第24話 新企画 取材同行 初体験
ただいま12月号原稿の推敲を重ねています。
これから月末に向けて、編集者とやり取りしながら最終稿に仕上げていくのですが、お陰様で今回もそれほど改稿の回数は増えない模様で安堵しています。
前回お伝えした新企画ですが、編集部内での最終会議(年末くらいまでにあるらしい)を前に、その企画にニーズがあるかどうかの調査を担当編集者が行うのが通例だそうです。
それは、類似した本・企画・記事の調査だけでなく、実際に読者層に匹敵する方々に直接に取材に伺い、需要があるか、あるとすればどのような内容が相応しいかを調査することも含まれているのだそうです。
予算の関係で取材先は都内近郊に限定&担当編集者のみ、だそうですが、せっかっくの機会なので、自腹で良いので同行させて欲しいとお願いしたところ、編集長にご快諾頂けまして、早速先月末から数か所、ご一緒させてもらいました。
実際の読者にお会いするのは、周囲の知り合い以外では初めてのことですし、やはり現場で日々奮闘されている皆さんのご意見や見識はとても貴重なものです。当日は必死で取材ノートにメモり、それを元に編集者と打ち合わせを行っています。
また、余談ながら、取材に伺う際のマナーや必要な配慮なども、併せて学ばせて頂けて、感謝に尽きませぬ。
なにより有り難かったは、取材させて頂いた皆さんが「偉くて超忙しい」方々ばかりなのに、快くお時間を割いて下さっただけでなく、ほぼ毎回、予定時間を大幅にオーバーしてお付き合いくださり、私たちの新企画が形になるのを楽しみにしていると仰ってくださったことです。
なんと嬉しいことでしょう。新しい企画へのエールに、大きな力を頂きました、頑張るぞー!
そして、現在の連載も、気付いたら残すところあと3回なのです。
これまではネタが尽きることばかり心配していましたが、ここまでくると逆に、「書きたいことを全部書けたか?」が心配になるから、勝手なものです。
年間連載をひーひー言いながら書いた今年の日々が、いつかきっと懐かしく思い出され、良い思いだけが残るような気がします。
こうして人は前に進んで行くのだなと改めて思いました。
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