概要
母親が凄すぎて自分の凄さがわからない主人公、私が聖女候補生?無理です。
「突然だけどこの家を出て行ってもらえるかしら」
ホント突然だよ!
いきなり突きつけられた金貨100枚の借用書。
両親を失い家を失った私は妹を連れて王都へ向かおうとするが、ついつい騙され見知らぬ領地に取り残される。
「ちょっとそこのお嬢さん、あなたのその聖女の力、困っている人たちを助けるために使いませんか?」
「そういうのは間に合っていますので」
現在進行形でこちらが困っているのに、人助けどころじゃないわよ。
一年間で金貨100枚を稼がなきゃ私たちの家が壊されるんだから!
そんな時、領主様から飛び込んでくる聖女候補生の話。えっ、一年間修行をするだけで金貨100枚差し上げます?
やります、やらせてください!
果たしてティナは意地悪候補生の中で無事やり過ごす事が出来るのか!?
いえ、王妃様の方が怖いです。
ホント突然だよ!
いきなり突きつけられた金貨100枚の借用書。
両親を失い家を失った私は妹を連れて王都へ向かおうとするが、ついつい騙され見知らぬ領地に取り残される。
「ちょっとそこのお嬢さん、あなたのその聖女の力、困っている人たちを助けるために使いませんか?」
「そういうのは間に合っていますので」
現在進行形でこちらが困っているのに、人助けどころじゃないわよ。
一年間で金貨100枚を稼がなきゃ私たちの家が壊されるんだから!
そんな時、領主様から飛び込んでくる聖女候補生の話。えっ、一年間修行をするだけで金貨100枚差し上げます?
やります、やらせてください!
果たしてティナは意地悪候補生の中で無事やり過ごす事が出来るのか!?
いえ、王妃様の方が怖いです。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!頼りになるようで、ならないようで、やっぱり頼りにされる主人公
両親が亡くなり、これから妹と頑張ろうとしていたところで、突然現れた叔母から借金を負わされた主人公。
借金返済のために紆余曲折あって、聖女候補生の1人として修行することに。
唯一の平民候補生として最初は少し大変なこともありますが、聖女の能力で活躍し、少しずつ交友関係を広め。
そして、亡き両親の秘密にも触れてゆく。
主人公は根が善良で、騙されやすいお人好し。
ですが、些細な仕返しも実行してしまう人間味も最初から持っています。
そのため、周囲の人に振り回される場面、悪役にやり返す場面等でも、行動原理に一貫性があって、より気持ち良く読むことができます。
また、主人公が少々奇嬌な性格をしている…続きを読む