第21話 入校前 読者目線で先手必勝
お陰様で9月号も無事に校了を迎えました。
今回は、編集部とのやりとり及び推敲の回数は過去最少回数で収まりました。
引用が少なかったので確認の手間が省けたことも理由の一つと推測されますが、
少しは成長しているのかもしれません。
この年になってもまだそう感じられるというのは、とても幸せなことだと思います。
今回は、書きたい内容と書ける内容の差を乗り越えて「読者目線」を意識できたことと、最終段階での編集部内校正でほぼ直しゼロのレベルまで仕上げられたことに、とても満足しています。
タイトルやサブタイトルが適切なのはもちろんのこと、論理構成や流れをきちんと作れていること、分かり易く読みやすいことにも力点を置いてきましたが、
今回はそれに加えて読者視点をかなり意識して完成させました。
「読んでいて気にならない」「さらっと読める」は当たり前だけれども、
「もしかすると編集部内の校正では引っ掛かるかも?
あるいはそこでスルーされても、読者で違和感を持つ人は居るかもしれない?」
そう思う点が少しでもあれば、徹底的に直すことにしました。
そして、最後の最後にどうしてもこれは直した方が良い、と思った一点を入校直前にお伝えしたところ、嬉しいお返事がありました。
「ナイスです! その点は編集部内では誰も気付きませんでしたが、言われてみれば至極もっともな点ですので、そのように修正して入校します」
連載を初めてちょうど半年。初めての「先手必勝」となりました。
さて、読者のみなさんはどんな風に受け止めて下さるでしょうか。
楽しみです。
そんな風に思えるようになったのも、余裕が出てきた証拠かな?
いやいや、勝って兜の緒を締めよ、ですね。
油断大敵、これからも頑張ります。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます