うん、まさにそんな感じですね。恋したり、傷つけられたり、疑ったり、諦められなかったり。主人公の小鳥だけじゃなく、メインの四人全員が友情と恋を経験して、成長していっている感じがいい。これぞ青春です。 主人公が変に賢く立ち回ろうとしてなかったりするのも、成長途中のすれていない女の子という感じで共感しやすかったです。……く、決して色恋沙汰に縁遠かった青春だったからじゃないやい! 個人的には、尾上君がさり気にイチオシ。何気に男前のような気がします。桃ちゃんもですが。こんな子と友達にならないなんて、もったいなさすぎる……。
けっして、突拍子のない話ではなく、無理のない話の展開。ああ、うん。って、読んでいて心の中でうなづける。誰かに自信を持って、お勧めできる作品です。
もっと見る