして、並居…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ブレイク・スナイダーの脚本術的映画シナリオ風小説
当方も格闘小説を書く為に、創作サイドの視点で大いに共感出来るはじめての作品でした。
その為、読者としてよりも創作的な視点の感想になる為、観る方によってはあまり参考にならないレビューになるかも知れない事を先ずはお断りしておきます。
また、当方はまだオリジナル小説を書きはじめて1ヶ月ばかりのペーペーの意見なので的外れな事も多々あるかと思いますがご了承下さいませ。
内容は作者様が仰る様に映画的な作品です。
このイベントは描くのに苦労するだろうな、多分躊躇しながら書いたのだろうな等と想像しながら読みました。(この辺りは当方の応援コメントをご覧いただければと思います)
多分自分ならこのイ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!レイチェルは戦う、娘の為に!!
レイチェルは有名格闘団体に所属する総合格闘技の美人女性選手。
小さな大会で少しずつ勝利を重ね、大きな大会でもなんとか勝利を納めて、光る道のりになろうとしていた矢先、一人娘のエイプリルを誘拐されてしまうのだが、そこで待ち受けていたのは、数多の非合法格闘技を競わせる「パトリキの集い」という格闘技の大会を運営する闇組織だった。
「一度でも負ければ、天使の羽は壊される」という運営側の脅しをかけられ、レイチェルは無理やり人質をとられた状態で出場を強要される。
テコンドー、相撲、空手など。
何らかの理由があって連れてこられた凶悪的な猛者に、娘のために立ち向かうのだが、本当に熱く、格好いいんですよ!…続きを読む